何とか日向川からスタート～2024年山形遠征記1（3日目）

 2024年4月10日（水）、雨はきのうの夕方には止んで天気が回復したため、晴れて寒い朝となった。

昨日の大雨で川はどこも壊滅状態と思われたが、日向川だけは思ったほど増水していなかった。山形でも北部はそれほど降らなかったのかも。そんなこともあり念のため日向川付近で待機していたのだが、朝水位を確認してみると、、、釣りができるレベルまで回復している！

濁り具合が気になるところだが、これはチャンスかもしれない。5時頃起きるとすぐに川に向かった。本当は日が昇って水温が上がってからのほうがよさそうだが、まずは一番乗りで本命ポイントを釣っておきたい。6時頃から釣り開始。寒いけど幸い無風でそれほど辛くはない。水温は、水温計の電池切れで不明。

ただ濁りはなく絶好のコンディション。もしかするといきなり釣れるんじゃないかとドキドキしながら釣り下ったが、残念ながら何もなし。フライを替えてもう一流ししたけどやはりダメ。朝食を済ませて別のポイントに移動。さすがにみんな考えることは同じですでにそこかしこに車が停まっている。次のポイントもダメ。

寒いのでここで一旦切り上げ、今日は風呂の日なので温泉に向かう。やって来たのは八森温泉ゆりんこ。ここは入浴料460円とまずまずでpaypayでの支払いも可。

その後はわりと最近できたツルハドラッグに入っているキャンドゥで水温計の電池（LR44）を入手。食料の買い出しも済ませて川に戻った。ここからはこの水位（穂積で35cm）でも釣りができるポイントを回っていく。いい天気だけど水温は7℃と低い。だからというわけでもないだろうけど何もなし。

この程度の増水では新しい魚は入ってきていないのか。昼間やや強まった風が治まって釣りやすくなった夕方頃入ったポイントでようやく何かがヒット！一瞬ドキッとしたけど残念ながら重量感はない。

釣れたのはパーマークがはっきり残ったヤマメだった（まともな写真を撮る前に逃げられた）。さて、この日最後のポイントに向かう途中、何やら視線を感じたのでそっちを見てみると、、、

カモシカ！シカは警戒心が強くて、人の気配を察するとすぐに逃げてしまうが、カモシカはサッと避けて距離を取ると、しばらくじーっとこっちの様子を伺うのだ。しかし山で何度か見たことはあるけど、こんな平野部の田園地帯にいるとは！

これはもしかしたらいいことあるかも、と期待しながら最後のポイントを探ってみたけどやっぱり何もなく終了となった。この日は18時頃納竿。急速に減水が進んで平水に戻りつつある日向川。この状況で釣りができるだけでもありがたいけど、こうなるともう釣れる気がしないんだよなあ。。。