2025年2月23日日曜日

ハジャイからパッタニーへ~スリランカ旅行2025(34日目)

 2025年2月16日(日)、この日はタイ南部の中心都市ハジャイで朝を迎えた。

扇風機を止めて窓全開で寝たが、網戸あって毛布もあるHong Chin Hin Hotelでは蚊に悩まされることもなく気持ちよく眠ることができた。6時半頃起床。


いつものように7時頃朝食に出掛けようと思っていたのだが、あまりお腹も減ってないし、さっさとハジャイを離れたい気分なのでコーヒーを飲んで荷物をまとめ、7時半頃ホテルをチェックアウトして出発。


今日はここハジャイからマレー半島東岸を100kmほど東に進んでパッタニーという町に行こうと思っている。当初は訪れる予定はなかったパッタニー、ハジャイまで一気に夜行移動したおかげで時間に余裕ができたので、ここからはタイ深南部を楽しむつもり。


パッタニーは鉄道路線から離れているので今日はロットゥーでの移動になる。なのでまずは中心部から2kmほど離れたハジャイのバスターミナルに向かう。前回2019年にも歩いた記憶のあるドブ川沿いの道を進む。


25分ほど歩いてハジャイのバスターミナルに到着。ロットゥー乗り場はターミナルの南西端にある。


パッタニー行きは20人乗りくらいの大きめのマイクロバス。この辺りではロットゥーとは呼ばず普通にバンと呼ばれている。


次の便は8:30発とのことで、満員になった8時半過ぎに出発。ハジャイからパッタニーまでは140バーツ。


途中一瞬だけ海の近くを通過。


10時半前にはパッタニーに着いていたのだが、乗客一人ひとりを希望の場所に送っていくため、中心部で降りたい私は後回しにされて10:55パッタニーに到着。


中心部と思われるマスジット・クラーン(パッタニー中央モスク)の前で降ろしてもらった。思っていたよりも道路が広くて大味な雰囲気のパッタニー。


その割に交通量は少なくて妙に閑散としている。それはさておき早速ホテル探しに掛かる。


まずは目を付けていたPalace Hotel(長昇大旅社)に行ってみたところ、220バーツとのことで即決。


部屋に行ってみるとダブルベッドに一通りの調度品が揃ったよくある旅社の部屋だが、ここはあまり清掃が行き届いておらずかなりうらぶれた雰囲気。受付のおばちゃんが無愛想なこともあってかなりの場末感が漂う。まあ220バーツなので文句はないが。


ちょうどお昼時なので散策がてら昼食に出掛ける。まずは近くのドールン市場に行ってみたが、時間遅すぎたのか早すぎたのか、営業している店も少なく今ひとつ。


そのままマスジット・クラーンの1本裏手の通りを下っていくと、繁盛している店があったので入ってみた。サテ(串焼き)の店のようだがほとんど言葉が通じず、なんとかサテアヤム(鶏の串焼き)とだけ伝えて待っていると、


インドネシアで食べたちまきご飯のロントンとサテが出てきた。サテは10本も出てきたけど、朝食を抜いているのでまあいいか。


ナッツベースのまったり甘いタレがうまい。さて幾ら掛かるのかと思っていると、60バーツと予想よりも安くて満足度高め。


近くに揚げバナナを売る店があったので、おやつに10バーツ分買っておく。


その後は散策。まずはやっぱりマスジット・クラーンに行ってみる。さすがにタイで最も美しいモスクと言われているだけあって素晴らしい。


タマネギ頭の部分はよくあるペイントではなくウグイス色の石を使っていて上品な仕上がり。


中の様子。ヒンヤリとした風が吹き抜けて気持ちいい。


次はその斜め向いにあるムアンパッタニー生鮮市場へ。


建屋ごとに魚、


乾き物系、


果物野菜と並んでいるが、この時間はもう片付けている店も多くてもう閉店間際の雰囲気だった。


カラフルな建物が並ぶパッタニーの町並み。


続いてパッタニー川沿いを散策。向こうにもモスクが見える。


ローアーンモスクというモスクらしい。


ムスリムらしい派手なペイントの漁船。ここから5、6kmほど下ると海に出る。


北大年と書いてパッタニー。


殆ど観光っけのないパッタニーだけど、川沿いにはきれいな遊歩道が整備されている。


町の北側は下町の雰囲気。


味のある木造の建物が並ぶ。


ただ観光客がいないのはいいとして、人通りも少ないのでややもの寂しい雰囲気。


だだっ広い通りに交通量は疎ら。さて、そろそろ疲れたので部屋に戻って休憩。いつものようにシャワーと洗濯を済ませると、コーヒーと揚げバナナで午後のひと時を過ごす。


そして19時頃夕食へ。とりあえず昼間今いちだった近くのドールン市場にいってみると、店はそこそこ出ていて昼よりマシだが相変わらず人は少なめ。惹かれるものもなかったので、今度はパッタニーナイトマーケットのほうに行ってみる。


するとこちらは店も多くて大賑わい。


うまそうだったビリヤニ唐揚げ弁当25バーツを買って、


それだけでは足りそうにないのでパッタイ25バーツも買っておいた。帰りに時々見かけるMy Beerというちょっと安い(55バーツ)ビールを買って部屋に戻った。占めて105バーツの夕食。


ビリヤニはビリヤニというよりカレーピラフという感じだが、これはこれで非常にうまい。唐揚げにスープも付いて25バーツはかなりお得に思えた。パッタイは甘口だけどたまに食べるとやっぱりうまい。今日は南タイ満喫の充実した一日となった。