2025年2月7日金曜日

ジャフナからマンナールへ~スリランカ旅行2025(18日目)

 2025年1月31日(金)、この日もスリランカ北部の町ジャフナに滞在中。

昨日で室内の蚊は撲滅できたようで快適に眠ることができた。6:00起床、6:50朝食に出掛けた。昨日の店に行ってみるとまだ準備中だったため、別の店に入った。


近所のじいさん達が新聞を読みながら寛いでいるような店。ここもアッパがあったので今日もアッパにした。それにミルクティー付ける。


ほんのり甘いココナッツミルクの餡がうまい。それに北部ではミルクティーも濃くてgood。全部で240ルピー。さて、今日はここジャフナから西海岸沿いを120kmほど下ったマンナールまで行く予定。


8時発のバスがあるとのことで7:20ホテルをチェックアウトして出発した。雲が多めながら天気は悪くなさそうな今日のジャフナ。


7:30ジャフナのバスターミナルに到着。


聞いてみると、あれだと教えてくれたバスに乗り込んで出発を待つ。


定刻の8:00ジャフナを出発。ジャフナからマンナールまでは460ルピーだった。


段々晴れてきていい天気。途中一時的に混雑してきて座れないほどの客が乗ってくる区間もあったが、概ね空いていてゆっくり座っていることができた。


9:45頃ティーブレイク。


途中なぜか幹線道路を離れて細い道に入っていった。Anthoniar Puramという町に立ち寄るみたい。意外にも結構な乗降があり、Uターンして幹線道路に戻った。スリランカのバスはいちいち小さな町のバスターミナルにも入るし、時間は掛かるけどサービスがきめ細かい。


マンナールは橋で繋がっているけど一応島。島に繋がる橋に入る。


程なくフォートの城壁が見えてきてマンナール島上陸。


そして11:00マンナールのバスターミナルに到着。


早速バスターミナル周辺からホテルを探しながら歩いて行くと、


Google mapには載っていない安そうなSun GHというのを発見。聞いてみるとバス・トイレ共同のツインが2000ルピー。


正直言ってボロさを考えるとかなり割高感は否めないが、宿探しに時間と労力を使うのが面倒になって2泊で3500ルピーに値切って妥結。


荷物を置いて昼食がてら散策に出掛ける。


マンナールは思っていたよりかなり小さな町で、


賑やかなのはバスターミナル周辺と橋の袂のモスク周辺の一画くらい。


ただ、こののんびりした雰囲気は嫌いではない。


公設市場のマンナールマーケットに入ってみたが、


金曜だからか閉まっている店も多くて閑散としている。


バナナ屋の人に写真を撮ってくれと頼まれる。


鶏小屋を前に、鶏肉屋の人からも。スリランカで写真を撮ってくれと頼まれたのはマンナールが初めて。


続いて魚市場へ。


獲れたものなら何でも売るスリランカの魚市場。


そのすぐ向こうは海。ビーチというより干潟という感じ。


こちらはバスターミナル脇の商店街。


ここでも写真を頼まれた。


なんかノリが今までのスリランカと違う気がする。


昼食はバスターミナル近くのキャンティーンのような食堂に入ってみた。ベジのみだがライス&カリーもあった。


値段を聞くと、やや間があって350ルピーと言う。ベジにしては高いなあと思いつつ払うと、250ルピーだったと言って100ルピー返してくれた。たぶん英語で2って何て言うんだっけ、と考えてthreeと言ってしまったんだろう。


これが手食では熱すぎるくらいにアツアツで非常にうまかった。デザートの甘味(右のドロっとしたやつ)も付いて250ルピーはかなりリーズナブル。ここは当たりだった。


満足したところでマンナール名物のバオバブの木を見に行ってみることに。Baobab Treeまで1.2km。


標識に従って歩いていく。マンナールの町にはなぜかロバが多い。


バオバブの木に到着。あれっ、なんか背が低いなあ。バオバブの木ってもっとぬぼーっと高いイメージがあったのだが。。。


ただ幹の太さは凄かった。何となくゾウを思い起こさせるここのバオバブ。


胴回り21.1m、高さ10.5m。


その少し先が海のようなので行ってみる。


海に出た。やはり潮が満ちてきたら冠水しそうな干潟の雰囲気。


素敵なペイントの船。この辺りのボートはカヌーのような形のものが多かった。


帆を張って進む船も。


近くの集落をぶらつく。


また写真。


カフェでお茶休憩にする。


何とここはプレーンティーが1杯30ルピーだったが、


40ルピー渡すとお釣りは飴だった。


親切でフレンドリーなマンナール人たち。こちらは18歳の青年。頼んだわけでもないのに、「免許を持ってないから町まで送ることはできないんだ」と申し訳なさそうに言ってきた。


もちろん歩いて町に戻る。


今回はマンナールのもう一つ見どころ、ダッチフォート行ってみる。


スリランカの海辺の町ならどこにでもあるフォート。


もう見飽きた感もあるけど、


タダだし景色はいいので行く価値はあると思った。


周囲を堀に囲まれた四角い形のフォート。さて、今日は天気がよすぎて、日光を浴びすぎて疲れた。そろそろ部屋に戻ろう。


いつものようにシャワーと洗濯を済ませてコーヒーブレイク。18時半頃夕食へ。ノンベジ料理を食べたい気分だったのでモスクほうへ出掛けた。


食堂が並んでいる一画の中でそこそこ繁盛している店に入った。


Weligama Hotelという店。やはりこの時間はライス&カリーはないようなので、パラタにフィッシュとダルを注文。


フィッシュフライとフィッシュカレーのグレービーが出てきた。スリランカスタイルで、細かく千切って混ぜて食べる。


ここはパラタもカレーも作り置きで冷めているのが残念だったが味はなかなか。フィッシュフライは好物のサバのような青物系でうまかった。パラタを3枚食べて290ルピーと値段も良心的。


帰りにスーパーで歯磨き粉を買って帰った。スリランカではインドと違って大抵の町にスーパーがある。スーパーだと自分で商品を見ながら選べるのがいい。これがインドやパキスタンになると、店の入り口付近に座っている店主に欲しいものを伝えて出してきてもらうことになる。


ホテル近くのベジレストランで食後のお茶を。ミルクティーにしてみると、ここも濃いめでうまし。


120ルピーだったのだが、お釣りはまたしても飴。


買ってきた歯磨き粉は、コルゲートかと思ったらニセモノのクロガード。まあ何でもいいのだが。40g入りで125ルピーのところ、5ルピーの持ち合わせがなかったので120ルピーにまけてくれた。さて、ここは隙間だらけなので、蚊取り線香を焚いて寝ることにしよう。