2023年11月20日月曜日

佐多岬再訪~南九州自転車旅2023年11月(6日目)

 2023年11月13日(月)、この日は本土最南端佐多岬に近い佐多岬野営場で朝を迎えた。

昨夜は何度か雨がパラついたものの比較的穏やかな夜だったが、明け方から再び風がゴウゴウと吹き始めた。今日はここでもう1泊する予定なのだが、やることがないので7時過ぎまでシュラフに包まって微睡む。


流石にこの日はこの辺りでも冷え込んで(と言っても10℃位だと思うけど)、ダウンジャケットを着込んで朝食にする。いつものように食パンとコーヒーの朝食。


昨日辺りをブラついて発見したネットスポット。旧大泊小学校の門の前だけ私のmineoのドコモSIMでもネットが繋がるのだ。もしかすると格安SIMは本家より通信可能エリアが狭かったりするんだろうか?散歩がてら歩いて朝のメールチェックなどを済ます。


天気は晴れだけどやっぱり夕方まで強風の予報。釣りは無理そうなので佐多岬まで行ってくることに。9時半に出発。ここから佐多岬まではアップダウンが続く8kmの道のり。


日本とは思えないエキゾチックな木立。


ひと山を越えて田尻海岸に出る。


行きは追い風なのでいいけど帰りが。。。


40分ほどで佐多岬の駐車場に到着。


風が強いけど快晴のいい天気。


ここからは歩いて展望台へ。まずはトンネルを抜けていく。


展望台への直通ルートは崖崩れで通行止め。灯台広場方面に向かう。


途中海岸まで140mの標識があったので行ってみる。


照葉樹の森の小道を抜けると、


海岸に出た!と言っても特に見どころはなし。


せっかくなので前回は行かなかった灯台広場に行ってみる。


しかし行ってみると本当にただの広場。灯台守の宿舎跡らしい。


見どころは残っているこの石積みの壁。


ここは風呂場だったっぽい。


階段を登って展望台へ。


今回も天気に恵まれて絶景を望む。


佐多岬灯台。


ただし西側の開聞岳方面を向くと息ができないくらいの強風。


さて、木道を歩いて駐車場に戻る。


御崎神社。


つっかえ棒で支えられているソテツの木。


帰りに途中の田尻漁港に寄ってみたけど、やっぱり竿を出すには風強過ぎ。


延々と坂を登って先程の田尻漁港を見下ろす。


ちょうどお昼前にキャンプ場に戻ってきた。日差しが強いので木陰に引っ越し。


昼食は非常食に買っておいたマルタイ棒ラーメン辛子高菜風味とんこつ味。関東では見たことないタイプ。


これは大当たり!ピリ辛の調味油が効いていてインスタントとは思えない味。2食とも食べてしまった。


午後からは暇なので着っぱなしのシャツとズボンを洗濯することに。本当は風呂に入ってからにしたかったけどやることがない今のうちに済ませておこう。


その後はお金を下ろしに佐多岬野営場のすぐそばにある本土最南端の大泊郵便局へ。しかしここにはATMがなく、その代わり窓口でカードを出して貯金を引き出せた。果たして経費削減になっているのかいないのか。後はテントでコーヒーを飲みながらラジオを聴いて過ごす。


夕方風が納まったら釣りに行こうと思っていたけど、日があるうちに治まる気配なし。諦めて焼酎を飲み始めた。夕食は薩摩揚げはもうなくなったのでレトルトハンバーグ丼とみそ汁。釣りがイマイチでちょっと心残りな今回の佐多岬となったのだった。

  • この日の走行距離:17.0km