2024年5月2日木曜日

いつもの本流に寄り道~2024年山形遠征記1(16、17日目)

 2024年4月23日(火)、この日は最上川のそばで朝を迎えた。

昨夜は日没後に再び東風が強まり、明け方までビュービュー吹き荒れていた。天気は今日までは持ちそうだが下り坂で、明日からは纏まった雨が降る予報。風も次第に強まる予報だが、朝だけは少し弱まる模様。

雨の後にビッグチャンスが来そうだがもう間に合わない。となると今日日が昇りきるまでが勝負となりそう。ということで5時前に起きるとすぐに川に向かい、昨日回りきれなかったポイントを攻めてみる。ちょうど日が昇り始めた5時過ぎに釣り開始。


期待どおり風が治まって穏やかな朝の最上川を釣り下る。しかしやはり全く反応なし。朝食を済ませて2ヶ所目、案の定上流からの風が次第に強まり、アンカーが安定しないのでスペイキャストは諦めてピックアップ&レイダウンのオーバーヘッドキャストで釣っていく。


しかし次第にそれも困難になっていった。このポイントの終わりまで釣ったところでギブアップ。風で波立つ最上川本流、今回も全く刃が立たず、9時前に今回の山形での釣りは終了とした。


来月もまた来るつもりだが、その頃には代掻きで再び泥濁りだろう。今シーズンの最上川はこれで終了かも。対策を考えてまた来年チャレンジしたい。そんなわけで帰路に就いたのだが、まだ帰らない。帰りもいつもの本流に寄ってみることに。

16時半頃到着。気持ちよく晴れていた山形とは打って変わってどんよりとした天気の北関東、ただ風がないのが幸い。肌寒い天気はイブニング向きではないが、とりあえずやってみる。


3週間ぶりの本流、もうこの辺りは田んぼに水が引かれていたので心配だったが濁りはなし。ただ水はかなり少なめ。1か所目は小物っぽいアタリが2回とヤマメっぽい鋭いアタリが1回。2か所目は小物っぽいアタリ1回のみ。

日没後は大量のガガンボに混じってヒゲナガもちらほら飛んでいたが残念ながらノーフィッシュで終了となった。18時半頃納竿。明日は朝から雨の予報だが、起きたときまだ降ってなかったらもう少しやってみよう。

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翌日の2024年4月24日(水)、明るきなってきたところで起き出すと幸いまだ雨は降っていない。釣れそうにはないけどせっかく来ているので雨が降り出すまでやってみることに。まずは昨日の最後と同じ本命ポイント。


5時頃から釣り開始。この時期この時間帯でもそこそこ虫っけはあるのだが、残念ながら小物のアタリすらない。車に戻って朝食を済ませ、2か所目へ。しかしこちらも不発。やっぱりまだ早朝の釣りには早いのか。


そうこうしているうち、7時頃には雨が降り始めたので納竿。このくらいの雨なら釣りに支障はないのだが、ウェーダーが別の箇所から水漏れし始めているし、もう今回はこれ以上釣りをする気にはなれなかったのだった。

ということでこの日の午前中には無事帰宅。やっぱり今回も苦労したけど、何とか1匹に出合えることができたので結果的には大満足。ただ、4月の遠征は桜の開花に合わせて行くのはまだちょっと早いか。来年は4月中旬、山形で桜が満開になった頃を見計らって出掛けようと思う。