2024年9月14日(土)、この日はコルカタからバンコクに向かうエアアジアの機中で朝を迎えた。
コルカタからバンコクまでは僅か2時間半のフライト。0:40に出発し、少しうとうとしたかと思うとあっという間に着陸態勢に。時計を1時間半進めて4:40バンコクのドンムアン空港に到着した。今回のタイ、いつものように大好きな東北部イサーンに行こうかとも考えたが、コロナ禍に続いてクーデターと行きにくくなってしまったミャンマーの雰囲気を久しぶりに味わいたくなって、ミャンマー国境の町メーソットに行くことにした。
今日はその途中、まだ行ったことのないタイ北中部の町ピサヌロークまで行くことに。ということで今回もバンコクはすっ飛ばして鉄道で北に向かう。列車は7:47発なので時間はたっぷりありそうなものだが、財布の中身を入れ替えたり、キャッシングをしたりしているとあっという間に過ぎていく。
ついでにSIMをAIS入れ替えて、今回のタイは実質5日間の滞在なので1Mbpsで使い放題のプランを3日と2日分購入することにして、まずは3日分をトップアップ。55バーツにVATが加算されて58.5バーツ。ちなみに上の写真はこの日の両替屋のレート。現金だと1バーツ4.5円くらい。
昔は1バーツ=3円のイメージだったのが、いまでは1.5倍。ここから国内線ターミナル方面に歩いて移設されたドンムアン駅に向かう。
途中にフードコートが出来ているのを発見。町中よりちょっと高いくらいで、空港内よりは断然安そうだったので時間がないときには利用価値があるかも。
駅に出ると、コルカタもそうだったけどそれ程暑くはないものの物凄い湿気。今回乗るのは7:47発の快速。ドンムアンからピサヌロークまでは3等車で176バーツだった。
待っている間に昨日コルカタで買っておいたスイーツで朝食にする。クッキーのようなパンのようなものをシロップにドブ漬けしたもの。小振りだけど激甘なのでかなり破壊力があった。3つ食べると頭にガツンと響く。
列車は定刻の7:45ドンムアン駅に到着。そして7:47出発した。3等も指定席で、最初は混雑して窮屈だったが、北上するに従って空いてきてゆっくり座れるようになった。
のどかな景色の中を進んでいく。気温がそれ程高くない(と言っても30℃以上はありそうだけど)ので車窓からの風が気持ちいい。
ただ、お昼を回る頃には晴れてきたこともあって暑くなってきたが。
昼食は車内販売で回ってきたガパオ弁当30バーツにした。相変わらず食欲不振が続いているけど、これはパンチが効いた味でおいしく食べることができた。
そうして列車に揺られること6時間超、25分ほど遅れた14時過ぎにピサヌロークに到着。ピサヌロークは駅が町の中心になっているようで都合がいい。
ここのトゥクトゥクは、初めて見たけどバイクと言うよりは3輪自動車のような独特の形をしていた。
ホテルは駅からほど近いAsia Hotelという旅社に行ってみた。すると広くて清潔なダブルが250バーツとのことで即決。
私の場合、観光名所云々よりもこういうホテルがあるかどうかがその町を訪れる一番の決め手となる。しかも今回は角部屋で、網戸もあるので風通しがよくて最高。
その後は水浴びと洗濯をこなし、あとはコーヒーを飲みながら音楽を聴いてゆったり過ごす。19時過ぎに夕食へ。外に出てみるとホテルのすぐ横にナイトマーケットが出来ていて賑わっている。あとはイサーンの主食、好物のカオニャウ(もち米のご飯)さえあればピサヌローク最高なのだが。。。
と思っていると、カオニャウもあるし、実際のところ最高だった。そのカオニャウ2個20バーツと、おかずは鶏の唐揚げ20バーツ、ナスの炒め煮のようなもの20バーツ、占めて60バーツを買った。それにタイということで久々にお酒でも飲もうとセブンイレブンに寄ってみると、
何と今はピンポイントでお酒の販売休止中とのこと。総選挙期間中なんだとか。何か寂しいので、代わりにコピコのコーヒーミックスを買って帰った。
20個入で69バーツ(約300円)。ちょっと多すぎるけど、日本に帰ってから飲めばいいのでいいだろう。
買ったときはカオニャウ2個は多すぎだったかも、とも思ったけど、意外にもぺろっと完食。ようやく完全復活か!?ということで、ソムタムこそないけど十分満足なタイ飯を堪能し、〆にコピコを飲んでタイ第一夜を締めくくった。