2025年2月3日(月)、この日はスリランカ北中部のアヌラーダプラという町で朝を迎えた。
泊まっているThuru Sevana Nivahana、部屋に蚊はいて時おりプ〜ンと近付いてきてくるのだが、蚊帳のおかげで安心して一夜を過ごすことができた。6時過ぎに起きて先日キャッシングした分の返済をすると、日銀利上げで多少円高が進んで1ルピー=0.525円くらいになっていた。7時過ぎに朝食へ。日中は暑いけど、朝はひんやりとしてTシャツだと寒いくらいのアヌラーダプラ。
旧市街周辺ひとしきり歩いてみたけど、まだ閉まっている店が多い上に惹かれる店も見当たらず、またまたHotel Makkahにやって来た。
初めて見るインディアッパ(ストリングホッパー)で何かを包んだようなものがあったので試してみることに。
生春巻きのようなものを想像していたのだが、中はココナッツフレークに黒砂糖をまぶしたような餡でかなり甘め。ただどちらかと言うと甘いものが食べたい気分だったのでバッチリ。それを2個にティーを付けて180ルピー。
さて、アヌラーダプラは仏教遺跡で有名な観光地。もはや大枚(4000円くらい)を叩いてまで遺跡を見たいとは思わないのだが、せっかくだし他にやることもないので今日は旧市街の西側に位置する遺跡エリアを散策してみることに。
といってもただ道を歩いて外から見るだけだが。鉄道駅過ぎてしばらく歩いて見えてきたこれが遺跡エリア旧市街の境い目か。
今日も天気に恵まれたアヌラーダプラだが、歩道沿いには木立の日陰があって助かる。
先端部が折れた巨大なストゥーパが見えてきた。
もう少し近付いたところ。
反対側には日差しに照らされて白く輝くストゥーパ。
そして足元には大トカゲ。しかしその先に進もうとすると警備員が近付いてきて、この先はチケットがいると言って止められた。普通にバイクやトゥクトゥクが走っているただの道路なんだけどなあ。。。
仕方なく別の道に進む。こちらは小ぶりなストゥーパ。
白装束に裸足の参拝者がバスで大量に来ていた。意外にもアヌラーダプラは外国人観光客よりもスリランカ人参拝者のほうがかなり多い印象。こういう仏塔の類は欧米人にはあまり人気がないのかも。そう言う私も興味ないので人のことは言えないが。
遺跡地区突き当りのBasawakkulama Tankまでやって来た。タンクって言うくらいなので人造湖なのだろう。
胸まで浸かっている人がいるけど、
沐浴ではなく洗濯中だった。神聖な場所ではないらしい。
遺跡公園内では水牛が放牧されていた。
頭のてっぺんが白くてかわいい水牛の親子(たぶん)。
これは先ほど遠くから見えていたやつか。
遺跡エリア中心部の様子。
道沿いにはお供え用の花などを売る露店が連なる。
沼に映る逆さストゥーパを鑑賞。
町中で見かけるのとは違う種類のサルもいた。
そこからさらに歩いて新市街までやって来た。
時刻はそろそろお昼。食堂を探しつつ歩くも、惹かれるところは見当たらず。
市場があったので覗いてみたけど、衣類中心で見応えなし。
メインストリートから1本奥にあるモスク。
その向かいに食堂があったのでそこで昼食にした。
ここもムスリム系だが給仕は全員女性。妙齢のおばさま方の笑顔が素敵な店だった。
やはりライス&カリーのフィッシュを注文。ボール一杯のご飯におかず4品、それに大きな切り身の入ったフィッシュカレーが出てきた。
緑色のやつはシソみたいなハーブとココナッツに青唐辛子が入った和え物。激辛だけどご飯が進む。おかずもバンバン追加してくれて食べ過ぎた。納得の450ルピー。
帰りに旧市街のマーケット近くの軽食屋に立ち寄ってお茶休憩。
ここはプレーンティー1杯40ルピー。
さて、暑さはそれほどではないものの、日差しが強すぎてかなり疲れた。部屋に戻って手早くシャワーと洗濯を済ませ、午後はコーヒーと音楽でまったり過ごした。そして19時頃夕食へ。
今日は残念ながら作り置きの在庫あり。細かく切って、ダルとキリホディと一緒に供される。
う〜ん、ロティが硬くなっているし、やっぱり冷めていてちょっと今いち。これで食後にティーを付けて340ルピーはハズレだった。
ここの店員がなぜかドコモのらくらくスマホを持っていて、言語を英語に切り替えてくれと頼まれた。何だか使いづらいスマホで、一応切り替えることはできたけどほとんどのアプリは日本語のまま。こんな超ローカルな製品を作っているから日本は衰退していくんだろうなあ。。。
それはさておき、物足りない気分なのでデザートにマンゴーを買って帰った。ちゃんとしたやつは1kg600ルピーと高いので、萎びたおつとめ品クラス1kg300ルピーほうを購入。1個だと120ルピーのところを100ルピーにしてくれた。食べてみると、見た目はシワシワだけど意外にも酸味が効いてさっぱりしたマンゴーだった。