2023年2月18日土曜日

デウダのサタデーマーケット~南インド周遊旅行2023(7日目)

 2023年2月11日(土)、ジャグダルプールのとあるドミトリーで朝を迎える。

実は昨夜、恐れていた事態が発生。刺されてはいないものの、服に南京虫が付いているのを見つけてしまったのだ。そうなるとベッドが気持ち悪くて仕方ないのだが、もうどうしようもない。

覚悟を決めて、持ってきた蚊帳にくるまって早々と就寝体制に入ったのだった。幸い少し蚊に刺されただけで、朝まで南京虫の襲来は免れた模様。7時頃起き出して朝食に出掛ける。ホテルの向かい側の軽食屋に入った。


ラージャスタンなどでも食べたことがある、一見ピラフのように見えるフレークのようなものを注文。聞いてみるとこれはポハという米を潰してフレーク状にしらものらしい。一皿20ルピーと激安だった。食後のチャイ(10ルピー)を飲んでホテルに戻った。


この日土曜日も周辺のいくつかの場所でハート(定期市)が開かれているはずなのだが、ほとんど英語が通じないここジャグダルプールから、場所の名前を頼りに移動するのは至難の技。今日は幹線道路から近いデウダ(DewdaまたはDeoda)に狙いを絞ってみることに。


Google mapを見せながらデウダに行きたいと聞いて回るのだが、どうもデウダかそれに近い名前の場所がいくつかあるようで要領を得ない。そんな中ようやくライプール行きのバスで途中のソナルパール(Sonarpal)で降りればいいことがわかり、バスに乗ることができた。


バスに揺られること1時間弱、10:45頃ソナルパールに到着。ジャグダルプールからは50ルピーだった。ここからデウダまでは脇道に入って1.5km程のはず。


ただ、11時頃それらしい場所に着いたものの、まだ準備中といった雰囲気。


油や穀物類などを売る準備をしている人たちに声を掛けられ、お茶をご馳走になりながら聞いたところ、市はお昼からとのこと。


ローカルティーと言っていたこのお茶、甘いけどミルクは入っておらず、生姜とクローブだろうか、甘ったるいフレーバーが効いたおいしいお茶だった。


このおばちゃんの売り物のグリーンピースを食えと分けてもらった。


そのまま食べても結構うまかった。インドではマタールという。そうこうしているうち、次々にテントが立ち始めて賑わってきた。


特に珍しいものがあるわけではないものの、東南アジアやインド北東部とも違った独特の雰囲気があっておもしろい。


そして裸足率高め。


道路を挟んだ反対側、やや閑散としたエリアに行ってみると、


そこはお酒を販売するエリア。葉っぱで作ったコップで試飲させてもらうと、微発泡のお酒。米から作ったものだろうか。韓国のマッコリみたいな感じ。


このコップ1杯半、500mlくらいで10ルピーと激安だった。水でも1L20ルピーするというのに。


ほろ酔い加減のいい気分になってメインエリアに戻り、昼食にする。


よくわからない揚げ物セット。激辛の真っ赤なカレーソースに浸けて食べる。20ルピー。


ぶらぶら歩き回って満足したところで、そろそろジャグダルプールに戻ることにする。


帰りは降りた場所の反対車線でしばらく待つと、やって来たバスに乗り込んで無事ジャグダルプールに帰ることができた。帰りのバスも50ルピーだった。手早く水浴びと洗濯を済ませ、しばらく寛いだのち夕食に出掛ける。


この日はAshiyana Dormitoryの隣の隣にある食堂に入ってみた。Google mapによるとここはラージャスタン料理店とのこと。できればチャッティスガール料理を食べたいところだけど選択肢がないので仕方ない。ただここのターリは90ルピーと手頃な値段で味もとてもよかった。


食後のチャイ(10ルピー)を飲み、大満足でホテルに戻ったのだった。今日はデウダの定期市にも行くことができて満足度の高い一日だった。デウダと言ってもほとんど通じないので、最初からソナルパールに行きたいと言った方がよさそう。午後からのんびり出掛けるのがおすすめです。