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今回はどこに行こうか迷った末、コロナ前に計画していて中止になったインドネシアをメインで訪ねてみることに。ただ、初めてのインドネシアですが実際行くとなると是非とも行ってみたいと思えるような場所は思い浮かばない。
以前であればジャワ島のボロブドゥールやプランバナンは是非行きたいと思っていたのですが、最近は全く興味がなくなっている。そんなこともあって今回はとりあえずマレーシアからフェリーで行けるスマトラ島を周ってみることにしました。
6週間のうち、前半3週間をスマトラ島で過ごし、その後マレーシアに戻ってマレー半島を縦断、さらにインドシナ半島を横断してハノイまで行く、というのが今回の計画でした。実際に行ってみると、、、
インドネシアはインドなど南アジアの国々ほど強烈なカルチャーショックはなく、それほど意外性というか新鮮味はなかった分、感性の面では他の東南アジアの国々と同じで日本人とも共通するようなものがあり、とても居心地がよかった。
それでいて気さくでノリがよく、どことなくフィリピンと共通するような雰囲気も感じました。フィリピンには明らかにラテン系の血が入っていますが、インドネシアはそうではないはずなので、その辺りは南国の島嶼国に共通するものなのかもせれません。
そして後半戦のマレーシアからベトナムに至る旅、イスラム世界から小乗仏教の世界へ、そして中国の影響が大きいベトナム北部へと、国による違いとともに地域ごとの文化の微妙な移り変わりが感じられるなかなか興味深い旅となりましたが、正直終盤は完全に飽きてしまいました。
費用を考えると1回の旅行であちこち回ったほうが効率的ではありませすが、東南アジアだけだったらもう少し短い期間(3、4週間くらい?)にしたほうが楽しめそう。今回パスしたカンボジアやベトナム南部はまた機会を作って行きたいところです。
宿泊地と旅行費用まとめ
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今回は行先が東南アジアということで航空券代はそれほど掛からなかったものの、現地滞在費はそこそこ掛かるんじゃないかと想定。それでも一応予算15万円で収まらないかと思っていたのですが、、、
- 航空券(フェリー含む)+国内交通:58414円
- 現地滞在費:92111円
- その他:インドネシアビザ35USD≒4200円
- 合計:154725円
と、わりといい感じに収まりました。航空券は羽田ーホーチミン、ハノイー成田のベトジェットエアーが約4万、ホーチミンークアラルンプール、メダンーペナンがいずれも約5500円、マラッカ―ドゥマイのフェリーが6千円弱くらいでした。
現地滞在費は42日間で9.2万円なので1日平均2200円くらい。初めてのインドネシアは交通費(長距離バス)が高いのと、ホテルがグレードのわりに安くなかった(タイなどに比べて)ですが、食べ物が安くておいしいので非常に居心地がよかった。
出発した12月中旬から年末にかけてはいい感じで円高が進んでいたのですが、年明けから反転して再び円安に。平均の為替レートは、
- 1インドネシアルピア=0.0093円
- 1マレーシアリンギット=31.4円
- 1タイバーツ=4.3円
- 1ラオスキップ=0.0071円
- 1ベトナムドン=0.0061円
という感じで旅の後半滞在したタイなどは一段と物価が上がった印象。逆にラオスキップは何があったのか、暴落して前回2019年から半値近くになっていました。そのため前回から繰り越していた4千円相当のラオスキップは2千5百円程度に下落。
その分バス料金などは値上げされていましたが、田舎のホテル代などは据え置かれていたのか、安いわりに非常に快適でした。半面ベトナムドンは前回から30%以上上がっていて、これまでの印象よりもかなり物価が高いと感じました。それでもまだ十分安いですが。。。
- 宿泊費:1000円
- 食費:600円
- 交通費:600円
現地滞在費の平均はこんな感じ。東南アジアでも地方の田舎町中心であればまだまだかなり安くて快適に過ごせました。まあ、お金がないわけではないし、せっかくなのでもう少しお金をかけてもいいかもしれませんが、身に染みついたケチぐせがなかなか直りません。
ということで今回のインドネシアはスマトラ島だけでしたが、いずれ他の島も回ってみたくなりました。ミャンマーがこんな状態になってしまった今、個人的にはインドネシアが東南アジアのフロンティアという感じですね。
最後に、自作品ではサコッシュ(ショルダーバッグ)はサイズ、使い勝手とも絶妙で毎日大活躍!それに対してバグビヴィーは、思ったほど蚊に悩まされることがなくて今回は出番なし。そのうちどこかの辺境地で活躍してくれるんじゃないかと期待しています。
あと、インドネシアで買い替えることになった私の旅の必需品、コイルヒーター。だいたい1年くらいで壊れて買い替えていますね。これは丈夫そうなのでちょっと期待。これまでは箱に入れて持ち運んでいたけど、帰ってから早速専用ケースを作りました!