2024年8月25日日曜日

アリアバードからギルギットに戻る~インド・パキスタン旅行2024(16日目)

 2024年8月18日(日)、今はパキスタン北部、フンザのアリアバードに滞在している。

6時半頃起きてまずは屋上に上ってみたが、今日も天気はよさそうだけど雲が多め。


昨日見ていたところ、宿の向いのロティの店は7時半には開いていたので、今日は焼き立てを買って朝食にしよう。


と待ち構えていたのだが、7時前に店を開けて、、、最初の1枚が焼き上がったのは8時前。タンドール(釜)を立ち上がるのに結構時間が掛かるようだ。


待ってましたと買いに降りる。この時間焼いていたのはナン。ギーを塗ってくれて、1枚40ルピー。


これを持って近くの茶店で朝食。しかもここは天気がよければラカポシ・ビューのおまけ付き。


占めて100ルピーの贅沢な朝食となった。今日はそろそろ先日までの異常な熱波が去ったであろうギルギットに一旦戻る。フンザではカリマバードが有名だけど、観光地が苦手な人には何もないけど落ち着いて過ごせるアリアバードがお勧め!


最後にラカポシ山の勇姿をもう一度拝んで8:20ホテルをチェックアウト、乗客が集まり次第出発のバンに乗り込む。今回は570ルピーだった。


9:10ギルギットを出発。相変わらず3人掛けシートに4人ずつ詰め込まれてギューギュー詰め。ただ今回も窓際を確保したので眺めを楽しみながらのドライブとなった。


昨日見に行った支流。行きがけにも通ったはずだが、たぶん釣り師の目では見てなかったんだろう。


こんな巨大な岩壁につづれ織りの道が付けられているのが見える。生活道路なんだろうか?


フンザ川に沿って快調にカラコルムハイウェイを下っていく。そして窓から入る風が段々生温かくなっていく。。。


帰りは下り基調なのであっという間の11:05ギルギットに到着。


バスターミナルではなく、先日訪れたバザール裏の橋の袂まで行ってくれた。570ルピーだったのはそういうことか。


前回泊まったNew Green Hotelに直行。


この部屋が1200ルピーはお得すぎる!


賑やかなギルギットに戻ってきた。


今日は日曜だからか、バザールに服などの露店が並んでいる。


さっきの移動中お腹の具合が怪しくなり、急に下痢気味になってきたので、昼食は軽めに済ませようとラグマンの店、Lagman Houseにした。


ラグマンは新疆ウイグルや中央アジア方面の食べ物らしい。うどんのような麺に具材を乗せた汁なし麺。特別うまいわけではないけど、油っこいパキスタン料理に少々疲れ気味の胃にはちょうどいい。ハーフプレートで200ルピーだった。


一旦部屋に戻って水浴びと洗濯を済ませ、午後からは散歩がてら明日の移動に備えてバス乗り場と出発時時刻のチェックに行く。


Google mapのバス停の位置に行ってもそれらしいものは見つからず、、、


教えてもらってようやくたどり着いた。ジャマー・マスジットの西側の通りを更に入った路地にあった。とりあえず今日の任務は完了。


帰りは前回も立ち寄った茶店でチャイ(50ルピー)を飲み、


自分用のお土産にフンザ帽を買って帰ることに。フンザ帽はこの辺りの男性がよく被っているベレー帽のようなツバなし帽。あまり奇抜でなく、民族色も強くないので実用品として帰ってから被るつもり。


4000ルピーとか2000ルピーのものもあったが、私は汎用品クラスの1000ルピー(約530円)のものを購入。店の主人とお揃い!縁の部分をクルクルと巻き上げているのが特徴で、手に取ると意外とずっしりとした質感。


まん丸い形の帽子だが、縫い目のところが後ろに来るように被るのだと教えてくれた。


涼しい時期の釣りやサイクリングのとき被ろう。日本でこんな帽子を被って釣りをしている人を見かけたら、それはたぶん私です。でも声を掛けたりせずそっとしておいて下さいね。


今日はデザートにマンゴーを買った。1kg250ルピーのところ、500gをだいぶ超過したので150ルピー。


おやつにマンゴーを食べて、


夕食は前回大当たりだったゴーシュトの店に行きたかったのだが、日曜定休なのか残念ながら閉まっていた。気を取り直して、こちらも前回行ってうまかったバザール入口三差路の店へ。


今回はキーマにしてみた。しかし運悪く停電中。やはり視覚に訴えるものがないとやや味気ない感じがする。


半分くらい食べたところでようやく復旧。ここはいつもサラダが付くのだが、今回はなぜかトマトのスライスも付けてくれた。


油まみれだけど、視覚効果も手伝って深い満足感とともに食べ終えた。充実の350ルピー。


食後にいつもの店でチャイ(50ルピー)を飲み、帰ってデザートに残りのマンゴーを食べて今日も満足度の高い一日を終えたのだった。