2024年も10月半ばにしてようやく秋本番という雰囲気になってきました。
この季節になるとクラシックのコンサートも目白押し。ということで今回は久々のクラ活。今年の4月以来半年ぶりとなるコンサート鑑賞は、以前も行ったことがあるオーケストラ・ラムスールの第9回演奏会。オーケストラ・ラムスールというとちょうど2年前の2022年10月、オールアメリアプログラムの演奏会がいまいちだった思い出があるのだが、あれはまあプログラムが好みではなかったのが大きい気がする。今回はプログラムもわりと好みだし、無料で聴けるので出掛けてみることに。
ということで秋晴れが続いて天気に恵まれた三連休の最終日の2024年10月14日(月)、愛車のダホン・ボードウォークで出発。会場は前回同様すみだトリフォニーホール。午後からの開演だけどこの日は柏で用事があったので8時半頃家を出た。
柏から東京方面に行くとなると国道6号線だが、千葉県内の国道6号線は路肩が狭い上に交通量も半端なく、自転車での車道走行はほとんど無理。なので段差だらけの歩道を走ることになるのだが、地図を見ると南側に平行して県道261号線が通っているようなので今回はそこを走ってみることに。
この道、走ってみると以前も何度か通たことがある道だったが、6号線よりも交通量は控えめで自転車でもまあまあ走りやすかった。11時前に北小金で6号線に合流。ここからは歩道を走ることになる。
11時半過ぎに江戸川を渡って東京入り。帰りが気になるが、行きは追い風で天気にも恵まれて最高のサイクリング日和。
そして予定通り開演30分前の13時前にすみだトリフォニーホールに到着。ただし昼飯を食う余裕はなかったが。。。席は指定席で、最上階3階の通路際の席を選択。かなり大きなホールだが、8割方埋まっていて盛況のよう。
今回のプログラムは前半がドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」、R・シュトラウスの「サロメ」より「七つのヴェールの踊り」、スクリャービンの交響曲第4番「法悦の詩」、後半のメインがベルリオーズの「幻想交響曲」という豪華なもの。
特にドビュッシーの牧神は昔から大好きな曲、そして幻想交響曲は未だに掴めてはいないけど気になっていてことあるごとに聴いてはいる曲。期待して始まったコンサート、せっかくの牧神は隣の席のじいさんの咳払いや鼻をすする音が気になって集中できなかった。
リヒャルト・シュトラウスやスクリャービンは、普段好んで聴くことはないけど、ドラマチックで迫力があり、実演ならなかなかいいものですね。そしてメインディッシュの幻想、指揮者の平林遼氏は没入熱演型の指揮者で、やはり私の好みからは外れるけどこちらも実演なので結構楽しめた。
おかげで2曲目以降はじじいの鼻をすする音も気にならなくなってよかったが、ここから自宅までは3時間くらい掛かるのでアンコールは聴かず、15:40頃会場を後にした。これだけ聴けて無料なので、かなり満足度の高いコンサートだった。
途中で日が暮れて真っ暗になるのは想定内だけど、昼食を食べてないせいで最後はシャリバテでもうヘロヘロになって19時半頃無事帰宅。この時期自転車で東京までコンサートに行くのはもう無理。これからしばらくは近場のコンサートを探してみることにしよう。
・今回の走行距離:88.5㎞