2025年2月25日火曜日

パッタニーからヤラーへ~スリランカ旅行2025(36日目)

 2025年2月18日(火)、現在タイ深南部のパッタニーという町に滞在中。

昨日は始めから蚊取り線香を焚いて寝たのでゆっくりと眠ることができた。6時頃起床。だいぶ東に進んできたためか、単に季節が進んでいるだけなのか、ここではこの時間にはもう明るくなっているので6時半頃朝食に出掛けた。


今日は昨日見つけたティーウィワット市場に行ってみた。すると相変わらず人出は少なめだけど店はびっちり出ていて見応えがある。


外の路上で販売する人たち。


飲食コーナーはあまり充実していなかったので、今日はロティの包み焼きを買って帰ることに。2個で20バーツ。


中身は肉と野菜の炒め物のような感じで、甘い味付けの餃子といったところ。何かで南タイの料理はタイの中でも辛いというのを読んだことがあるが、それはあくまでタイ人が多い南部地域の話で、マレー系が多いこの辺り深南部は別の話なのかもしれない。


さて、今日はここパッタニーから南(内陸)に40kmほど進んでヤラーという町まで行く予定。近いけど乗り物事情がよくわからないこともあり、準備が整った7:40ホテルをチェックアウトして出発。


3kmほど離れたバスターミナルまで歩く。


30分ほどで町外れの辺鄙なところにあるパッタニーバスターミナルに到着。


需要がないのかバスは停まっておらずロットゥーばかり。聞いてみるとヤラー行きはそのロットゥーでもなくベンツだと言う。


指差されたほうに行くとベンツ乗り場があった。パッタニー↔ヤラー間はそんなに利用客が少ないんだろうか。ヤラーまでは75バーツ。満員になるまで待たされるのかと思ったら、


8:20乗客2人ですぐに出発となった。止められてのチェックはないが、やはり爆弾テロが散発する地域だけあって途中に検問所があった。


1時間ほど走って9:20ヤラーに到着。ヤラー駅前で降ろしてもらった。


ちょうど1年前にも訪れているヤラー、泊まるのは初めてなので早速ホテル探しに掛かる。去年来たときに何軒か旅社があるのは確認済みだが、駅から近いThepvimarn Hotelはまさかの満室。


次に向かったHua Ann Hotel(華安旅社)は空室があり、すんなり泊まれる運びとなった。


結構ボロめのダブルが280バーツ。クオリティからすると高めな気がするけど、今回の旅社は当たりが多かったことを差し引くとまあ普通。


落ち着いたところで午後には閉まりそうなピモンチャイ市場を見学に出掛ける。


もう早朝のピークは過ぎているんだろう、


人出はこちらも少なめではあるものの、


パッタニーの市場とは比べものにならないくらい広大なエリアにずらーっと店が並ぶ景色は壮観。


マンゴーが安かったので久しぶりに購入。1kg15バーツは恐らくおつとめ品クラス。2個で約600g、8バーツのところ、小銭が7バーツしかなかったので負けてもらった。


次は線路を渡って市街地北側のヤラー中央モスクのほうへ。


外観的にはそれほど見応えのあるものではなかった。


そこから西に進むと川に出る。パッタニーの町を流ていたパッタニー川の少し上流部にあたる。


線路の鉄橋の横には歩いて渡れる細い橋もあった。


ただ、割と頻繁にバイクがやって来るのでうかうかしてられない。バイクを避けるため待機スペースで待っていると、


運よく列車がやって来た。間近に走りすぎる列車を激写!その後一旦部屋に戻って少し休憩し、12時過ぎに昼食へ。


駅前をぶらついていると、細い路地の奥に食堂が並んでいて賑わっているのを発見。


その中の一店に入り、他の人が食べていておいしそうだったスープを指差して注文してみた。


ホルモン類とキノコ類は入ったスープ。意外にも酸っぱい味付け。唐辛子を加えて辛みを増してやるとどんどんご飯が進む。ご飯を2皿食べて80バーツと思ったよりは高かったけど、うまかったので満足度も高い。


その後は線路沿いのカフェで食後のお茶にする。ホットティーで何とか通じたものの、


出てきたのはまたしてもミルクティー。すっきりしたプレーンティーが飲みたかったんだけどまあいいか。チャイともミャンマーのラフェッイエとも違う、独特のまったりとしたミルクティー。ここは10バーツと安かった。


あとは部屋に戻って休憩。もう洗濯はしなくてもいいのだが、一応洗濯もこなして久しぶりにコーヒーミックスではなく砂糖なしのインスタントコーヒーを飲んみながら寛いだ。


19時頃夕食へ。ナイトマーケットの場所がわからずほっつき歩いてみたものの、結局見つけることはず。タイでこの規模の町ならないことはないと思うのだが。。。駅前の大通りもこの通り閑散としている。


それどころか開いている店すら見つからず焦っていたところ、ようやく店先に鍋が並んだ小さな店を発見。


豚肉と葉ものの煮物と、もう一つも豚肉の煮物だった。それにアジフライを指差したつもりがめざしが出てきた。煮物はどちらも全く辛さのない甘めの味付け。おいしかったけどタイ料理としてはちょっと微妙。めざしの塩っけがアクセントにはなったが。。。それにしてもこれで70バーツは高すぎ。


帰ってビアチャン(59バーツ)とマンゴーで気休め。そのマンゴーも酸味の少ないまったりとした甘さで若干期待外れという結果に。まあ2個で約30円と、インフレとバーツ高でもはや決して安い国ではなくなったタイにあっては値段相応といったところか。それにしても安かったけど。。。