2025年8月2日(土)、今日はここディスキットからレーに戻る予定。
バスは9時頃来るはずなので、ゆっくり7時前に起床。泊まっているPali GH、食事の提供はないと言われていたので昨日も朝食は外に食べに出掛けたのだが、戻って来ると「朝食準備してたのに。。。」と言われたので、今日は遠慮なく頂くことに。カンビールというラダッキブレッドと、少し酸味が効いた菜っ葉のスープ、それにチャイという朝食。一昨日も頂いたカンビールは、油を引いたフライパンで焼いたチャパティのようなパラタのようなパン。素朴な味で特別うまい訳ではないけど、滅多に食べる機会がなさそうなので貴重な経験ができた。
さて、居心地のよかったPali GHをチェックアウトして8時過ぎに出発。バススタンドに向かう。どんよりとした曇に覆われたディスキット、この感じだと今日もカルドゥン峠は雨だろうな。。。
バススタンド前の軽食屋でチャイ(10ルピー)を飲みながらバスを待つ。
9:18既にほぼ満席のバスが到着。昨日席を指定してチケットを買っておいたので、行きとは反対側景色が見られるように同じ左側の窓席に座れた。
9:25ディスキットを出発、レーまでは250ルピー。
シヨック川を遡っていく。この辺り、地形が複雑過ぎて川の流れる方向がイメージと違うことがしばしば。
この辺りにも砂漠のような広大な砂州が広がっている。
そこからレーに向けて一気に山を登っていく。
この辺りでは少し青空も見えた。
前方に見えてきたのではカルドゥンの集落。
11:10、行きと同様ここで休憩となったが、今回も食事はパス。ただこれ以降レーまで休憩はなく、空腹に耐えることに。ここで食べておくべきだった。
全面ホワイトウォーターの渓谷沿いを進む。
この辺りまで来ると、放牧されている動物が牛からヤクに変わった。
12:10North Pulluのチェックポスト。帰りはILパーミットの提出は必要なかった。
転落して放置されている車。
やはりカルドゥン峠方面は雲に覆われているよう。
転落した車その2。
果てしなく続くジグザグの道を少しずつ上り詰め、
12:50カルドゥン峠に到着。外は冷たい雨だが、今日は霧が薄くて峠の様子を見ることができた。乗客の一人がタルチョ奉納のため暫し停車。
道路上の標識には標高17982フィート(約5484m)とあった。どっちにしても自分史上の到達最高地点には違いない。
下りに差し掛かると、こんな天気の中サイクリストとすれ違った。標高差2000mのヒルクライム、そんなことするのは多分フランス人かイタリア人だろう。
峠の南側はほぼ霧の中。
13:45South Pulluのチェックポストは素通り。
14時過ぎ、彼方にレー市街が見えてきた。
集落が近付くと、乗客の合図で100mもないくらいの間隔で度々停車。その度に屋根から荷物を下ろして時間が掛かる。そのくらいの距離ならまとまって降りてくれよなあ、全く。
そんな感じでなかなか着きそうにないので、15:10バススタンドまでは行かずに旧市街の南東部辺りで降りることに。ここからなら旧市街まで下り基調なので楽。
バスを降りるとレーは雨。ただ傘を差すほどでもないので、ウィンドシャツのフードを被って旧市街方面に向かう。この辺りは下町っぽい雰囲気で結構賑わっている。今日の夕食はこのエリアを攻めてみようかな。
しばらく歩いて15:25Tak GHに到着。前回と同じ部屋が空いていて泊まれることになったが、まだ清掃が終わってないとのことで、荷物を置いて時間潰し。
昼食を食べ損なってお腹が減っているので、タンドールのパン屋でロティ(10ルピー)を買って、
茶店でチャイ(20ルピー)と共に遅めの昼食とした。
戻って無事Tak GHにチェックイン。水浴びと洗濯を済ませて暫し休憩の後、18時半頃夕食に出掛けた。
予定通り先ほど通ったポログランドの東側辺りのエリアへ。この時間のレー、雨は止んだけど涼しいを通り越して寒いくらいだった。気温は20℃くらいなんじゃないだろうか。
カシミール料理屋っぽいResmey Cafe & Restaurantというところに入ってみた。
聞いてみると、この時間あるのはチキンとマトン。マトン180ルピーを注文した。
毎度お馴染みローガンジョシュ。ここはグレービーがシャバシャバ過ぎるのが難点だが、
味はなかなかで、お代わりをして満腹。
近くの八百屋でデザートに洋梨500g100ルピーを買って帰る。
いつものTololing tea stallに寄ってバター入りカシミーリティー(20ルピー)で一服してから部屋に戻った。
洋梨はちょっと傷み始めていて今いちだったが、完熟だと思うことにしよう。満腹だったので1個だけ食べてこの日は終了。