2025年2月1日土曜日

バドゥッラからバッティカロアへ~スリランカ旅行2025(12日目)

 2025年1月25日(土)、この日も南部丘陵地帯の山あいの町バドゥッラに滞在中。

6:20起床、7:00に朝食に出掛ける。


幸い雨は止んでるが、寒いのでウィンドシャツを羽織って出掛けた。山には霧が掛かる朝のバドゥッラ。


駅方面に歩いて駅前の小さな軽食屋に入ってみた。この時間食べられそうなのはロティとストリングホッパーくらいしかなさそう。ロティを頼むと、サバカレーとダル、それにストリングホッパーも出してくれた。


ロティは細かく千切ってカレーに浸して食べるんだと教えてくれた。インドのロティとは違って、ココナッツが入っていてボソボソとした食感。激辛のサバカレーとマイルドなダルのバランスが絶妙で充実感のある朝食となった。ロティ1枚にストリングホッパーも食べて280ルピー。


さて、今日はここから北東に進んで、東海岸の町バッティカロアまで行く予定。先日バスターミナルで聞いてみたところ、8:30発のバスがあるというので7:50にホテルを出発した。


8時過ぎにバスターミナルに到着。


しばらく待ってやって来たバスがバッティカロア行きだと教えられて乗り込む。バッティカロアの少し先、カッタンクディまで行くバスのよう。


定刻の8:30バドゥッラを出発。バドゥッラからバッティカロアまでは730ルピーと結構高い。


曲がりくねった山あいの道を進む。


足元の斜面には茶畑が広がっている。


バドゥッラからバッティカロアまでは160kmほどなので4時間くらいで着くものと思っていたのだが、このバスは途中で立ち寄るバスターミナルでいちいち20〜30分停車して遅々として進まない。2時間ほど経ってようやく50km先のビビレ(Bibile)という町に到着。


その辺りから平地になってやっとスムーズ進みだした。


スリランカ北東部は今雨季のようで時折スコールに見舞われる。


そして途中食事休憩などはないまま13:50バッティカロアに到着した。


時間が中途半端なので、昼食は軽食屋のスナックで済ませる。


三角のはチキン、細長いのはベジ。


チキンのほうは、サモサというより餃子そのもので非常にうまかった。チキン2個、ベジ1個にティーを付けて270ルピー。


その後ホテル探しに掛かる。まずはバスターミナル周辺を当たってみたがそれらしいのは見当たらず。


バッティカロアはラグーンに囲まれた東海岸の町。ラグーンに浮かぶ小島の旧市街から、今度は橋を渡って本土側の新市街に行ってみたが、満室だったり、あっても最低2500ルピーと微妙。


そんな中Lotus Garden Guest Innというところで、スリランカでは珍しいコモンバス(バス・トイレ共同)の1500ルピーの部屋を発見。あまり雰囲気はよくないが、値段優先でここに落ち着いた。


時刻は15時過ぎ。後は夕食までのんびり過ごしたいところだが、何となくバッティカロアは1泊でいいかなという気がしたので手早くシャワーと洗濯を済ませて町の散策に出掛けることにした。


先ほどバスで通った幹線道路、トリンコマリーハイウェイを歩いて再び旧市街方面へ。


ブルーカラーが鮮やかなSt. Mary’s Presentation of Jesus Churchという教会。


ド派手なこちらはVeerakathi Pillayar Kovilというヒンズー教寺院。


橋を渡って旧市街に入る。


バッティカロアは湿地帯の町だけにやけに蚊が多いのが気になるが、この時間は涼しい風が吹き抜けて心地いい。


こちらはバッティカロアのジャマーマスジット、Jami us Salam Jumma Masjid。


そこから少し歩いてバッティカロア最大の見どころバッティカロア要塞へ。


ここは城壁の上を一周しても10分くらいの小ぢんまりとした要塞。


中の建物は現役の庁舎として使われているみたい。


さて、バッティカロア観光はこのくらいでいいだろう。バザールを抜けて新市街に戻る。


橋の袂に小さな船溜まりがあった。


ちょうど細いアウトリガーボートが漁に出掛けるところだった。


帰りにラグーン沿いのカフェでお茶休憩。


プレーンティー50ルピー。ここでも蚊にやられることになった。


そのままラグーン沿いを歩いていると、魚屋に声を掛けられた。ラグーンで捕れた魚らしい。ブルーギル、ボラ、ティラピア、キス、コノシロと日本でも馴染みのある魚が並ぶ。ティラピアは1kg800ルピー、コノシロは1kg400ルピーとのこと。


18時過ぎにホテルに戻ると入り口に鍵がかけられていて入れない。電話しても出ないので、先に夕食を済ませることに。後で折り返しの電話が掛かってきて事なきを得たのだが。。。


幹線道路沿いを歩いていると、めちゃくちゃ繁盛している店があったので入ってみた。看板も出てないお店。何があるのかわからないので、他の人が食べているものを指さして同じものを注文。


するとビーフだと言う。牛肉の和え物を蒸したキャッサバか何かにかけたもの。後からスープも出てきた。


ボリューム的にはやや物足りないが、スパイシーで香ばしくてこれが激うまだった。料理名がわからないので二度と食べること出来そうにないのが惜しい。値段も350ルピーとリーズナブルで大満足。


部屋に蚊が多いので蚊取り線香を買って帰った。10巻入りで200ルピーと思ったよりも高かったが、何だかんだで蚊除けとしては蚊取り線香が一番安心感がある。これで今夜もゆっくり眠れるだろう。さて、やっぱりバッティカロアは1泊でいいかな。明日も移動になりそう。