2日目の2023年3月29日(水)、まだ早朝の釣りには早いとみて朝はゆっくり準備。
ただここは鬼怒川。のんびりしているとどんどん釣り人がやってきてポイントが埋まっていく。8時半ごろようやく空いているポイントが見つかってスタートとなった。まだ虫っ気がないこの時間帯、まずはストリーマーを流してみたけど全く反応なし。そのまま釣り下って下流に続くポイントへ。ここでは小さめのウェットフライに戻してみたけどうんともすんとも言わない。ポカポカ陽気の最高の天気なのだが。。。
次のポイントを求めてうろうろしているうちにお昼前に。増水しているので前回と違って適当に入って渡渉するというわけにもいかず、なかなかいい場所に入れない。早めの昼食を済ませてようやく本日2か所目のポイントへ。
ここでも10番12番の小さめのフライで行ってみたものの、相変わらず反応なし。結構虫も飛んでいるし、アタリくらいあってもよさそうなものだけど。車に戻ってコーヒー休憩していると、何だかやる気がなくなってそのまま夕方に。面倒なので同じポイントでイブニング。
ただ、ラインをこれまで使ってきたインタミのシューティングヘッドからフローティングのフルラインに変更。まだ3月だけどヒゲナガがちらほら飛んでいるので8番のヒゲナガっぽいフライをドロッパー、同じく8番のメイフライっぽいフライをリードに結んで釣り始めた。
メインとみていたポイントには先行者がいるのでまずは近くの小場所へ。ここは淵のようなポイント。昼間は反応がなかったポイントだけど、流れ込み付近のまだ流れが強いあたりでリールからラインを引き出すテイクが。それほど重量感はなかったものの、
23、4㎝ほどのきれいなヤマメだった。リードのメイフライっぽいフライにヒット。フライがよかったのか、それともフローティングラインが功を奏したのか、それとも単なる時合いか。いずれにしてもうれしい久々の本流ヤマメだった。
その後ヒラキでもテイクがあったものの、今度は乗らず。こういう乗らないアタリは魚が小さすぎると思うことにしている。そうしてやって来た本命ポイント、こちらは瀬。核心部は流れが緩む辺りと見たが、念のため頭から流していく。
するとこちらもまだ流れが強いところで待望のヒット!魚が止まったところで竿を立てると乗った。まずまずの重量感。魚を水面に出さないように慎重にやり取りしてキャッチしたのは、
この時期にしてはまずまずの29㎝のヤマメ。こちらはドロッパーのヒゲナガっぽいフライのほうにきた。目標の尺には届かなかったけど、人が多すぎて今ひとつやる気が出ない鬼怒川、これで遊漁券の元は取ったかな。
この日はそれまでで終了。昼間全然反応がなかったのにここでは3回もテイクがあった。釣れれば何でもいいんだけど、何が良かったのだろうか?やっぱり単に時合いだったのか?明日はその辺りを確かめてみたい。