2023年2月12日(日)、相変わらず虫に怯えながらの痒い夜を過ごし、Ashiyana dormitoryのベッドで朝を迎えた。
7時過ぎに起き出して朝食に出掛ける。今日は昨日の店の隣の店に入ってプーリを頼んでみた。しかしこれは失敗だった。サブジは隣の昨日の店の方が断然おいしかった。30ルピー。
さて、今日は夜行列車でヴィシャーカパトナムに向かうのだが、Ashiyana dormitoryも24時間制なので10時にチェックアウトしなければならない。夕方まで延長できるか聞いてみたところ、それだともう1泊分の250ルピー掛かってしまうとのこと。
そんなに払いたくないのでチェックアウトしてフロントに荷物を預け、出掛けることにした。今日はパメラ(Pamela)というところで定期市が開かれるのだが、ここジャグダルプールでも開かれているはず。まずはジャグダルプールの定期市を見物に出掛けることにした。
サンジェイ市場の方に行ってみると、既にすごい賑わい!さすがに定期市の日だけあって一昨日よりも売り手も客も断然多い。
ひとしきりぶらついた後、昼食にしようと思ったものの、相変わらずまともな飲食店は見当たらないので軽食で済ませることに。
初日にも食べた屋台でドーサ(30ルピー)。
お昼前、そろそろ本命のパメラに行ってみることに。パメラ方面に通じる交差点でバスが来ないかと待っていたところ、パメラに行くというオートリキシャに声を掛けられる。いくらか聞くと100ルピー。高過ぎるのでとりあえず50ルピーと言ってみるとあっさりOKとなった。
もしかすると50ルピーでも高過ぎたのかも。20分ほど走ってパメラに到着。定期市は幹線道路脇の林の中で開催されている模様。
ただ、12時過ぎのこの時間、まだ準備中で閑散としている。もう少し遅く来た方がよかったみたい。
歩き回っていると、すでに飲み始めているおっさんらに声を掛けられ、私も混ぜてもらうことに。こちらも微発泡の濁り酒。言葉は全く通じないけど「Rice?」と聞くと「Rice, rice!」といっていたので米から作っているのだろう。
左の茶色い葉っぱに乗せられた塩に唐辛子とハーブをまぶしたものを当てにして飲む。ここも500mlくらいで10ルピー。
次はもう少しまともなつまみを出しているおばちゃんのところで茶色いお酒を飲んでみる。
こちらはほの甘いお酒。つまみは骨ばかりだけど鶏肉の炒め煮だろうか。なかなかうまい。合わせて30ルピー。
賑わい的にはジャグダルプールの方が上だが、こちらはお酒コーナーが充実している。
それに牛市、
水牛市、
ルールはよくわからないけど闘鶏なども。こちらの方がかなりワイルドな印象。
クリーとかコッキーボンデュとか、レアカラーのハックルがずらり。コックネックのハックルケープって、何となく鶏の喉元辺りの羽根かと思っていたけど、こうしてみるとトサカの周りから首の後ろにかけての羽根なんですね。最早フライマテリアルにしか見えなかった。
揚げ物屋で10ルピー分購入。
薪で調理している!
満足したところでそろそろジャグダルプールに戻ることにする。帰りは値段を聞かずに声を掛けられたオートリキシャに乗り込むと、
ジャグダルプールまでは20ルピーだった!行きはかなりボラれたことになるけど、まあ仕方ないか。値段を聞いてしまった私の負け。
ホテルに戻る途中、昼間っからビールを飲んでいる揚げ物屋のおっさん連中に捕まる。一人ずつと写真を撮られて解放された。
今日はこれから夜行列車でアーンドラプラデシュ州のヴィシャーカパトナムに移動する。ホテルのロビーでしばらく休憩させてもらい、非常食に揚げ菓子を20ルピー分を購入して16時過ぎに駅に向かった。
ジャグダルプールからヴィシャーカパトナムまではSLクラスで220ルピー。ネットをチェックすると座席が決まっていた。S3車両の64番寝台。さすがにIT大国インドだけあって、列車の運行状況もネットでチェックできる。それによると3、40分遅れている模様。
インドのSL(スリーパー)クラスは向かい合わせの横向き3段と縦2段の寝台がある。今回は一番好きなポジションの縦の上段。ここが一番落ち着いて寛げる。夕食は車内販売を期待していたのだけど、なぜか回ってこず。仕方なく非常食の揚げ菓子でしのぐこととなった。