2025年8月19日(火)、この日はキナウル地方の玄関口に当たるランプールという町で朝を迎えた。
この旅ももう終盤で、後はのんびりデリーまでの行程を消化するのみとなった。とは言えまだ暑い平地には戻りたくないので、ここランプールで時間稼ぎすることにしたのだった。ランプールの標高は約1000m、ここまで来ると昼間はファンが必要なくらい暑くなっては来るが、それでも平地に比べると随分快適。値段の割には今いちなSahil Hotelの部屋だけど、押すだけベープが効いてくれてよく眠れた。
7時過ぎに起き出して7:45頃朝食に出掛ける。面倒なのでハイウェー沿いの開いている適当な店に入ってパラタを注文。
ここのはチャナ(豆カレー)と一緒に出てきた。白いのは薄いので、ヨーグルトと言うよりチャース(バターミルク)か。50ルピーでまずまず。
午前中はダラダラ過ごして昼過ぎに昼食へ。ランプールのバザールは斜面に作られているので階段が多い。
そんなバザールを彷徨い歩いていると、アルファベット表記の看板は出ていないが、渋い食堂を発見したので入ってみた。
ランプールはキナウルの玄関口と言っても普通のヒンズー教徒が多いようで、バザール内の食堂は殆どベジタリアンのよう。
ここでも出てきたのはベジターリ。4種類おかず、薄黄色のやつ以外はどれも豆を主体としたカレーだが、豆の種類や味付けは違っていておいしいし食べ応えもあった。
値段も90ルピーと良心的で大当たり。
その後もバザールをぶらぶら彷徨い歩く。
賑やかなランプールのバザール。
果物屋で久しぶりにマンゴーを買っておく。1kg60ルピーと平地価格。500g買っておいた。
ランプールは小ぢんまりとしているけど活気があって私好みの町ではあるが、気軽にチャイを飲める屋台やティーストールがないのが難点。
昨日の屋台は1杯20ルピーと高いし(と言っても高々35円くらいのものだが)。
帰りにハイウェー沿いのスイーツショップに寄ってみると、
ここは1杯10ルピーで納得。ただ、ランプールのチャイは生姜やカルダモンなどの薬味が入ってないシンプルなチャイが主流のよう。
部屋に戻って引き続き午後ものんびり過ごし、19時前に夕食へ。
そろそろこってりしたノンベジが食べたいので、壁のメニューにマトンやチキンもあった朝の店に入った。
マトンを注文。マトンのハーフプレートにチャパティ4枚で180ルピーとのこと。
マトンを頼むと大抵骨ごとぶつ切りが出てきて可食部は少ないのだが、ここは肉が多めで食べ応えがあった。濃厚なグレービーが絶品。あまり繁盛してないみたいだけど、ここも大当たりだった。
帰りに近くのスイーツショップでチャイ(10ルピー)を飲み、デザートにマンゴーを2個食べてこの日は終了。昨日はランプールに来たことを少し後悔していたのだが、私の場合食事よければ全てよし。だんだんランプールが好きになってきた。