2025年1月27日（月）、この日はスリランカ東海岸のトリンコマリーという町で朝を迎えた。
ここは同じ東海岸でも、ラグーンに囲まれたバッティカロアと違って蚊が少なくて快適。6時半頃起床、7時に朝食に出掛ける。
今日はいい天気！
宿のあるダイクストリートを下っていくと、
突き当りにトリンコマリー病院があって通勤の看護婦や患者で賑わっている。
その一角にある軽食屋に入ってみた。
四角いのがフィッシュロティ、丸っこいのはスイートとのこと。
その丸っこいのの一つは、中にうぐいす餡のようなあんこが入っており、さっぱりした甘さが非常に美味。リングドーナツほうは見ての通り、砂糖付けすぎで甘すぎ。3個は多すぎた。全部で230ルピー。
そこからビーチに出てみる。今日はいい天気だし、風も昨日ほどではなくてとても気持ちいい。
さて、今日はトリンコマリーのまだ歩いていないエリアを散策。この馬は乗馬用の馬だけど、この時間は放し飼いにされていた。今日は奥に見る岬の先端まで行ってみる。
まずは昨日は前を通り過ぎただけだったカーリー寺院を覗いてみた。
天井にはヒンズー教世界を描いた不気味な装飾が。結構迫力がある。こんなのどうやって作ったんだろう？
奥では儀式が行われていた。
そのままバスターミナル方面に歩いて、
向かいにあるパブリックマーケットに入った。
野菜や果物を扱う青果市場。
日本でもお馴染み野菜が並ぶが、大根や人参はかなり小さめ。種類が違うのかも。
色とりどりの果物にそそられるが、今回は食べ過ぎでいつも満腹なのでなかなか手が出ない。
隣には魚コーナーも。
昨日歩いたメインストリートの1本北側のセントラルロード。実際はここがトリンコマリーのメインストリートという感じ。
バナナなら何でも揃う、バナナ屋。
今度は海側の、昨日も立ち寄った魚市場を探索。
さすがにこの時間は活気があった。ここではボラとか、
サメなど、日本ではあまり食べない魚も売られている。
こちらは大物コーナー。
次はここからKonesar Rd.を歩いて、岬にあるフォートフレデリックという要塞跡に行ってみる。
立派な角の雄ジカ。
干物屋。
海沿いに出て岬方面に進む。
フレデリックフォートの門をくぐって中に入る。
立ち入りは自由みたいだが、中は陸軍の施設になっておりやや物々しい雰囲気。
途中にあったフォートカフェでお茶休憩。観光地価格かと思いきや、、、
軍が運営しているからか、プレーンティーが20ルピーと激安だった。
土産物屋が並ぶ道を奥に進むと、
岬の先端はコネスヴァラム寺院というヒンズー教寺院。サンダル預け代20ルピーを払って中に入る。
この大岩の裏側に回ることができる。
断崖の上に建つコネスヴァラム寺院。
切り立った崖がなかなかの迫力。
寺院の中では儀式が進行中。
周りの壁画というか模型はこの寺院の歴史を表しているんだろうか？
ジャックフルーツの木の下で。
1624年にヨーロッパ人がやって来たということか？
崖の割れ目。
帰りに岬の根元にあるGokanna Rajamaha Viharayaという仏教寺院に寄ってみた。
パゴダと立仏があり、上に登れそう。
こちらには全く参拝者はいないが、
城壁も見られるし、
北側の海岸線の景色もいい。コネスヴァラム寺院よりもこっちのほうが個人的にはお勧め。
さて、そろそろ町に戻ろう。途中Deer Parkという公園の脇からビーチ出られそうなので行ってみると、
さっきゴーカナ寺院から見えていた海岸に出た。右にゴーカナ寺院、左にコネスヴァラム寺院が見える。
するとちょうど沖から漁船が戻ってきた。
ボートを砂浜に引き上げる。
今日の漁獲はムツような魚。
魚市場前に戻って、昼食は昨日お茶休憩で立ち寄った食堂で食べることに。ライス＆カリーのフィッシュを注文。
すると出てきたのはさっき獲れていたムツのような白身魚のフライとフィッシュカレー。悪くはなかったけど、青物好きとしては期待外れ。味付けもあまり好みではなかった。これが500ルピーなら、昨日の店のほうがマシだったな。
今日の活動はこれにて終了。天気に恵まれて気持ちのいい町歩きができた。日差しが強いので木陰がありがたい。部屋に戻ってシャワーを浴びると、今日は天気がいいのでズボンも洗濯しておいた。そして18時半頃夕食へ。
ちょっと遠いけどメインストリートのほうまで出掛けてみることに。昨日その辺りを歩いたとき、何軒かベジレストランを見かけたのだ。ベジレストランはおそらくタミル系で、ミールスか、それがなくともパロッタくらいはあるだろうと期待。
Vinagayar Veg Restaurantというところに入ってみた。するとやはりこの時間ミールスはないようで、よくわからないので他の客が食べているのを注文。先日コロンボで食べたパンケーキのようなもの。ドーサイというらしい。
チャナ、じゃがいも、カボチャのカレーにチャトニーが付いた。これがなかなかうまくて、中でも香ばしいチャナと、クリームシチューのようなじゃがいものカレーが最高だった。夫婦2人でやっているようで、どれも丁寧に作り込まれている感じ。これは当たり。
テイクアウトの客が次々に訪れるのも頷ける。食後にプレーンティーを頼むと紙コップで出てきたのは残念だが、ドーサイを2枚食べて240ルピーと懐にも優しくて大満足。スリランカ料理は基本的に量が多いので、たまには夕食はこれくらいの軽めにしておくのも悪くないと思った。
