2023年3月20日(月)、今シーズンもようやく解禁の時を迎えました。
インドから帰ってきてまだ全然準備ができていないので、本当はもう少し遅らせようと思っていたのですが、週間天気によるとこの中の後半からは1週間くらいず~と雨の予報。昨年秋以来川用のフライは全然巻いてないのだけど、まあ手持ちもかなりあるし、今回は初めての鬼怒川の下見も兼ねてということで出発。お昼くらいに鬼怒川畔のかとう釣具店に到着。しかし、駐車場に車を停めようとするとおばあさんが出てきて今日は定休日という。
仕方ないので他の釣具屋に行こうかと思っていたところ、遊漁券ならと、わざわざお店を開けてくれたのだった。どうやら現店主のお母さんで、最近は全然お店には立っていないとのこと。それはともかく鬼怒川の普通遊漁券をゲット。
6500円と安くはないものの、利根川東毛漁協の4700円と1800円しか違わないと考えると高いこともないかな。それはともかく、何でも今シーズンは解禁からよく釣れているとのこと。これは期待できるかも。
13時半ごろから早速釣り開始。9フィート7番のミニスイッチロッドを持って川に降りた。初めての鬼怒川、思ったより川幅は広いけど基本的に浅い感じ。見た感じ平水よりもかなり水が少なそうな雰囲気ではあるけど。
それでも河原が広くてどこもポイントだらけ。さすが人気の銘河川だけのことはある。渡渉しながら釣りやすい方から釣り下っていくと早速ヒット。今シーズンのファーストフィッシュは20㎝くらいのヤマメだった。
車で移動した2か所目でもすぐにヒット。重量感はないものの、いい引きだったので良型のヤマメかと思ったら今度はニジマスだった。そのまま釣り下っていくと18㎝くらいのヤマメを追加。放流量も多いんだろうけど、魚影の濃さはさすが。
この日最後は時期的にはまだ早そうな瀬のポイント。案の定反応なしで終了。平日にもかかわらず釣り人の姿は多いけど、魚もポイントも多いのでストレスなく釣りができた。型は今ひとつだけど初日としては上出来な開幕となった。
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2日目の2023年3月21日(火)、この日は春分の日の祝日。天気もいいので朝からどこも釣り人だらけ。フライの人はライズ狙いの人が多いみたいで、河原にキャンプチェアーを持ち出してライズ待ちしている人も多い。
ガンガン釣り下っていきたい私としてはやりにくいけどまあ仕方ない。日が昇って温かくなってくると中型のメイフライのハッチが始まった。これは楽勝かと思われたものの、そうは問屋が卸さず苦戦。
デカいのがライズしていた、とかさっきここで釣れた、とかいう話を耳にするので魚がいるのは間違いなさそうだけど、この日私のウェットフライにはさっぱりアタリすらない。とは言え今回は下見。とにかく広範囲に川を見て廻ることを優先して深追いはせずさらっと釣っていく。
まだ解禁からそれほど経っているわけではないけど、この状況からすると魚はかなりスレているのかも。結局夕マヅメに小さなウグイが2匹釣れただけでこの日は終了。明日に期待したいところ。
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3日目の2023年3月22日(水)、この日もいい天気。まだ釣ってない場所を廻っていく。しかしやはり反応なし。2か所目に入った場所は深みのあるトロ瀬。しかも中型のメイフライがハッチしていて絶対に釣れそうなのにアタリすらない。
そんな時私がすでに釣り下ったポイントでライズしている魚が。一応戻ってもう一度流してみたもののやはり無視。ハッチしている虫からすると私のフライが合っていないわけでもなさそうだけど、魚はかなりセレクティブになっているのかも。
ここで写真を撮ろうとスマホを取り出してみたものの、なぜか反応せず。しまった。もしかしてやってしまったか?普段釣りをするときスマホはストラップを付けて首からぶら下げて、シャツの胸ポケットに入れている。
ただこの時期は防寒で着込んでいるため、ポケットには入れず、チェストハイウェーダーの内側に入るように無造作に突っ込んでいるのだけど、間違えてウェーダーとジャケットの間にぶら下げていた模様。
おへその上までウェーディングしていたこのポイント、思いっきりスマホを水没させてしまったらしい。ただここは焦らず、乾けば復活することを期待して胸ポケットに仕舞った。その後もう1か所やってみたけどオイカワが釣れただけで終了。お昼過ぎには帰路に就いたのだった。
以前水没させたスマホは、お米の中に突っ込んでおくとお米が水を吸ってくれて復活する、という話を聞いたので帰宅すると早速お米の中に埋め込んだ。そして翌日、期待しながら電源スイッチを押したところ、うんともすんとも言わない。
もう1日お米の中に埋めておいてみたけどダメ。完全に逝ってしまった模様。ということで今回の釣行の写真も含め、いろんなデータが失われてしまうことに。それでも幸いインド出発前に新しいスマホを買っていたのでそっちに切り替えることに。
できればもう半年くらい使ってから切り替えるつもりだったのだけど、これもいい機会だと諦めるしかない。ということで今回の釣行記は写真なし。写真がないと細かいことが思い出せないので釣行記もさらっと終わらせました。
それはともかく鬼怒川、初日は何とか釣れたものの、2日目以降はさっぱりという結果。もう少し繊細にアプローチしないと厳しいのかも。もう少し季節が進んで瀬に魚が入ってればもう少し違った展開が期待できそうだけど。次回は小さめのフライも準備して臨みたい。