2025年8月13日水曜日

マナリ2日目~カシミール・ラダック旅行2025(23日目)

 2025年8月6日(水)、この日はインド北部ヒマーチャルプラデシュ州のマナリで朝を迎えた。

標高はこれまで過ごしてきた町より随分低い2000mほどのマナリだが、天気のせいでひんやり寒いくらい。6時半頃起きると、この日は朝から本降りの雨。


何だか気が重い朝だが、そろそろ開いている店もありそうな7:40頃傘を差して朝食を買いに出掛けた。昨日の夕食の残りのチキンマサラがあるので、できれば熱々のロティでも買って帰りたいところだが、そんな店はマナリでは見当たらない。


仕方ないのでようやく見つけた屋台でプレーンバンズ2個20ルピーを購入し、部屋に戻った。


という訳で今日の朝食はチキンマサラとパン、それに自前のコーヒー。電子レンジがあればいいのだが、そんなものはインドの安宿にある訳もなく、冷めたまま食べる。ただ、濃厚なチキンマサラは冷めていても十分おいしくて、意外と満足度の高い朝食となった。


雨が止んだ10時過ぎに出掛ける。Google mapによると、マナリの南3kmほどのところで左岸側からベアス川に流れ込む小さな沢がある。こんな天気だとダメだろうなとは思いつつ、一応釣り具を持って見に行ってみることに。


バススタンド脇のマーケットエリアを通り抜け、


橋を渡ってベアス川の左岸側へ。


ベアス川はこの通りの激流。


そのまま40分ほど南に歩いて、


件の支流に到着。傍らには水力発電所がある。


こちらもやはり結構な濁りの濁流。


右側の分流なら何とか釣りが出来なくはなさそうだけど、橋が高くてそう簡単に河原に降りられそうもない。


あっさり諦めて来た道を引き返した。


途中の軽食屋でチャイ休憩。


ここは1杯20ルピーだったが、お釣りがないとのことで手持ちの小銭16ルピーに負けてもらった。


川沿いの道路よりも一段高いところにひろがるマナリ市街。


お昼前、マナリに戻ってきた頃にようやく少し青空が覗いた。


昼食は、バススタンド脇のマーケットエリアにいくつか固まっている小さなチベット系食堂に入ってみることに。おばちゃんに声を掛けられて入ったのは、Sagarmatha Dhabaというお店。


ここはノンベジもあるのでマトントゥクパ90ルピーを注文。出てきたのは、、、


こってりとしたうまそうなトゥクパ。実際のところスープも濃厚で非常にうまかった。麺がブヨブヨなのは仕方ないとして、これにチリペーストと酢を少し加えると激ウマに。ここは大当たりだった。やっぱりラダックのトゥクパのレベルが低すぎだったのかなあ。。。


食後にチャイ(10ルピー)を飲んで、帰りはモデルタウンロードの南側にゴンパがあるようなので寄り道しておくことに。


これはHimalayan Nyingmapa Gompaというゴンパ。歴史的な重厚感とかはないけど、


マニ車を一周回して参拝。


こちらは僧院のよう。


中庭の様子。


続いてすぐ近くにあるこちらは、Google mapではHimalayan Nyingmapa Monasteryとあるけど、


実際はVon Ngari Monastic Instituteとあるので学校みたい。


中庭では坊さんたちが何か作業していた。


中国の暴挙を糾弾するメッセージ。


さてそろそろ帰ろう。ゴンパよりも、山の斜面に集合住宅が並ぶこっちの景観のほうが見応えがあったりするマナリ。

部屋に戻って水浴びと洗濯を済ませると、後はコーヒーを飲みながらのんびり過ごす。午後にはまたザーッと雨が降り始めて気分が滅入る。早くもラダックのカラッとした天気が恋しくなってきた。


19時頃夕食へ。今日は無難に昨日の昼と同じ店でベジターリ。


香ばしいタンドーリロティが止まらず、6枚食べて大満足。これで100ルピーはお得すぎる!インドってノンベジになると何で急に値段が跳ね上がるんだろう?


食後にチャイを飲みたいところだったが、店を出るとまた雨が降ってきたのでゆっくり飲めそうもない。足早に部屋に戻り、リンゴを1個食べてこの日は終了とした。