2025年1月26日日曜日

アルトゥガマからゴールへ~スリランカ旅行2025(6日目)

 2025年1月19日(日)、この日はスリランカ南西部のアルトゥガマという町で朝を迎えた。

昨夜再び降り始めた雨はまだ降り続いているようで、気分が重い朝となった。6時半頃起床、7時頃傘をさして朝食に出掛ける。


地味な雰囲気が好みの軽食屋に入った。エラワルロティとスリランカンスイーツだという蒸しパン、それにプレーンティーを付けた。


エラワルロティはスパイシーなでっかい餃子のようでめちゃうま。蒸しパンはほんのりココナッツの甘さが効いていてこちらも美味。


紅茶はジンジャーティーとのことで70ルピーと高めだが、占めて270ルピーの満足度の高い朝食となった。


さて、今日は南西海岸をさらに60kmほど南下してゴールという町に行く予定。当初は8時過ぎの列車に乗ろうと思っていたのだが、雨で洗濯物もまだ乾いてないし、1本遅らせることにして9時頃宿を出発。生乾きの洗濯物を持っての移動はあまり気分のいいものではない。


駅に着いたがチケットカウンターは閉まっている。駅員に聞いてみると次のゴール行きは9:48発で、9:30にチケットカウンターが開くとのこと。


電光掲示板は機能しておらず、手動での発車案内。


しばらく待って開いたチケットカウンターで切符を購入。アルトゥガマからゴールまでは3等で140ルピー。


列車は15分ほど遅れた10時過ぎに到着。


結構混んでいて立っている乗客もいる中運よく座ることができた。10:05アルトゥガマを出発。


アルトゥガマからゴールまでの区間は、海沿いを走ってはいるものの海岸ギリギリを走る区間はなくて景色は今ひとつ。席が内陸側の通路側だったということもあるが。


昨日と同じ11:20ゴールに到着。まだ雨は降り続いているが、傘を差すほどでもない小雨で一安心。早速ホテル探しに掛かる。ゴールはスリランカ南部最大の町だけあってアルトゥガマより遥かに規模の大きな町のよう。


駅のすぐ横にあるバスターミナル周辺を当たってみるがホテルは見つからず。お昼になったので先に昼食にする。


小ぢんまりとした食堂に入ってライス&カリーwithフィッシュを注文。


ここは小さいサバか何かのカレーが別皿で出てきた。それとは別に、子供の頃よく食べていた記憶がある目刺(めざし)のようなおかずもあって懐かしくも非常にうまいものだった。また吹っ掛けられるんじゃないかとヒヤヒヤしたけど、450ルピーならまずまず。


さて、再びホテル探しに掛かるがやはり難航。期待した安い商人宿のようなところはなく、ようやく見つかっても5000ルピーなどとバカ高い(と言って2500円くらいだけど)。


ここは最終手段、Booking.comにも出ていたドミトリーもあるBackpacker Galle Hostelに向かった。行ってみるとエアコン部屋のドミトリーしか空いてなかったが値段は1700ルピーとまずまず。


Booking.comだとエアコンなしのドミトリーでも2000ルピーを超えていたので予約なしで来たのは正解だった。ただし仕切りはなくてプライバシーはなく、ベットごとにコンセントやライトもなくて設備的にはかなり今いち。


落ち着いたところでこの感じだとゴールも1泊で十分そうなので、早速町の散策に出掛けることに。ゴールはインド洋に突き出した小さな半島を砦で囲んで作られたかつての城塞都市として有名なところ。滞在している新市街のすぐ南に位置するその旧市街に行ってみる。


城壁の上を歩いて回れるらしいので、メインゲートをくぐって旧市街に入ると早速城壁に登ってみた。


新市街のほうの眺め。


そこから城壁の上を反時計回りに歩いていく。


雨は止んでくれたけど、どんより曇っているのが惜しい。


外国人観光客も多いけど、それ以上にスリランカ人旅行者が多い印象。


豪快に打ち寄せるインド洋の波と相まってなかなかの景色。


半島最南端のFlag Rock Bastion。


途中笛を吹きながらコブラを操るヘビ使いのおじさんを何人か見かけた。


向こうに見えるのはゴール灯台。


このあたりで城壁歩きは終わり、旧市街の中を歩く。


コロニアルな街並みは完全に観光化されており、マレーシアのペナンなんかに近い雰囲気。


オールドゲートをくぐって旧市街から脱出。


そのまま海沿いを歩いていくと魚市場があったが、この時間はもう片付け中だった。


小さな漁船が並ぶ。


海沿いに続く遊歩道。


新市街に戻ってきた。


前方に大きな仏陀の立像が見あるので行ってみると、


シンハラ人顔の仏像。Galu Maha Bodhiyaというお寺のよう。


さらに進むと市場があったので入ってみる。


青果市場だけど、こっちもこの時間はもう終了間際の雰囲気だった。


市場前の鄙びた軽食屋でお茶休憩。


プレーンティー50ルピー。さて、そろそろ宿に戻ろう。


ドミトリーだと洗濯が面倒なのでパスしてシャワーのみ。こういうバックパッカー宿だけにホットシャワーがあるのはよかった。その後18時半過ぎに夕食へ。ぶらぶら歩き回ってみたものの普通っぽい食堂は見当たらず、結局昼と同じバスターミナル前の食堂入った。


何があるか聞いてみると、この時間でもライス&カリーがあるというのでライス&カリーのチキンを注文。でっかいチキンが入ったカレーが出てきた。ここは作り置きで冷めているのがマイナスポイントだが、おかずは昼間と違うし味は非常にいい。


ただこれだと500ルピーは下らないだろうと思っていると、何と昼間と同じ450ルピー。コロンボよりは高いけどこれなら全然許容範囲内。食後にお茶でも飲みたい気分だったけど、気軽に飲めそうな店も見当たらないのでさっさと帰って寝ることにしよう。