2023年8月3日(木)、朝の3時半にグジャラート州南部スラトのバスターミナルに到着。
遅れるのかと思っていたら、夜中に挽回したみたいでほぼ定刻通り。昨夜は夜中も2、3時間置きにトイレ休憩があり、その都度個室に入っていたのだが一向に出る気配はなく、これは意外と大丈夫かも、と思っていたのだけどそう甘くはなかった。スラトに近づくに連れ急速にお腹の調子が悪くなり、結局スラトに着くとすぐにトイレに駆け込む羽目に。やっぱり酷い下痢。これはヤバそうなやつ。やはり私にとって夜行バス移動は鬼門のようだ。バスターミナルのトイレの個室利用は有料(10ルピー)で、何度も駆け込んでいると馬鹿にならない。
すぐ近くにある鉄道駅に移動することに。駅では更に4、5回駆け込むことになった。7時頃駅を出てホテル探しに掛かる。しかしこれが思いの外難航。スラトは思ったより大きくて賑やかな町。ホテルはいくらでもあるのだが、どこも外国人不可。
10軒くらい回ったところで体調不良もあって力尽き、スラトでの滞在は諦めた。次の目的地バローダ(BarodaあるいはヴァードダラーVadodara)に移動することに。バスターミナルに向かうと出発しかけたバスがバローダ行きとのことで乗り込んだ。7:45スラト発、バローダまでは160ルピー。
ちょうど通勤ラッシュの時間なのか物凄い混雑。見ているだけで気分が悪くなる。バローダまでは3時間くらいかと思っていると、途中10時半頃昼食休憩があってバローダに着いたのは4時間ちょっと掛かった12時ちょうど。その休憩時にトイレに入ったお陰で大事に至らずに済んだのだった。
ここでもすぐにホテル探しに掛かる。しかしまたもや難航。バローダも大きな町でホテルはいくらでもあるのだが、やはりどこも外国人不可。10軒くらい断られ続けて疲れ果て、座って休憩できそうな駅にたどり着いてへたり込む。
ネットで調べてみると鉄道ならここからアーメダバードまで2時間弱で行けそうだし空席もある。もうバローダ滞在も諦めてアーメダバードまで行ってしまうおう。ここまではヤバそうだったので水を飲むのも我慢していたのだけど、鉄道移動ならトイレの心配はない。水をガブガブ飲んでようやく人心地着いたのだった。
列車は15:50ヴァードダラー駅を出発。2等座席が80ルピーに手数料が加算されて97.7ルピー。車両真ん中の、テーブルを挟んで向かい合うボックス席のような席だった。窓側の席を選んだお陰でコンセントが使え、スマホの充電ができて助かった。
5分遅れの17:35アーメダバードに到着。さすがにアーメダバードはグジャラート州の中心地だけあってデカい町だ。駅前から続くレリーフ通りを歩きながら、手当たり次第にホテルを当たっていく。しかしここでもフルとか外国人不可で断られ続ける。
途中1軒600ルピーで泊まれそうなホテルがあったのだが、住所がわかるIDを持ってないようなヤツを泊まらせる訳にはいかないと、理不尽な理由で断られる羽目に(日本のパスポートには住所表記がない)。
もう日が暮れかけて雨もパラついてきた。更に数軒断られたのを景気に、最終手段でアゴダでチェックしていたドミトリーを予約。インドでは予約サイトに出ているようなホテルでも外国人不可のホテルもあるのだが、ここは無事予約できた。助かった!
駅からは少し離れているけど歩いていける距離。旧市街のバザールのような場所を通って18:40ようやくたどり着いた。Charyana Hotel & Dormitryというホテル。
平置きのベッドが並んだドミトリーでプライバシーはないけど、エアコン付きで226ルピーと激安だった。ドミトリーだと落ち着かないけどもうそんなことも言ってられない。とにかく泊まれるところが確保できて何より。
お腹の調子は思ったほどには悪くなさそうだけど、念のため夕食も抜いてサムズアップコーラ(750mlで40ルピー)でカロリー補給をしておく。結局無駄に大移動してグジャラート州最後に訪問する予定だったアーメダバードまで来てしまった。6日後にアーメダバードを発つ列車を予約しているのだけど、それまでどうしよう?