2023年11月30日木曜日

津奈木町から八代市へ~南九州自転車旅2023年11月(15日目)

 2023年11月22日(水)、津奈木町の三ツ島海水浴場2日目の朝。

昨夜は他のキャンプ客もおらず静かな一夜を過ごすことができた。


今日はいよいよこの旅の一応の目的地、八代市まで走る。ここからは50kmほどの行程。7時前に起きていつものように食パンとココアの朝食。


ほぼ毎朝食べたこのリョーユーパンの綾香、コスモスで税込み99円だけど柔らかくてそのまま食べてもめちゃくちゃうまい。今回地味に活躍した逸品。


荷物をまとめて8時前に三ツ島海水浴場を出発。


ようやく山の陰から太陽が顔を出す。本土では一番西の方にあるこの辺りは朝が遅い。


あの橋を渡ればすぐ国道3号線に出られるのだが、


現在熊本方面の佐敷トンネルが通行止め。


このまま海岸沿いの県道56号線を走ることになる。


遠回りにはなるけど、道はいいし景色もいいし、


交通量も少ないのでまあいいか。


8:50頃3号線に合流。


トンネル通行止めのおかげか3号線も車が少ないので助かった。もしかすると水俣から交通量が減ったのはこの通行止めのせいだったのかもしれない。そうだとすると非常にありがたい通行止め!


線路と並走する区間。


途中の道の駅たのうらで休憩。


ここも休憩室があってよさそうな道の駅だった。


ここは海の直ぐそばではあるけど、山越えは避けられなさそうな雰囲気。


途中自転車を押して歩いてたどり着いたのは歩道のない古くて狭いトンネル。交通量が少ないので助かった。


トンネルを抜けると八代市に入る。しばらくは下り坂のボーナスステージ。


この日も天気に恵まれて、のどかなサイクリングを満喫。


この辺りは海沿いに山が連なっていて、海が近いにもかかわらず山沿いを走ることになる。


しばらく走って再び海沿いに出た。


ひなびた雰囲気の日奈久温泉街。ここにも200円で入れる公衆浴場があるらしい。いつか温泉巡りの湯治旅にでも来ようかな。


八代市街に入る。工場の煙が真上に上がる無風のいい天気。


11時過ぎ、ちょっと早いけど昼食にする。やって来たのは河もとという食堂。


ここは定食類600円〜という今どき珍しい食堂。チャンポン500円も惹かれるけど、焼魚定食600円のご飯大盛りにした。


今回お世話になっただいだいっぽいスライスが絞り器と一緒に出てきた。いや〜ここは最高。チャンポンや唐揚げ定食も食べたいし、いつかまた来たい。やっぱり湯治旅か。


さて、今日はここでホテルに泊まるのだが、まだ早すぎる。途中のゆめタウンでお土産などを物色し、


工場地帯を抜けてやって来たのは、


八代港外港。そこそこ賑わっていて、コノシロのような魚がポツポツ釣れている。


早速私も竿を出してみる。しかし如何せん潮の流れが速すぎる。ラインが沈まないし他の人の邪魔になる。早々に諦めざるを得なくなった。ということで今回最後の釣りもノーフィッシュ。どうも東シナ海は行き当たりばったりのフライフィッシャーには厳しい印象。


そして15時前にこの日の宿営地、ホテルウィングインターナショナル熊本八代に到着。実は今回八代を目的地としたのは、この辺り熊本南部ではまだ旅行割をやっているのを発見したから。球磨川氾濫の水害復旧で補助金が出たんだろう、宿泊費40%オフ+3000円クーポンと、最盛期の旅行割と同条件で泊まれる。


ということで今回はホテル代3456円に3000円分のクーポンが付くという、タダみたいな値段で泊まれることとなった。部屋はきれいで広めのシングル。


6階なので眺めもいい。


早速クーポン消費に出掛ける。ちょっと寂しげな商店街だけど、ちょうど八代妙見祭というお祭りをやっているみたい。神輿が何台か停まっているのを見かけた。


お土産2000円分に今夜の食料1000円分でちょうど3000円使い切ることができた。大浴場もあってもう最高。気持ちよくこの旅最後の夜を締めくくることができたのだった。


  • この日の走行距離:63.1km

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