2025年2月22日土曜日

タイ南部のハジャイに到着~スリランカ旅行2025(33日目)

 2025年2月15日(土)、この日はタイ南部のハジャイに向かう夜行列車の中で朝を迎えた。

2等シート席での夜行移動、ぐっすりとは眠れなかったけどエアコンなしのおかげで寒すぎることもなくまあまあ快適に過ごすことができた。


バスに比べると圧倒的に席間が広いので、シート席でもそれ程苦痛は感じなかった。10時間くらいならシート席で十分いけそう。6時半頃からようやく空が白み始め、7時前に日が昇ってくるこの時期のタイ。


回ってくる車内販売で朝食を物色するも、あまり惹かれるものがなく、結局唐揚げとカオニャウを買うことに。大きめの唐揚げ2個セットとカオニャウ2個で60バーツ。タレ味が染みた唐揚げはうまかったけど、高いし朝から食べ過ぎた。


列車は割と順調に進み、定刻より10分ほど遅れた9:30ハジャイ・ジャンクション駅に到着。プラチュアップからハジャイまでは650kmの距離があるので十分健闘したほうか。


巨大なハジャイ・ジャンクション駅。カラッとしていたタイ中部と違ってハジャイはねっとり蒸し暑い。今日がたまたまそういう天気だったのかもしれないが。。。


早速ホテル探しに掛かる。何度か来ているハジャイ、前回は予約サイトで予約してレムトーン・ホテルというところに泊まったけど、今回調べてみると高かったので他を飛び込みで当たってみる。


時間が早いのでまあ大丈夫だろうと最初に向かったHok Chin Hin Hotel(福振興旅社)、1泊250バーツとのことで部屋も見ずに即決。


行ってみると窓も大きく広々としたダブル。古びてはいるけど清潔に保たれており、椅子(小さなソファー)やテーブルも充実していてここは大当たり。強力なwifiもあり、今後ハジャイの宿はここでよさそう。


快適だったとは言え座りっぱなしの夜行移動では疲れが取れず、午前中は部屋でまったり過ごす。朝食べ過ぎたこともあってお腹が減らず、13時頃昼食へ。


屋台が多いキムヨン市場周辺に行ってみることに。一見閑散としているハジャイだったが、


市場周辺は結構混雑していてゆっくり食べられそうな屋台がなかなか見つからない。土曜日ということもあってマレーシアからの旅行者が多いみたい。


そんな中ようやく空いている屋台を発見。英語表記のメニューからFried Pork with Riceを選んでみると、


全く野菜っけのないこんなのが出てきた。まあ悪くはなかったけど、こんなのが70バーツとぼったくり価格でガックリ。。。


腹立たしい気分でキムヨン市場を見学するも、どこかアウェーな感覚がつきまとって全く楽しめず。


果物、ドライフルーツ、甘栗などが並ぶが、どれも観光客向けに見えてしまう(実際のところたぶんそうなんだろう)。興味が失せて中には入らず。


これは近くにあるワット チュー チャーンという中国系仏教寺院。華僑の財力を結集したような豪華で巨大なお寺だった。歴史的な重厚感はないけど迫力はある。


タイでは3番目に大きい大都会のハジャイ、暑いしこれ以上歩き回る気になれずそそくさと部屋に戻った。シャワーと洗濯をこなし、旅日記を書いたりしているとあっという間に夕方。


19時前に夕食に出掛けた。まずは近くのLee Garden Plaza Hotel前のナイトマーケットに行ってみると、


めちゃくちゃ賑わっているけどオシャレな観光客向けナイトマーケットという雰囲気。


うまそうな焼き魚もあったけどかなり高め。ここで買うのは止めて昼に行ったキムヨン市場のほうに行こう。


しかしこちらは既にほぼ終了状態で、閉店間際の数軒がパラパラと営業している程度。コロナ前は夜も賑わっていたのに。。。惹かれるものがないまま、あまりお腹が減ってないことだし軽く外で食べて帰ることに。


通り掛かった屋台を覗いて見るとカオトムがあったので今日はこれでいいか。


朝食用のカオトムとは違い、濃厚なスープにたっぷり豚肉が入ったカオトムムー。胡椒と少量の唐辛子、酢を加えるとさらにうまくなった。ただこれも60バーツと高い。なんかハジャイに来て急に物価が上がった感じ。コロナ収束後、マレーシアからのインバウンド急増で物価が跳ね上がっているのかも。


帰りにロビンソンの地下にあるTopsというスーパーで安いArchaというビール(50バーツ)を購入し、何となくすっきりしない気分で眠りに就いたのだった。