2023年8月2日(水)、今日は夜行バスでここカティヤワール半島のジュナガールから、カンバート湾の反対側、グジャラート州南部のスラトという町に移動する予定。
ジュナガールも居心地がいい町なのでもう少し長く滞在したいところだが、ホテルが高いし既にバスのチケットを買っているので仕方ない。6時半頃起きて7時半頃朝食に出掛ける。今日も明け方は雨が降っていたようだ。ホテルの周りには開いている店がないので少し離れたバスターミナルの方まで行ってみる。やはりこの辺りの店は既に営業を開始している。バスターミナル前にズラッと並んだ軽食屋の一つに入った。
今日は無難に黄色い蒸しパンを注文。ここでは毒々しい緑色のペーストに漬けて食べるよう。味は甘いけどピリ辛なので青唐辛子が入っているのかな。値段は30ルピーとまずまず。
隣のチャイ屋で食後のチャイ(10ルピー)を飲んで戻った。行きとは反対方向に歩いていると、鉄道駅を示す標識が出ていたので朝の散歩がてら寄ってみることに。
ただやって来た駅西側には入口がなく、踏み跡を辿って線路から駅に侵入する羽目に。
駅を出ると向こうに時計塔が見えてきた。昨日マハバット・マクバラー・パレスを見に行ったときに見えた時計塔のよう。
駅の正面に翼を広けたように鎮座するその姿はめちゃくちゃかっこいい。泊まっているHotel Anandはチェックアウト時間が10時となっているのだが、聞いてみると12時まで居てもいいという。午前中はホテルでのんびり過ごすことに。
11時過ぎにホテルをチェックアウトして出発。荷物は預かってもらい、昼食がてら町をぶらついてみる。まだ歩いていない、旧市街のモスクから南に歩いてみることに。
この辺りも賑わってはいるけど特に面白みはなし。
お昼を回ったところでそろそろ昼食場所を物色。今日は夜行バス移動で夕食は恐らくターリになりそうなので、昼食は何か別のものが食べたかったのだが軽食屋ばかりで選択肢がない。
結局大きなロータロー近くにあった渋いターリ屋に入ってみた。Vihar Restaurantというお店。
私が入ったときは開店間際で他に客はいなかったのだが、しばらくするとおじさん連中がわんさかやって来て程なく満席に。人気のお店みたい。私のテーブルも相席となった。
ここはローティだけでなくロトラも選べた。おかずの味もいいし付け添え類も充実している。これで80ルピーなので非常に満足度が高かった。やっぱりカティヤワディ料理はうまい気がする。
途中でチャイを飲んでホテルに戻った。バスは15:20発の予定なのだが、他にやることもないので荷物を受け取って早めにバスターミナルに向かう。
13:30ジュナガールのバスターミナルに到着。ジュナガールは駅もバスターミナルも町中にあって便利。好感が持てる。ただ英語表記の案内はほとんどなく、ちゃんと予約しているバスに乗れるか不安になる。今日乗るバスはここジュナガール始発ではなく、南の海岸沿いの町Somnathというところから来るのだ。
案内で聞いてみると、プラットフォームは決まっておらず、しかもほぼ遅れるだろうとのこと。時間になったらバスが来るのを注意深く見守るしかなさそう。そうこうしているうち、15時半頃上段が寝台になったそれらしいバスがやって来た。聞いてみるとそれで間違いなさそう。
乗り込むとすぐに15:35ジュナガールを出発。このバスは下段が1x2列のシート、上段が同じく1x2列の寝台になったノンエアコンのバス。ノンエアコンの寝台は少なくて売り切れそうだったので早めに購入しておいたのだった。ジュナガールからスラトまでは運賃399ルピーに予約手数料5ルピー。
さらになぜか車内で60ルピー追加で取られて全部で464ルピーだった。寝台は幅60cmくらいのフルフラット。これなら何時間でも余裕かと思ったけど甘かった。振動が酷すぎて眠るどころではなかった。ラージコートを過ぎると道路状況よくなり若干改善されたものの、どうやらバスのサスペンションに問題があるようで細かい振動は収まらない。
絶え間なく押し寄せる振動がジャブのように効いてきて内蔵が痛めつけられる。20時過ぎに夕食休憩となったが、安全のためチャイ(20ルピー)だけにしておいた。これはちょっとヤバいパターンかも。辛くて長い夜になりそう。