2023年2月14日火曜日

ハイデラバード食い倒れ紀行2~南インド周遊旅行2023(3日目)

 2023年2月7日(火)、昨日早く床に就いたので4時過ぎには一旦目が覚めた。

ただまだ暗いのでベットでダラダラ過ごし、明るくなった7時頃起き出す。ここハイデラバードはデカン高原に位置するせいか朝は結構冷え込むのだが、寒いというほどでもなく過ごしやすい。


朝食は昨日食べておいしかったハイデラバード駅の東側にあるCafe Persiaのエッグパイのようなものを食べに出掛けた。


ただここは立ち食い専門なので、椅子のある別のイラニーカフェに移って同じような揚げパイをもう一つ(こちらの具はベジだった)とチャイを頂く。合わせて30ルピー。付け添えの揚げた青トウガラシがピリ辛でうまかった。


一旦ホテルに戻り、少し休憩してから本日の行動開始。まずは持ってきた湯沸かし用のコイルヒーターが昨夜壊れたので、買い物がてらベガンバザール(Begum Bazaar)というエリアに行ってみることに。


すると弁当箱や水筒なんかを並べたお店があったので聞いてみるとあっさり出てきた。値段も110ルピーと手頃だったので即決。ただこのエリア、ごちゃごちゃとお店はいろいろあるけれど、ごく普通の商店街のような雰囲気。市場好きの私としては歩き回ってそれほど楽しいところでもなかった。


続いてハイデラバードのシンボル、チャールミナールを見に行くことにした。喉が乾いたので途中でサトウキビジュースを飲んで休憩。写真のプラスチックのカップは20ルピーだが、一回り小さいグラス1杯で10ルピーだった。


交通量が半端なく多くて歩き辛いハイデラバードだけど、チャールミナール周辺は歩行者天国になっていて快適だった。さて、お昼近くになったので食事処を物色していると、ビリヤニ80ルピーの看板に惹かれてその名もCharminar Hotel and Catererというところに入ってみた。


ここはメニューはチキンビリヤニとマトンビリヤニの2択だけど、実際はチキンかビーフの2択だった。今回はビーフにしてみる。


店はガラガラでちょっと心配だったけど、テイクアウト中心で割りと繁盛している様子。80ルピーにしては味もボリュームも大満足だった。場所はチャールミナールの南東辺り。Google mapには載ってないので隣のMoon Beef Shop(肉屋)が目印。


帰りは散策がてら別の道をぶらぶら歩き回ってみる。泊まっているSwadesh Lodgeの周辺は家具屋ばかりであまり面白味がないのだけど、ようやく飲食店や屋台が少しだけ固まっているエリアを発見。


大繁盛しているチャイ屋はありがたいことに1杯8ルピー。歩き疲れた体に甘いチャイが染みわたる。


ホテルに戻るとシャワーと洗濯を済ませ、買ってきたコイルヒーターでお湯を沸かしてコーヒーを飲む。お気に入りのクラシックを聴きながらのコーヒータイム最高!前のは確か中国製だったけど、これはインド製っぽい。長持ちしてくれるといいのだけど。


さて、夕食は近場で済ませようとハイデラバード駅前にやって来た。数軒並んでいるうちの一つに、看板にビリヤニの文字があったので入ってみた。マトンビリヤニ100ルピーを注文。


ここは専門店ではなく何でも出すお店。出てきたビリヤニはやはり味、ボリュームともに中途半端な感じが否めなかった。確かに長粒米ではあるけどバスマティ米ではなさそうだし。ここで食べるくらいならAlhamdulillah Hotelまで行けばよかった。物足りなくて、


結局Alhamdulillah Hotelがあるエリアまで歩き、ハイデラバードでは一度は食べてみたかったハリームを食べてみることに。ハリームは濃厚なシチューのような、肉をペースト状になるまで煮込んだムスリム料理とのこと。


スパイシーな味のなかにミントのさわやかな風味が広がり、最高にうまい!1杯35ルピー。


最後は昼間見つけたチャイ屋でチャイ(8ルピー)を飲んで〆る。ビリヤニはいまいちだったけど、そのお陰でうまいハリームを食べることになり、結果的には大満足で一日を終えることができたのだった。