2025年2月2日日曜日

バッティカロアからトリンコマリーへ~スリランカ旅行2025(13日目)

 2025年1月26日(日)、この日はスリランカ東海岸の町バッティカロアのLotus Garden Guest Innで朝を迎えた。

蚊が多いバッティカロアだけど、昨夜は蚊取り線香を焚いたおかげで久々にぐっすり眠れ、気が付くと7時前。


今日はもうトリンコマリーという町に移動することにしたので、慌てて起き出して荷物をまとめて7:20ホテルを出発。歩いて旧市街のバスターミナルに向かった。ラグーンには腰まで水に浸かって投網漁をする漁師の姿が。結構浅いようだ。


橋の上から網を投げて漁をするじいさん達も。


獲れたての魚を買っている人。岸からだと小魚しか獲れないようだ。


こちらは沖に出て漁をしてきたのかそこそこ型が揃っている。


7:40バスターミナルに到着。まずは朝食にする。


ターミナル内の軽食屋入り、今日はアッパにしてみた。


フワフワの食感にほんのりとしたココナッツの甘みと相まって、砂糖を付けて食べると非常にうまい。アッパ2枚にティーを付けて120ルピーと激安だった。


トリンコマリー行きのバスは8:15到着予定とのことで待合いスペースで待機。すると「トリンコマリー行きが来たぞ!」と声が掛かって教えられたバスに乗り込んだ。


8:10バッティカロアを出発。トリンコマリーまでは530ルピーだった。序盤激安だった鉄道の3等で旅していたせいで、バス料金がかなり高額に思えてしまう。


トリンコマリーはバッティカロアから140kmほど北上した同じく東海岸の町。ただ道路はやや内陸側を通っているため道中ほとんど海は望めない。


いろんな花が咲いている湿地帯を通過。


この辺りはGoogle mapで洪水発生中のアラートが出ていたところ。木が水没しているので普段は陸地なのかもしれない。


10:00に軽食屋でティーブレイクとなった。トイレだけ借りておく。


トリンコマリーの手前でようやく海に出た。


この辺りの浜には漁村が続く。


干物を作っているところ。塩けの混じった生臭い臭いが漂う。


道路沿いには魚屋が出ていて無性に魚が食べたくなってきた。今日の昼食はライス&カリーのフィッシュに決定。


そして11:50トリンコマリーのバスターミナルに到着。


一応バスターミナルの周辺を当たってみたけど安宿は見つからず。


立派なヒンズー教寺院。


Shri Badrakali Amman Hindu kovilというカーリー寺院らしい。スリランカでも北東部はタミル人が多いと言っていた。


バスターミナル周辺は諦めて、ホテルが固まっている少し離れたダッチベイ沿いのダイクストリートを当たってみることに。


高そうなホテルやゲストハウスが並ぶ中、安そうなところがあったので聞いてみると、ボロいツインが2000ルピー。ここを2泊で3000ルピーで打診してみたが折り合わず、3500ルピーで妥結。


看板が出てないので聞いてみるとRainbow Hotelとのこと。後で調べてみるとRainbow Beech Hotelというのが間違った場所に出てきたが、正しくはBeer Pub Trincomaleeとなっているところ。


すぐ目の前がビーチでロケーションはいい。ただ、この時期は風が強いし波も荒いのであまり寛げない。


このダイクストリート、格安でリゾート気分を味わうには悪くないが、周りに手頃そうなローカルレストランがないのが難点。


昼食は少し歩いて見つけた食堂に入った。予定通りライス&カリーのフィッシュを注文。


4種類のおかずにアジのフライ、それに何かグレービーと後で酸っぱいスープも出てきた。味もいいしここは大当たり。値段も350ルピーと手頃で大満足だった。


そこから来掛けにバスで通った海沿いの道に出た。こちらは半島内側の内湾部で波は穏やか。


見ると小魚の群れが泳ぎ回り、それを追う一回り大きな魚の姿も。


インタミラインで小さなストリーマーを投げれば釣れそうだが、


残念ながらバックスペースが取れるところがない。


まあ、そもそも今回はフライタックルは持ってきてないのだが。。。


心地いい海沿いの道をしばらく歩いて、


Sea View Roadで半島を横切って中心部に戻る。


ここはその名もメインストリートだけど、あんまり栄えてない感じ。


トリンコマリーではなぜか町中でシカをよく見かけた。


トリンコマリーの繁華街はバスターミナル周辺だけみたい。


その向こうはもう海。


この辺りも漁港になっている。


裏の青い建物は魚市場のようなので覗いてみる。


もうほとんど捌けた後の雰囲気。


ここはまだ十分な品揃え。6番ロッドで掛けたら楽しそうなメッキやカマスも。


こちらはシイラやサワラなど大物専門。


疲れたので横の食堂でお茶休憩。


プレーンティー50ルピー。


ここは庶民の憩いの場所、ダッチベイのトリンコマリービーチ。私の宿はその端っこのほうに位置する。今日のところはこれぐらいにして戻ることにしよう。後はいつものようにシャワーと洗濯こなしてコーヒータイム。


19時頃夕食へ。ここから一番近そうな、昼間と同じNew Raheemiya Hotelに向かった。店に近づくとコットゥを刻むけたたましい音が聞こえてくる。やはりこの時間はライス&カリーはないとのことで頼みの綱、エッグコットゥ450ルピーを注文。


モッサりとしたロティにシャキシャキの野菜が絡むこの食感、ハッと気付いた。何か見覚えというか噛み覚えのあるデジャブーようなこの感覚、これはお好み焼き!カレーソースで食べるスパイシーなお好み焼きだ。これにソースとマヨネーズをかけたら意外とうまいんじゃあなかろうか。


それはともかく、コットゥはボリュームがあるのはいいけど味が単調で、最後のほうは若干飽きてくるのが難点。食後にティーを付けて490ルピーだが、お釣りの10ルピーはチップとして置いてきた。2日目連続コットゥの夕食は避けたいので明日は別の店を探さねば。。。