2024年8月5日(月)、アムリトサル2日目の朝。
泊まっているMannat Guest Houseは窓なしwifiなし、ファンもうるさいばかりで大して涼しくないのだが、それでも明け方には寒くなってきてファンは止めた。疲れていたせいかよく眠れて次に気づいたのは6時頃だった。6時半頃起き出して朝食に出掛ける。まだ閑散としている駅前の路地。せっかくアムリトサルに来ているので名物のクルチャを食べようと、旧市街の北の端にある駅前から南に向けて歩いてみる。
さすがに朝が遅いインドだけあって、この時間営業している飲食店はほとんど見当たらない。
ずんずん歩いていくと赤レンガ造りの建物に行き当たった。Partition Museumという博物館みたい。
すると前方に金色タマネギ頭のきれいな建物が。
これがゴールデンテンプルだろうか。本尊は池に囲まれているはずなので、これは本尊ではないけどゴールデンテンプルの一部っぽい。ただ大して興味はないのでそのまま飲食店物色を継続。
ようやくクルチャ屋が並んだ一画があり、声を掛けられた一軒に入った。Patty Kulchaというお店。アルークルチャ70ルピーを注文。クルチャは前回ラクナウでも食べたけど、クロワッサンのようなサクサク生地のローティ。
これは中にジャガイモが入っているタイプ。朝から油ギトギトだけど香ばしくてうまい。似たようなものにパラタというのがあるけど、パラタが具入りの鉄板焼きチャパティなのに対してクルチャは油を練り込んだパイのような生地をタンドーリ(窯)で焼いたものだろう。付け添えのカレーもうまくて大満足。
一旦ホテルに戻って身支度を整え、引っ越そうと周りの安そうなホテルを当たってみる。しかし結局どこも外国人不可のようで全滅。
最悪ゴールデンテンプルに外国人も泊まれる無料の宿泊施設があるのでそこに行こうかとも思っていたのだけど、タダとはいえ混んでいそうなドミトリーに泊まるのも気が進まず、結局Mannat GHにもう1泊することに。
さらに明日のパキスタン行きに備えて少しパキスタンルピーに替えておこうと両替屋を回ってみるも、どこもパキスタンルピーはないという。国境で替えるしかなさそう。チャイ(10ルピー)を飲んでホテルに戻った。
昼食はノンベジ料理にしようととある一軒に入ってみるも高すぎて手が出ず、手頃そうな店でうまそうに見えた鍋を指さして注文したところ出てきたのは、
またしてもアルーマタール。もう少し食べ応えのあるものにしたかったけどまあ仕方ない。その代わり50ルピーと激安だった。
午後はもう一つの任務、コイルヒーター調達に出掛ける。コイルヒーターは前回のインドネシアで壊れて買い直したのだけど、デカくて重いのでインドで買い直そうとそっちは置いていたのだった。
ネットに繋がっていれば店を探すのはそれほど難しくないけど今はオフライン。ということでコイルヒーターを求めて彷徨い歩く。
ようやくバザールっぽいところにたどり着いたのだが、ここは布地や服を扱う一画。
こういうところは延々と同じような店が続く。クソ暑い中ようやく抜け出して、調理器具を扱う店を数軒当たってみたものの見つからず。
結局電球とか半田ゴテなどを扱う電材店のようところで発見。ただ店の在庫品は壊れていて、2分待てと小僧を走らせて調達してくれた(実際は15分ほど待たされたが)。とりあえずこれで今日の任務完了。
チャイ(10ルピー)を飲んで部屋に戻った。
今回のコイルヒーターは以前同じものを買ったことがある、すぐに断線しそうなチャチなやつ。50ルピーと安かった。1年くらい持ってくれば御の字かな。
水浴びと洗濯を済ませて早速コーヒータイム。
18時半頃夕食へ。夕食は近場で見つけたビリヤニ屋に行ってみることに。チキンビリヤニのみで、言葉は全く通じないが何とか500gのハーフサイズを注文。
出てきたのはベッタりしたちょっと残念なビリヤニ。味はまあ悪くないのだが如何せん油っこすぎる。もう閉店間際で鍋の底に残っていたやつだったのかもしれない。ただ80ルピーと安かったのが救い。〆のチャイ(10ルピー)を飲んでこの日は終了。