2023年7月15日(土)、この日はデリー発パタンコート行き夜行列車の中で朝を迎えた。
熟睡できるわけではないけれど、完全に横になれる寝台列車はやはり快適。窓のない縦列上段は朝方寒すぎることもなかった。列車は定刻より40分遅れの8:50パタンコートに到着。駅を出て歩き始めるが、まずはチャイを1杯。
ここは駅前価格なのか15ルピーと高め。あまりお腹が減っていないので朝食は後回しにしてホテル探しに掛かる。駅の西側にバスターミナルがあり、その辺りにいくつかホテルが固まっているようなのでそこを攻めてみる。
最初に入ったSuruchi Guest Houseでウォータークーラー付きのダブルルームが600ルピー。ディスカウントは不可。ウォータークーラーはうるさいだけで効かないのでなくてもいいのだが、他を当たるのも面倒になりここに決定。
ただ、部屋中蚊だらけでいきなり刺されまくって後悔することに。とりあえず水浴びと洗濯を済ませ、蚊取り線香調達がてら町の散策に出掛けた。
パタンコートはパンジャブ州北部のパキスタン、ジャンムーカシミール州、ヒマーチャルプラデシュ州にほど近い町だけど、これと言った特徴は感じられず、ごく普通の北インドの町という雰囲気。かなり北上してきたけど平地なのでデリー程ではないにしろかなり暑い。
ひとしきり歩き回ったところでお昼前になったので適当な食堂で昼食にする。英語のメニューがあり、食べたかったターリではスペシャルターリ150ルピーとシンプルターリ100ルピーがあったのだが、朝食を食べてないこともあり奮発してスペシャルターリにしてみた。
しかしこれにはちょっとガッカリ。メインのパニールマサラはタマリンドか、場所的には杏子だろうか、絶妙な酸味が効いていて非常にうまかったのだが、ターリにしては全体的にボリューム不足。これが100ルピーなら大満足なのだが。
口直しにチャイ(10ルピー)を飲んで部屋に戻った。午後はいつものように部屋でまったりと過ごす。
10巻で30ルピーだった蚊取り線香。ただ効き目はいまひとつで、夜に不安が残る結果となった。
こちらは多少の当たり外れはあるけど大満足。ところでこれから向かう予定のラダック、マナリを経由するルートとスリナガルを経由するルートがあるのだけど、宿の人の話によるとこの先のジャンムーからスリナガルまでのルートは不通になっているとのこと。果たして今回ラダックにはたどり着けるのか?