今年の2月は暖かい日も多かったのだが、そんな日はことごとく爆風の予報。
しかし釣行を見送っていると早2月末で渓流解禁が迫る。そんな2月最終週のウィークデイ、南岸低気圧とやらで天気は不安定そうだけど風の予報は程々。ここは今シーズン最後の海釣りに出撃することに。ということで1か月ぶりの2024年2月27日(火)、通勤渋滞が収まるのを待って自宅を出発。夷隅安房(いすみあわ)には波浪警報が出ているけど大丈夫だろうか?内房の某港では冠雪した富士山が思いの外大きく迫ってくる好天ながら、海はやはり強烈な波とうねり。
最初の目的地、カマス港2は波が高くて竿を出せる状況ではなく、明日じっくり攻めようと思っていた本命のカマス港1に移動。こちらは風裏になっているのか、時おり強風が吹きつける以外は特に問題なく釣りができそう。
15時半頃から追い風となるポイントに入って釣り始める。風が強いので7番タックルを準備。しかし周りに釣り人は皆無。天気のせいか、あるいは魚がいないせいか。一通り探ってみるも反応も皆無。どうやら魚がいないっぽいけどまあいい。
今日はどちらかというと新しいラインのテストがメイン。これまで使ってきたシンキングのフルライン、ランニングラインがクラックだらけでボロボロになっていたところ我慢して使っていたのだが、絡みが頻発するようになってついに観念した。
代わりにもともと持っていたタイプ4のシューティングヘッドに、ヤフオクで売っていた(恐らく)中国製のシンキングのランニングラインを繋いで試してみることに。一応シンクレートはタイプ3(3インチ/秒)で太さ0.8㎜。送料込みで1200円くらいと激安なのでダメ元で。
最初はライン表面の油分のためか沈みが悪かったものの、徐々に馴染んできた感じ。コーティングが硬めで、気温が低いこの時期だとやや絡みやすいけど、50~60秒沈めると海藻か何かに触れる感触があるのでそれなりに沈んでいる様子。ヘッドの沈みの邪魔にはなってなさそう。
0.8㎜の太さも太すぎず細すぎずで悪くない。中国製の格安フライラインは、フローティングはともかくシンキングはライン重量やシンクレートがめちゃくちゃで全く信用できないのだが、これは一応合格。ということでこの日は16時半ごろ納竿してノーフィッシュで終了。明日に期待。