2024年6月16日日曜日

延長戦に突入~2024年山形遠征記3(8日目)

 2024年6月9日(日)、当初は昨日で帰る予定だったのが、規定時間内には勝負がつかず延長戦にもつれ込む展開に。

というか完全に私の負けだったのだが、受け入れられず泣きの延長戦としたのだった。この日は3時半に目覚ましを掛けて起床。昨日と同様まだ薄暗い4時頃から釣り始めた。


しかし昨日ヒットした流れ込み付近は反応なし。フライを替えて3流ししてみたけどダメ。まさか昨日釣られてしまったとは思えないし、もうどこかに移動してしまったのだろうか。ここでおとなしく諦めようかとも思ったけど、ふと別の場所に着いているかも、と思い至った。

これまでの経験から、サクラマスは水位に変化がなくてもプール内を結構移動している印象がある。そう思って昨日のヒットフライを含む最初のフライのセットに戻し、本来の核心部を丹念に探ってみることに。


その執念の4流し目、狙い通りついにヒット!よっしゃー、やっぱりいたか!と竿を寝かせて臨戦態勢に入るも、またフッと軽くなった。マジで。。。確認すると今回はフックポイントに問題はない。なぜバレたのか?待望のアタリに一瞬体が早く反応してしまったのだろうか?

それ程の重量感はなく、恐らく40cmクラスの小物だが、2日連続のバラシにショックは大きい。ただこれはもう諦めるしかない。その後は一応マークしているポイントをチェックしていくが反応はなく、10時過ぎに納竿。今回の山形での戦いは惨敗で終了となった。あれを釣り上げていれば気持ちよく山形を後にできたのに。。。


ということでまだ帰る気にはならず、今回もいつもの本流で一発逆転を狙うことに。前回以来約3週間、この間関東では結構雨が降って川も何度か増水している。そろそろ本命の遡上魚が差してきていてもいい頃だ。17時頃到着。水温は18℃とこの時期としては悪くない。


ただまだ日が高いのでまずは10番のフライを流してみるが、極小サイズのオイカワのみ。フライをマヅメ用の8番に替えた2流し目、核心部でヌーっと引っ張るような怪しげなアタリ。念のため数歩ステップバックして流し直すと、、、


今度はヒット!しかしまた強く合わせてしまいすっぽ抜け。。。何やってるんだオレ!ここ数日バラしすぎていて気持ちが焦っているんだろう。この日最後のポイントでも微妙なアタリを乗せられず敗退。明日の朝は雨の予報だが、前向きに捉えてこの遠征最後の勝負に臨みたい。