2023年8月11日金曜日

アーメダバードからアンバジへ〜北インド周遊旅行2023(25日目)

 2023年8月4日(金)、アーメダバードのCharyanaドミトリーで朝を迎えた。

案の定ACドミトリーは寒すぎだったが、さすがに一昨日の午後から移動続きだったのでよく眠れた。

アーメダバードはその名の通りムスリム色が強い町。ノンベジ料理が充実していて食べ歩きがおもしろそうだが、残念ながら今は体調が充分でなくしばらくは楽しめそうにない。


今日はホテルを替えてアーメダバードに滞在することも考えたが、まだ日数に余裕もあるし、まだ行っていないグジャラート州北東部に行ってみることにした。7:40頃起き出して朝の散歩に出掛ける。Charyanaドミトリーは旧市街の中心部にあり、近くには雰囲気のある建物が多い。


これはバードラ・フォート(Bhadra Fort)。


こちらは旧市街の中心シディ・サイード・モスク(Sidi Saiyed Mosque)。


1572年の建造とのことだけど、礼拝者もいる現役のモスク。


何となく空腹感も感じるし、もうそろそろ体調は問題なさそうだが、念のため朝食は抜いてチャイだけにしておいた。10ルピー。


9:50ホテルをチェックアウトして出発。アーメダバード駅に向かう。


10:20駅に到着。今日はまず鉄道でラージャスタンのアブーロードまで行き、そこからバスで少し南下してグジャラートのアンバジという町まで行ってみようと思っている。


鉄道のチケットは今朝IRCTCのサイトで確認したところ、curr-avblという初めて見るステイタスのチケットがあって買うことができた。キャンセル待ち以上のキャンセルが出たということなんだろうか。


11:05アーメダバードを出発、アブーロードまではSLクラスで145ルピー+手数料で162.7ルピー。


隣の席だった家族のところの4歳の女の子。お菓子を分けてくれるやさしい子でした。あとバナナのお裾分けも。断食中だけどそろそろバナナなら行けそうなのでありがたく頂いた。


ほぼ定刻の14:37アブーロード駅に到着。ここから少し離れたバスターミナルまで歩く。


アブーロードは有名な避暑地Mt.アブーの玄関口として知られる町。小さな町だけど活気があって結構好きな雰囲気だった。


この辺りまで来ると民族色が強くなって女性の衣装は一層カラフルになる。


こちらはバスターミナルで見かけたダンディーなおじさん。エンジのターバンと陶製のパイプがキマっている。白い上衣もただのシャツじゃなくて細かいプリーツが入ったブラウスのような凝ったものだった。


15:30アブーロードを出発、アンバジまでは36ルピー。このルートは途中で州境を超えてグジャラート州に入るのだが、その時バスに警察官が乗ってきて荷物検査があった。網棚に載せている荷物を下ろして見せるようにとの指示。ファスナーを開けて軽く覗き込むくらいのものだったが。


16:10アンバジに到着。アンバジには何となく来ただけなのだが、どうやら有名なヒンズー教寺院の門前町として栄えている町のよう。観光地になっている日本の神社仏閣の門前町と同じように土産物屋がズラーッと並んでいる感じ。ちょっと来るとこ間違ったかも。


とは言え来てしまったので宿探しに掛かる。何軒か聞いて回ったところ安宿は見当たらず、しかしいい加減ホテル探しにも疲れたので1000ルピーの部屋を800ルピーまで値切れたところで手を打った。Hotel Elloraというホテル。


広めのダブルルームだけどこれなら600ルピーが適正価格といったところか。一応ぬるま湯も出た。


そろそろ体調も回復してきてお腹も減ってきたのだが、周りの飲食店は観光客向けで惹かれないし、今日の夕食はリハビリのためバナナにしておこう。1kgで30ルピー。


バナナ1kg(その内1/3くらいは皮だけど)をペロッと食べられたのでもう体調は大丈夫そう。そしてデザートはまだ残っていたこれ。丸2日の絶食期間を経てようやく完食。これはやっぱりハズレだったけど、まあ何事も経験ということで。。。