2024年8月11日（日）、この日はパキスタンのラワルピンディという町で朝を迎えた。
昨日ぶり返してきた体調不良、今朝はちゃんとお腹も空いてきたしもう大丈夫だろう。7時頃起きて朝食に出掛ける。
今日も雨模様のラワルピンディの朝。この時期はいつもこうなんだろうか。ひとしきりぶらついてみるも、この時間食べられそうなのはラホールでも食べたパラタくらいしかなさそう。
あまり油っこいものを食べる気分ではないが仕方ない。パラタ2枚にチャナマサラのようなダルを付けた。しかしこれも失敗。うまいけどやっぱり油がキツすぎ。2枚目のパラタを食べていると段々気分が悪くなってきた。
舌は受け付けても胃の方は拒否しているのかもしれない。何とか完食したが、せめて1枚にしておくべきだった。全部で200ルピー。もう一雨来そうな雰囲気なのでひと先ず部屋に戻った。
お昼を回ったところでまだお腹は減らないが一応昼食に出掛ける。今日は曇っていて部屋の中より外のほうが涼しいくらいだった。
ご飯ものを食べようと物色しながら歩いてみたが、やはり胃の不快感は治まっておらず、食欲もない。
ただのどが渇くのでサトウキビジュースを飲む。
これはいつ飲んでもさっぱりしていてうまい。50ルピーとのことだったがお金は受け取ってもらえず、タダにしてくれた。ぼる人もいれば施してくれる人もいるパキスタン。
お腹は減らないけど栄養補給のため果物を買って帰ろう。
並んでいる屋台から、今回はモモを買ってみた。1kg300ルピーで500g購入。余裕があれば後で行こうかとも思っている北西部のスワートというところで取れたものらしい。ただ、やっぱりまだ食べられず。
夕方にも外に出てみたが、食事はまだ無理か。串焼きがうまそうなのに無念の敗退。水だけ買って、さっき買ったモモを夕食代わりにした。
日本のモモはピリーっと皮を剥がせるイメージがあるけど、これはまだ完熟してないのか、身が硬めでいちいち爪で剥ぎ取る必要があった。うまいけど面倒くさすぎ。ネットで調べてみると、モモも皮ごと食べられるらしいので2個目からは洗って皮ごと食べることにした。
産毛を擦り落とすように洗ってかぶり付く。味の方は、さっぱりとした甘さにほのかな酸味があって美味。如何にもトロピカルフルーツといった濃厚なマンゴーと違って、こちらは温帯産の優しい味。これが1kgたった160円ほど、レギュラーメンバー入り決定。
