2025年1月29日(水)、この日はスリランカ北部の内陸に位置するバブニヤという町で朝を迎えた。
昨夜は蚊取り線香のおかげで快適に過ごせたが、5時半頃には目が覚めてしまったのでコーヒーを淹れて、音楽を聴きながらしばし寛いだ。7時頃朝食へ。ホテル近くのベジレストランが開いていたので入ってみた。ガラスケースを眺めてドーサイを選択。
頼んでないけどワデーも出てきたので食べてしまって朝から満腹。どうせ今日は昼を跨いで鉄道移動予定で、昼食はちゃんと食べられそうにないのでまあいいか。
食後にプレーンティーを付けて310ルピー。一旦部屋に戻って身支度を整えると、列車の時刻まで時間があるので、まだ歩いていないエリアを散策してみることに。
町の北側に湖があるので行ってみたのだが、
なかなか水辺に降りられるところがなく、湖に出られそうな小道に入っていくと、
ヒンズー教寺院に行き当たった。
Kudiiruppu Sri Sitthi Vinayagar Templeという寺院らしい。
湖の流れ出し。
さらに先に進んでみたものの、
何もなさそうなのでこのくらいにして町に戻る。
するとモスクの向かい側に青果市場があるのを発見。
色とりどりの野菜が並ぶ。
市場が今ひとつパッとしないスリランカだけど、さすがにこの時間帯は活気がある。
ジャマーマスジット。
さて、部屋に戻って荷物をまとめて9:40、ちょっと早いけどもう出発することに。今日はここバブニヤから、いよいよスリランカ最北部(最北端ではない)の町ジャフナに向かう。
途中で昼食用のスナックを買って駅に向かった。
駅で聞いてみると、乗る予定の10:45発の便は11:20発に変更になったとのこと。
単に遅れているのか本当に運行スケジュール変わったのかわからないが、10:50になってようやくチケットカウンターが開いて切符を購入。バブニヤからジャフナまでは3等で280ルピーだった。
列車は案内通り11:20に到着。すぐに出発となった。
車内は意外と空いていて窓側の席を確保。
この列車には珍しく売店とトイレがあった。コロンボからジャフナまではスリランカでは最長の路線だからかもしれない。
列車はひたすら田園地帯や湿地帯を進む。
昼食は買っておいたスナック。お馴染みのピッタラロールスとエラワルロティ、160ルピー。
本土からジャフナ半島に入るエレファントパスを通過。橋かと思ったら埋め立て地のような感じ。
そして13:50、約140km距離を2時間半でジャフナに到着。やはり鉄道はバスに比べて速いし安い。
立派なジャフナ駅。
早速ホテル探しに掛かる。まずは駅周辺を当たってみるが、安そうなところはどこもフルとかオールブックドで断られる。何か宗教行事でもあるんだろうか?
ジャフナはその住民のほとんどがタミル人で、内戦時には激戦地になったという。かつてはコロンボに次ぐスリランカ第2の都市だったらしいが、そんな大きな町だけに交通量が多い上、埃っぽいというか砂っぽくて小石がしょっちゅうサンダルに入ってきて歩きにくい。
狙いをバスターミナル方面に変えて当たってみると、個室は最低で3000。ドミトリーが2000で見つかったけど、ドミトリーにそんなに払いたくないので保留。
いい加減歩き疲れたところでたどり着いたUK Inn GHで、3500のところを粘って2500ルピーにしてもらってようやく決着。
狭めだけどテレビと、なぜかアイロンとアイロン台まである。そんなのなくていいのでもう少し安いほうがよかったのだが。。。手早くシャワーと洗濯を済ませると、時刻は16時半。もうちょっと町をぶらついてみようかとも思ったが、疲れたのでコーヒー休憩。
その後まだ明るさが残る18時過ぎに夕食を兼ねて少し散策してみることに。ここのところベジ食続きでノンベジを食べたい気分だったので、ノンベジ食堂がありそうなジャマーマスジットに行ってみる。賑やかなパワーハウスロード。
バスターミナル裏手には果物の露店が並ぶ。
ジャマーマスジットがあるジャマーモスクレーン。
そこにある鄙びた雰囲気の食堂に入った。とりあえずフィッシュを注文し、後は言葉がほとんど通じないので適当に頷いていると、
フィッシュフライにストリングホッパーが出てきた。やっぱりこの時間はライスはないみたい。それにダルとフィッシュカレーグレービーか。全部冷めているのがマイナスポイントだが、味は悪くなくて300ルピーと値段もリーズナブルでよかった。
帰りにカフェに入って食後のお茶にする。
ここはプレーンティーが40ルピー。さて、明日は今回の旅で最も楽しみにしていた場所の一つ、近郊のデルフト島という島に行ってみようと思っていたのだが、天気が悪そうなのであっさり中止に決定。ホテルを変えて、ジャフナを満喫したいところ。