2024年5月10日(金)、この日の最上地方の最低気温は2℃。
寒い朝となった。今日はもう少し鮭川で粘ってみようと思っていたのだが、起きてネットで各河川の水位をチェックしてみると、赤川が急激に減水して釣りごろの水位になっている。これは赤川だな、と6時前に起きると急いで朝食を済ませて鶴岡方面に車を走らせた。7時半頃到着。平日にも関わらず既に目ぼしいポイントには先行者の車が停まっている。空いているポイントを見つけてこちらも釣り開始。
今回の遠征では後半に赤川や寒河江川で釣りができれば、と考えていたのだがまさかこんなに早くその時が来るとは。。。ただ水位は下がっても水温は7℃と低め。チャンスがあるとするとお昼前後か。この日は快晴のいい天気で風も穏やかな釣り日和。干上がった鮭川から来ると水が豊富で気持ちいい。
そうしてやって来たとあるポイント、一流し終えたところでちょうどお昼になったが、納得できずフライを替えてもう一流しやってみる。するといいところで根掛りのような感触の後大型魚が首を振る感触が。よっしゃーヒット!
魚が水面に出てローリングを始めたのでロッドティップを水に突っ込んでかわす。急いでランニングラインを巻取り、流心に突っ込もうとする魚を引っ剥がして強引に寄せると、、、あれっ、なんか顔が違うような。。。
寄せてみるとサクラマスではなくイワナ。ローリングするし、引き方から完全にサクラマスだと思っていたが、水温が低いとイワナでもこんなに引くものなのか。がっかりではあるけど、それでも立派な48cm。こんな魚普通の釣り人ならなかなか出会えるものではないだろう。赤川ではもはやお馴染みの外道だけどうれしい1匹となった。
それにしても、、、フライ選択の重要性を改めて痛感。今回はたまたま勘が当たったけど、無限にあるフライパターンから当りフライを選び出すなんて難しすぎ。もしかするとほとんどの局面で間違った選択をしている可能性もあると考えると恐ろしくなってくる。まあ、そこでものを言うのが経験ということになるのだろうが。。。
それはともかく、案の定午後からは強風が吹き始めたものの、やる気が出てきて精力的にポイントを回っていく。しかし残念ながらその後は全く反応なく、18時前に納竿とした。この日は気温が上がって雪代が入ったのか午後から水位が再び上昇。明日もいい天気の予報なので、お昼くらいまでが勝負か。