2025年1月30日木曜日

ハンバントタからバドゥッラへ~スリランカ旅行2025(10日目)

 2025年1月23日(木)、この日もハンバントタのSanalee GHに滞在中。

ここからは海岸沿いに道路はなくなるので内陸に北進し、前回も訪れてよかった記憶のある南部丘陵地帯のバドゥッラという町に行こうと思っていたのだが、直通のバスがなさそうなのでやや南東の平野部に位置するジャンクションの町モナラーガラまで行くことにした。


6時半頃起きて3日前にキャッシングした分の返済を済ませ、7:15ホテルを出発した。今日は雲が多いものの悪くない天気。


まずはいつものSaman Hotelで朝食にする。


今日はエラワルロールスとエッグロティにした。エラワルロールスは野菜の惣菜をロティで包んで揚げたものだが、巨大な揚げ餃子のようで非常に美味。プレーンティーを付けて220ルピー。


バスターミナルに行くとすぐにMonaragalaと書かれたバスが来たので乗り込んだ。


7:50ハンバントタを出発。ところがこのバスはモナラーガラには行かず、バドゥッラ行きだと言うので結局は当初の予定通りバドゥッラに行くことになった。まあどこに行くにしろ、特に見たいものがあるわけではないのでどっちでもいいのだが。。。ハンバントタからバドゥッラまでは530ルピーだった。


1時間ほど進んだところでティーブレイクだと言って休憩となった。トイレだけ借りておく。


ちゃんとMonaragalaってかいてあるんだけどなあ。。。


その後バスは曲がりくねった道を登り、


山岳地帯に入っていった。


避暑地として有名な観光地エッラ近くで線路をくぐるトンネルを通過。ちょうど通り掛かったのは、車両の一部がオープンエアになっている観光列車のよう。


そこから少し山を下って、


11:00バドゥッラに到着。


このごちゃごちゃとした賑やかな雰囲気、バスを降りた瞬間この町が好きになった。バドゥッラに来たのは正解だったと確信。


宿は町の南はずれにある鉄道駅の近く、前回泊まったPearl Guest Innに行ってみた。


行ってみると、Google mapレビューではボロカスに書かれているが、私目線では至ってまともな部屋が2500ルピーとのこと。


ここを今回も2泊で4000ルピーに値切って妥結。荷物を置いて昼食がてら散策に出掛ける。


まずはすぐ横を流れるバドゥッラ川を渡って、


駅方面に行ってみる。


この辺りは7年前と全然変わってない感じ。


バドゥッラ駅。ここは南部丘陵線の終着駅となっている。


明日気が向いたら鉄道でエッラまで行ってみようと時刻表をチェックしておく。さっき見たのは1002 Ella Odysseyかな。


バスターミナルがある繁華街方面に戻り、路地を入ったところにあった食堂で昼食にする。ライス&カリーはあるか、と聞くと有無を言わさずプレーンなライス&カリーが出てきた。


以前行った南インドのタミルナードゥでよく出てきた赤いカレー、それにスリランカではマッルンと呼ばれるポリヤルなど、南インドのミールスと共通点を強く感じるライス&カリー。


温かいし、味付けがしっかりしていてここは当たりだった。食後にプレーンティーを付けて300ルピーと値段も良心的。


今度は改めてバスターミナル周辺の繁華街を散策。中心部は前回よりも一段階パワーアップした感のあるバドゥッラ。


賑わうバザールエリア。


公設市場があったので入ってみよう。


清潔な雰囲気の青果市場。


スリランカはおいしそうな果物も充実しているのだけど、スリランカ料理は野菜たっぷりで、気候がいいせいで食欲があって何時もお腹いっぱい食べてしまって間食する気がせず、今のところ触手が伸びない。


繁盛しているハーブと果物の露店。今朝家の近所で採ってきました、っていう雰囲気。


このヒンズー教寺院は前回も見た記憶がある。


今度は行き掛けにバスで通った町の北側が賑わっていたので行ってみることに。


なぜかこの辺り、路上に露店が一杯出ていて大賑わい。


その近くにBadulla Dutch Fortというのがあったので見学。


名前はフォートとなっているけど、


ここはWelekade Old Marketというかつての市場だったところらしい。


周りの庇屋根は木組みで出来ている。木の枠に直接瓦が乗っている構造。


どうやらこの辺り、学校や病院が集まっていて賑わっているみたい。


ちょうど帰宅時間みたいで、大通り脇の遊歩道になっている公園は学生だらけ。


さて、堪能したところで部屋に戻り、シャワーと昨日サボった洗濯をこなす。高原地帯で涼しいバドゥッラ、ここは安宿だけに切ないくらいに水圧が弱いけど、一応ホットシャワーがあって助かった。


18:40頃夕食へ。外に出ると道路が濡れていて、どうやら夕方一雨降ったようだ。もう止んでいるけど面倒なので近くの雑貨屋を兼ねたような小さな食堂に入った。


聞いてみるとやはりこの時間ライス&カリーはなく、出来るのはフライドライスくらいしかなさそう。チキンのフライドライスを注文。


出てきたのは油っぽさがなく見事にパラパラのチャーハン。うまかったけど、遥々スリランカまで来て普通のチャーハンを食べるのも何か勿体ない気がして若干引っ掛かりがあるのは否めない。値段は400ルピーと思ったより安かった。


部屋に戻る途中、トラックの荷台で魚を売っているおっさんが、隣の屋台のアッパを食べて行けとうるさいので1つもらうことに。


アッパ屋台はもう電気を消して片付けしているところだったが、おばさんが余っていたアッパにチリペーストをかけて出してくれた。


アッパはお椀状の鉄板で蒸し焼きにしたロティ。朝食によさそうなものだけど、夕食に食べている人もよく見かける。それ自体に味はほとんどなく、ロティとクレープの中間のような食感。特別うまいものではなかったが、余りものらしくタダにしてくれたのでまあよかろう。