2025年2月2日(日)、現在スリランカ北西部のマンナールという町に来ている。
昨夜はやはり暑いので扇風機を点けたまま寝たのだが、夜中に起きて消したので今朝の体調は上々、下痢も大丈夫そう。朝方何度か目を覚ましつつ微睡んでいると、気付けば既に7時過ぎ。すぐに起きて朝食に出掛けた。今日もいい天気のマンナール。今日はこれからアヌラーダプラという町に移動の予定なので、手早く済ませようと近場のベジ食堂でスナックにしておく。パリップワデー2個とベジロールスを選んだ。
それにティーを付けて240ルピーは高い気がするが、まあ気にしないでおこう。調べてはないが、8時発のバスがあるんじゃないかと睨んで7:40にホテルをチェックアウトして出発。
バスターミナルに行ってみると、アヌラーダプラ行きのバスはまだ来ておらず、8時半発とのこと。慌てる必要はなかったみたい。
やがてやって来たバスはコロンボまで行くエアコンバス。エアコンバスは寒い上に高いのでできれば避けたいところだが、他に選択肢がないので仕方ない。ウィンドシャツを着込んで出発を待つ。生きているかはわからないけど、各席に充電用のUSBコンセントもあった。
バスは8:40マンナールを出発。ここからアヌラーダプラまでは115kmほどなのだが、エアコンバスだけに700ルピーと高かった。車内の温度は21℃。そんなに冷やさなくてもと思うけど。。。
橋を渡ってマンナール島を離れ、ここからは海岸沿いに道路はないので内陸に進む。すると急行バスなのか途中停車が少なくて、3、4時間は掛かると思っていたのにあっという間の10:30アヌラーダプラに到着。
てっきり手前にある旧市街のバスターミナルに入って停まるものと思っていたのだが、幹線道路沿いで停車しただけで出発。降り損ねて少し先の新市街手前で降ろしてもらった。
何かと便利そうな、鉄道駅もある旧市街方面に引き返す。アヌラーダプラは仏教遺跡で有名なスリランカでも指折りの観光地。前回も来たような気がするが、全然覚えてないので記憶違いかも。意外と発展している大きな町だった。
これが新市街と旧市街の境い目になっている時計塔。
几帳面に横断歩道を渡る人たち。車はちゃんと停まってくれる。
ホテルを物色しながら歩いてきたが、目ぼしいところは見つからず、予め目を付けていた旧市街外れのゲストハウスが固まっている路地に入った。未舗装の小道を歩く。
そうしてたどり着いた1軒目は平屋建てで簡素な雰囲気のThuru Sevana Nivahanaという宿。最初に通された角部屋のダブルは明るくて風通しがよさそうだが値段は1泊3000ルピー。
2泊で5000ルピーまで値切れたが、まだ高いので他を当たってみようとすると引き留められ、少しグレードの落ちる部屋に案内された。
とは言えマンナールのSun GHとは比べものにならないくらいにきれいな部屋。これが2泊で4000ルピーなら文句はないのでここに落ち着くことに。さすがにアヌラーダプラは観光地だけに宿泊施設のレベルが高い。
落ち着いたところでちょうど昼時なので昼食がてら散策に出掛ける。しかしアヌラーダプラ旧市街は思いの外活気がなく寂れている感じ。飲食店も少ないし、旧市街に宿を取ったのは失敗だったか。
それはさておき目についた食堂に入って昼食にする。
いつものようにライス&カリーのフィッシュを注文。ここも好物のサバカレーが出てきた。
幾分味が濃いめだが、甘めのおかずがあったりと味のバリエーションが充実していてなかなかgood。食後にティーを付けて440ルピーと値段も良心的でgood。
満足したところで前にある公設市場っぽいところを覗いてみる。
八百屋や果物屋が並んでいるが、
あまり活気がなくて見応えなし。
日曜だからか中はほとんどシャッターが降りてりて、日本の地方の商店街を思い起こさせる寂しい雰囲気が漂う。
旧市街のメインストリート。この鄙びた雰囲気は嫌いではないけど。
ブルース・リーの映画をやっているのかと思ったら、どうやらジークンドー教室の案内みたい。ちょっと興味あり。まさかスリランカにジークンドーの継承者がいたとは!
電線を渡るサル。
アヌラーダプラは観光地のわりにいろんな人から声が掛かる。手前の人のお兄さんは横浜で働いているんだそう。そう言えば、観光地なのに全然外国人を見かけない。みんな新市街のほうに滞在しているんだろうか?
ここから再び地道を歩いて、
Nuwara wewaという湖の畔にやって来た。
日差しが強烈なアヌラーダプラだけど、湖畔は涼しい風が吹き抜けて気持ちいい。
まるで板のような平べったい形のボート。
すると犬が近付いてきて、
湖に飛び込んだ!プルッと震えて水けを切った犬。暑気払いに来たのかも。
そこから新市街のほうに歩いていると、橋の下を流れるいい感じの渓流を発見。よさそうなポイントだなあ(釣りに)と眺めていると、
ザブンっと音がしてサルが飛び込んだ(写真真ん中ちょっと上の飛沫)。見ていると周りの木にはたくさんサルがいて、ほとんどは岩や倒木伝いに、あるいは枝からジャンプして川を渡っているのだが、中には失敗して落ちたのか、川に飛び込むサルもいる。たぶん半分遊びでやっているんだろう。
倉庫のようなホームセンターがあったので入ってみる。
買う気はないけど、こういうのは見ているだけで楽しい。
12個入る卵ケースは240ルピー(130円くらい)。意外と高いと思った。あわよくばそろそろ壊れそうなコイルヒーターの予備を買おうと思っていたけど、それは見つからなかった。
線路を渡ってアヌラーダプラ駅に行ってみた。
かなり立派なアヌラーダプラ駅。
ただ便数は少なくて上下それぞれ1日3本ずつくらい。ちょうどいい時間の便がないので、今回はここからの鉄道移動はなさそう。
喉が渇いたのでお茶を飲んで帰ろうと食堂に入った。
ここは砂糖を入れたお湯にティーバッグを浸して出すタイプ。プレーンティーが1杯50ルピーだった。さて、部屋に戻ってシャワーと洗濯を済ませ、あとは音楽を聴きながらコーヒーを飲んで寛ぐ。18時半頃夕食へ。
ここは幹線道路からかなり奥まっているので静かなのはいいけど、周りに何もないのが難点。ここから一番近い、昼と同じマーケット前のMakkah Hotelまで行くことに。
消去法で最近の定番パラタを注文。頼んでないけどチキンカレーが出てきた。昼と同じフィッシュカレーも出てきたけど、そっちは断った。それにキリホディとチャトニーが付く。
スパイシーなチキンカレーとチャトニーに、クリーミーなキリホディが相まって味はなかなか。ただ、パラタもカレーも冷めているのが残念。やはり肉が入ると途端に値段が上がり、食後にティーを付けると490ルピーとなかなかの値段になった。