北インド・ラダック旅行2023（計画編）

次の旅行は2023年7月11日（火）から8月23日（水）までの約6週間の予定。
行先はまたしてもインド。行きたいところはいろいろあるけれど、前回取得した1年有効のインドのe-ビザがまだ残っているのと、買うのが結構面倒なインドのSIMカードがまだ有効なんじゃないかと期待して。

陸路国境越えが趣味の私としてはせっかくインドに行くなら周辺国を絡めたいところだけど、残念ながらe-ビザは出国はできても陸路での再入国は不可。コロナ前だったらカトマンズとかダッカからの安い航空券もあったと思うけど、残念ながら今はそれも期待できない。

ということで今回もインド国内周遊がメイン。そこで私的「いつか行きたいところリスト」を眺めていて思い立ったのはラダック。ラダックはインド最北部のヒマラヤに囲まれた山岳地帯で、チベット文化が残る地域として有名なところ。

インドの中のチベットというと以前2018年にスピティ渓谷を旅したけど、今回はその続編ともいうべき旅になる。この辺りは標高3000～4000ｍ、最高で5000m越えの峠もあるらしく、陸路では夏場にしか行けない地域。

インド・スピティ渓谷

そんなわけでインド国内で夏場、という条件を考えるといずれ行きたいと思っていたラダックに行くのは今しかない！と思えたのだった。ただ気になるのは、ラダックはスピティ以上に有名で人気の観光地だということ。

もともと辺鄙なところだし、さらに有名観光地というと物価も高そうだし人も多そう。もしかすると早々に嫌になって戻ることになるかもしれないけど、それは行ってみないとわからないのでまずはやっぱりラダックを目指すことに。

20年の時を経てようやく陽の目を見ることになった旅行人のガイドブック。果たして役に立ってくれるだろうか？さすがに価格などは5～10倍くらいにして考えないとまずそう。重いのでスキャンしてスマホに入れて持っていくことにした。

航空券は成田からジップエアでシンガポールに飛び、そこから陸路でマレーシアのクアラルンプールへ。インドへはクアラルンプール→デリー、コルカタ→バンコクのエアアジア便を買った。そして帰りは同じくエアアジアでバンコクから成田に戻るというルート。

ややこしいルートだけど北インドとタイを周遊しようとするとこの時期ではこのルートが一番安く済みそうだった。全部で7万円くらい。そのうちのバンコク→成田は、コロナでキャンセルになって払い戻しではなくクレジットとして残っていたエアアジアの残金約7500円分を使用。有効期限が今年の8月までだったのでちょうどよかった。

ということで前半はラダック、そこから北インド～東インドを横断して最後の1週間は久々のタイでのんびり過ごして帰ろうというのが大まかな計画。最初の4週間をラダックと北インド、そこから1週間でコルカタまで行って最後の1週間がタイというイメージ。

前半はラダックがいまいちでも涼しそうな北部の標高が高いところでのんびり過ごすつもり。この時期雨季のインド、ラダックはほとんど雨は降らないみたいだけど、ヒマラヤの南は雨が多くて必ずしもいい旅行シーズンとは言えない。

それでも日本の夏に比べれば遥かにマシだろう。これまでは書き入れ時のお盆と年末年始は働いていたけど、今年からは暑すぎる夏と寒すぎる冬はできるだけ海外で過ごすようにしたいと思っている。

ラダックのネット環境がよくわからないけど、旅日記は一応いつものように1週間遅れくらいで更新していく予定。最初の関門は出国の航空券なしにシンガポールに入国できるか？まあ成り行きに任せるしかなさそう。

西日本では雨が続いて大変そうだけど、ここ関東地方南部はすでに梅雨明けのような暑い日が続いている。もしかするとこれから梅雨末期の大雨があるのかもしれないけど、その前に日本脱出！ということでそろそろ行ってきます！