2023年3月15日水曜日

マンガロールからバーダーミに向けて出発〜南インド周遊旅行2023(32日目)

 2023年3月8日(水)、マンガロールのNew City Lodgeでの朝。

ここはかなりくたびれている割には蚊取り線香だけで蚊の襲来を免れることができ、恐れていた南京虫も出てこず意外と快適な朝を迎えたのだった。


今日
は夜行列車でバーダーミというところまで移動する予定。24時間制のこのロッジは昼過ぎまでゆっくり過ごすことができる。いつものように6時頃起きて7時過ぎに朝食へ。ここマンガロールで有名なマンガロールバンズが食べられそうな店を探してHotel New Om Mahalというところにやって来た。


インドにしては珍しく8時前のこの時間でも大混雑。バンズを注文。


マンガロールバンズは生地にバナナを練り込んでいる揚げパンで、ほんのり甘くてそのまま食べてもおいしいのだが、付け添えのサンバルやチャトニーを付けても意外にうまい。ケララでは見かけなくなったサンバルチャトニー、カルナータカでは復活。


おいしかったのでバンズもう1個とチャイを追加注文。チャイは濃厚だけど風味からして濃い紅茶と牛乳を後から混ぜたものだろう。全部で55ルピー。バンズは2個で25ルピー、3個だと40ルピー、チャイは15ルピーとのこと。


一旦ホテルに戻って休憩し、9時過ぎから町の散策に出掛ける。商店街のよう
になっているこの通り、この時間でもまだシャッターが閉まっている店が多くて閑散としている。


この辺り旧市街の中心っぽいCity Market。


そこを通り越して海辺まで行ってみることに。


マンガロールは海辺の町なのだが、その先に細長い半島が突き出していて広い川のように見える。


対岸への渡し船があるので乗ってみることに。対岸までは10ルピー。多分10分おきくらいに出ている模様。残念ながら船や桟橋では撮影不可。


5、6分ほどで対岸に到着した。


マンガロール側には高層ビルも見える。


こちら側はビーチになっている。


向こう岸からも見えていたモスク。


対岸側には椰子並木ののどかな集落が広がっていた。


女性はみんな全身黒尽くめ。イスラム教徒の集落なんだろう。


ひとしきり歩き回ってマンガロールに戻った。
昼食はホテル近くのMaya Lunch Homeという店に行ってみた。ビルの3階にあるファミレス風レストラン。スペシャルフィッシュターリ100ルピーを注文。


ここはボイルドライスとホワイトライスを選べたのでホワイトライスにした。確かに2種類のフィッシュカレーに小さなフィッシュフライ、それに貝の和え物も付いて種類は豊富だけどどれも中途半端な感じ。おまけにご飯をお代わりすると別料金で
120ルピー。ここはハズレだった。


さて、ホテルに戻って13時前にチェックアウト。列車は
14:50発なのだが、昨日降りたマンガルールセントラル駅ではなく、市街地から離れたマンガルールジャンクション駅から出る。バスで行けるだろうと聞いてみると、9 、11 、23番のバスだと言う人と11と11Bだと言う人がいた。11番系なら確実に行きそう。


しばらく待っていると11Bがやって来たので乗り込む。ジャンクション駅までは15ルピーだった。


何もないところにあるマンガルールジャンクション駅。


今回乗る列車はここマンガルールジャンクション駅始発。すでに列車はホームに入っていた。SLクラスでマンガロールからバーダーミまでは
500ルピーとやや高め。


今回の席は横列の中段。ここは通常時は背もたれになっていて、好きなタイミングで横になれないので個人的にはあまり好きではないポジション。


列車は定刻の
14:50マンガロールを出発。びっくりするくらいガラガラの状態での出発だったが、生憎私のボックスだけは他に2人いる。


ここからは海岸沿いを離れて内陸に進路を変える。この旅も残り1週間程となり、ハイデラバードに戻る最終局面に差し掛かっている。


この列車はマンガロールからまず東(内陸側)に走り、そこから北に進路を変えて進む。山岳地帯を進んでいく。
かなり標高が上がっている模様。


やがて19時前に日が沈んで暗くなった。そのタイミングで私は空いている一番上の寝台に移ることに。ここならいつでも横になることができる。今日の夕食は再びマンガロールバンズ。もう当面食べる機会がなさそうなので、出発前Om Mahalに行って買っておいたのだ。


サンバルとチャトニーも付けてくれたけど、こぼしそうなのでそのまま食べた。朝のようなふっくら感はなくなっているものの、ほんのりとした甘さは冷めても食べやすい。3個で40ルピー。さて、後は寝ていればバーダーミに着くはず。


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