2024年9月9日月曜日

ラホール2:2日目~インド・パキスタン旅行2024(31日目)

 2024年9月2日(月)、この日はラホールのLahore Backpakersというホテルで朝を迎えた。

このLahore Backpakers、今回のパキスタン旅では最高額の2200ルピーを払っているというのに、バス・トイレ別で窓は小さな窓が1箇所のみ。しかもファンの風量微調整ができず、強中弱の弱にしても強すぎる。


これを朝まで浴び続けると間違いなく風邪が悪化しそうだが、かと言ってファンを止めると換気の悪いこの部屋では、暑いだけでなくたっぷり湿気を含んだ重苦しい空気で窒息しそうになる。それでなかなか寝付けなかったが、明け方には少し眠れたようで目が覚めると5:40。


トイレついでに外の空気を吸おうと部屋を出た。この時間多少は涼しいけど、風がなく淀んだ空気が漂う。そして日が出るといきなり暑くなるのがこの時期のラホール。体調は、相変わらず風邪気味だがそれほど悪化はしてなさそう。


7時を回ったところで朝食へ。閑散とした朝のラホールを、朝食を求めて彷徨い歩く。


奥にビリヤニ屋が固まるゴミだらけの路地。


彷徨い歩くこと20分、ようやく一軒の営業している店を発見した。やはりこの時間はパラタしかないようだ。パラタと、他の客が食べていたダルを注文。


やっぱり普通のパラタは油っこ過ぎていまいち。ダルは少し酸味があって不思議な味だった。混雑しているので外に出てチャイを飲み、全部で120ルピーの朝食となった。


さて、パキスタンには最大であと2日いられるのだが、これ以上Lahore Backpakersには泊まりたくない。もう一度ホテルを探してみて、見つからなかったらLahore Backpakersにもう1泊して明日パキスタンを発つことにしよう。部屋に荷物を置いたまま9時頃出発。


湿った砂は冷たくて気持ちがいいのか、朝から砂に埋まる野良犬たち。


まずは駅近のa-one Hotelに再チャレンジ。行ってみると今回のレセプショニストは前回泊まったときと同じ女性。私のことは覚えていてくれたが、周りのお偉方と何やら相談した結果、Fullとのこと。前回私が泊まったときと何かややこしいことがあったのかもしれない。ここは今後も無理だろう。


せっかく駅前まで来たので前回何度か利用した茶店でチャイを飲んで帰る。50ルピー。しかし座ってチャイを飲んでいると、とめどもなく汗が吹き出してくる。やっぱり全然本調子ではなさそう。


ここからは昨日Google mapで調べて目星を付けた、ホテルが固まっているエリアを攻めてみることに。場所は駅とモールロードの中間辺り。


そうしてそこに向かっている途中、昨日は見逃していたホテルを発見。Menora Hotelという結構大きなホテル。聞いてみるとどうやら泊まれそう。最初はちゃんとしたツインやダブルを見せられらが、2500ルピーとやや高いのでもう少し安い部屋はないかと聞いてみたところ、


上階の安いシングルルームを見せてくれた。これが1500ルピーなら全然問題なし。大きな窓があって明るく、タオルと石鹸が付くし、キンキンに増えた飲水も出してくれた。やったー、これでもうしばらくパキスタンで戦える!昨日ここも確認していればなあと悔やまれるが、今日見つけられただけでも超ラッキーだった。


荷物をLahore Backpakersに取りに戻る。場所はメトロのLakshmi駅のすぐそば。


Lahore BackpakersをチェックアウトしてMenora Hotelに戻るが、体調が優れず午前中は休憩。結局昼を回っても食欲が出ず、とりあえず今日の昼食は見送って回復に努めよう。近くの薬局に薬を買いに行くことに。


ホテルの前のメトロの高架下の中央分離帯では工具やスコップなどを持った人たちが仕事を待っている様子。


Menora Hotelの裏手には下町の雰囲気の路地が続く。とりあえずこの辺りで何でも事足りそうだ。やっぱりこういう環境が好きなんだよなあ、とつくづく思う。


薬局で風邪薬を購入。2種類を10回分処方されて230ルピー(約120円)。


ついでに栄養とビタミン補給にモモとマンゴーを買っておく。ここはどちらも1kg200ルピーと安くて500gずつ購入。


さらにチャイ(50ルピー)を飲んでホテルに戻った。


処方された風邪薬。


まだお腹は空かないが、買ってきたモモとマンゴーを少し食べておく。風邪はくしゃみと鼻水が出るくらいで今のところ大したことはなさそうだが、頭がボーっとするので多少熱があるのかもしれない。買ってきた薬に期待したい。


夕食を食べるか悩ましいところだったが、ある程度お腹も空いてきたし、19時過ぎに出掛けることにした。


賑わう夜のホテル裏の路地、何を食べようか一通り見て回った結果、惹かれたケバブの店は1本の量が多すぎるため、揚げ物屋に入った。


チキンパコラとシャミケバブを選択。揚げ物だけど、油を大量に使う煮込み系よりもむしろ油っけは少ないのだ。意外にもパンはナンが出てきた。特別感はないが、どちらも香ばしくてナンが進む。ナン2枚食べて全部で200ルピーとリーズナブルだった。


食後にチャイ(50ルピー)を飲み、帰って風邪薬を飲んでこの日は終了。結局2回目のラホール滞在も体調不良で思うようにはいかないが、思うに原因の一つはこの時期のパンジャブ地方のまとわりつくような暑さにあるような気もする。実質パキスタン最終日の明日、薬が効いて何とか復活できればいいのだが。。。