2025年2月5日（水）、この日はスリランカ西海岸中部に位置するプッタラムという町で朝を迎えた。
隙間の多いWestern Palaceだけど、昨日液体式の蚊除けを貸してくれたので安心して横になったところ、夜中の2時頃蚊にやられて起こされる羽目に。やはり蚊が入り放題の部屋に液体式では力不足のよう。
ちょうど使いかけの蚊取り線香があったのでそれに火を点けて再び眠りに就いたのだが、寝付けないままうとうとしているうちに気付くと既に7時半。すぐに起きて朝食に出掛けた。
揚げ物の気分ではないので、何かほかにないかとぶらついていたところ、小さな軽食屋に黄色いご飯のおにぎりのようなものを発見。アッパもあったので今日はおにぎりとアッパの朝食にした。
おにぎりはスリランカのお米だけに持とうとするとポロポロと崩れてしまうけど、中に具が入っていて程よくスパイシーでうまい。
食後にはしょうが入りのプレーンティーを追加。おにぎりが50ルピー、アッパが80ルピー、ティーが50ルピーと明朗会計の180ルピー。
さて、今日はキャンディという町に移動しようと思っていたのだが、まだ日程に余裕があって時間を持て余しそう。プッタラムは何もないけど小ぢんまりとしていて居心地は悪くないので、今日はここでもう1泊することにした。
とは言え本当に何もないプッタラム、特に行きたいところもないので午前中は部屋でまったり過ごすことに。今でこそただのボロい安宿のWestern Palaceだけど、かつてはそこそこのホテルだった痕跡が随所に見られる。
バス・トイレとは別に洗面台があるし、テレビはないけどテレビ台が残っている。ベッドサイドにコンセントと扇風機のスイッチがあるのもありがたい。隙間だらけだし水道はどれも漏水気味だけど（そのせいで壁がシミだらけになっている）、意外と居心地はいいのだ。
そんなWestern Palaceの部屋でひたすらダラダラ過ごし、お昼を回ったところで昼食に出掛ける。昼食はやっぱりライス＆カリーが食べたいので、今日もお昼はG.T.C.Hotelへ。メインはフィッシュを選択。
相変わらず気前のいいG.T.C.Hotelのライス＆カリー。おかずはダル以外は全部昨日と違うし、何よりどれも味がよくてうまい。思う存分食べて350ルピーは破格に思えた。
私は日本では毎日単品のスパイスカレーを作って食べているが、決して豪華ではないけどこんな充実した食事は作ろうと思っても作れるものではないし。日本のスリランカ料理屋でも食べられないことはないけど、今や1食1200〜1300円はするだろう。
帰りにガラスケースの中のスイーツをおやつにテイクアウト。
さて、食後もやっぱり行くところはないけど腹ごなしに散歩。とりあえず海辺まで歩いて、Puttalam Beach Parkを散策。
ビーチパークと言っても海はラグーンなので砂浜はない。
これはNew Puttalam Jetty。
海に刺さっている看板によると、この桟橋から半日10000ルピー、1日20000ルピーでボートが出るらしい。
見るからに浅いラグーンの海。煮干しサイズの小魚がたくさん泳いでいた。
あとは明日の移動に備えてバスターミナルでキャンディ行きのバスの時刻を確認し、
パブリックマーケット内のカフェでお茶を飲んで帰ることに。
すぐ横をドブが流れるドブサイドカフェ。
ここはただのプレーンティーが1杯50ルピーだった。部屋に戻ってシャワーと洗濯を済ませると、あとはコーヒーを飲みながら再びダラダラ。と言っても、せっかく書き上げた旅日記を間違って消してしまい、テンションダダ下がりの中必死にもう一度書き直していたのだが。。。
その後19時前に夕食へ。パラタは避けたい気分だったので、ドーサイでも食べられそうなところはないかと探してMahudhoon Starという結構大きなレストランに入ってみた。
ここはいつ通り掛かっても客足が絶えない、プッタラムでは人気のレストランのよう。大きいだけにスリランカ料理なら何でもありそうだ。ドーサイはあるかと聞いてみると、ここではドーサイは注文に応じて作ってくれるらしい。
プレーンドーサイ3枚と、出来合いの料理から今回はビーフレバーのカレーを選んでみた。頼んでないビーフカレーも出てきたけど、それには手を付けず。
ビーフレバーは、私の好みからすると味が濃すぎだったが、ダルと混ぜて中和するとなかなかいけた。この辺りの筋っぽい牛肉と違って、適度な食感がありつつ食べやすいのがいい。アツアツのドーサイは油っこくなくて食が進む。550ルピーと思ったより高かったけど、お腹いっぱいになったしまあそんなもんだろう。
別の店でプレーンティー（50ルピー）を飲んで部屋に戻った。せっかく買っておいたおやつがあるけど、昼も夜も食べ過ぎて手が伸びず。明日の朝食に回そうか。さて、今夜はおとなしく蚊取り線香を焚いて寝ることにしよう。
