2025年10月9日木曜日

ダッカ2日目~インド・バングラデシュ旅行2025(15日目)

 2025年10月2日(木)、この日はバングラデシュの首都ダッカで朝を迎えた。

泊まっているオールドダッカのShadman Hotel International、ビルの6階にある狭い部屋だけど、それ程暑くない上に静かで快適。蚊取り線香が効いて蚊に悩まされることもなくよく眠れ、6時過ぎに目が覚めた。


7時過ぎに朝食へ。外に出ると今日も朝から雨。25年前同様、雨になると頭にレジ袋を被るリキシャワーラのおっさんがいて微笑ましい。


朝食は昨日の夕食と同じ店に入った。いつものルティ&ショブジを注文。


生地を変えているのか、あるいはルティワーラのさじ加減か、昨日とは違ってサクサク食感のルティ。これはこれで非常にうまいものがある。40タカ。


帰りにホテルの横に出ている屋台で食後のチャー。


練乳を使ったドゥチャーが10タカ。雨なのであまり気が向かず、しばらくだらだら過ごしていたが、せっかくなので25年ぶりのオールドダッカ散策に出掛よう。


ダッカ市街の南を流れるブリゴンガ川沿いまで行ってみようと、宝飾店が並ぶタンティバザール(Tanti Bazar)を下っていく。


ドゥルガープージャの期間中だけに、至るとこに櫓が組まれている。ただ、祝日のためか閉まっている店も多い。


この辺りはとりわけヒンズー教徒が多いよう。


と思ったら立派なヒンズー教寺院があった。


川沿いの道に出たところで昼食にしよう。


店先でルティを焼いている店があったので入ってみた。人の話を全然聞かずにビーフだ、ベジタブルだ、フィッシュだ、と次から次に出してくるが、結局食べたいマトンはないようだ。最近バングラデシュではマトンはあまり食べられなくなっているのだろうか?


そんな訳で今回はチキンを選んで他は全部返却。それにルティを付けた。汁けの少ない濃厚なチキンカレーはルティで正解だった。パキスタンのコルマやカライとも全然違う、スパイスが際立つこれぞチキンカレーと言う味。非常にうまかった。ルティ2枚で160タカ。


その後はフェリーターミナルが連なる川沿いのAhsan Ullah Rd.を下っていく。


ターミナル前の茶店で一服。今回はプレーンティーにした。


バングラデシュではロンチャーと言うらしい。たぶんブラックティーという意味。しょうがが効いていてうまい。ここは8タカだった。


川に架かる浮き桟橋との間では釣りをしている人たちを結構見掛けた。何かがハッチしているのか、そこら中でボコボコライズしているのだが、エサ釣りでは全く釣れている様子なし。


通りにはビンロウジの卸売り店と露店が並ぶ。この辺りは25年前の面影が残っているような。。。


フェリーターミナルが途切れると、昔ながらの小舟が行き来するショッドルガート(Sadar Ghat)に着く。


大型フェリーの間を小舟が行き交う様子はなかなか風情がある。さて、そろそろ戻ろうか。


雨になると巨大な水溜まりが出来て歩きづらい。


ヤギとマトン肉店。マトンを売っているのは頻繁に見掛けるのに、なんでマトンカレーが見当たらないんだろう?


街角に繁盛している茶店があったのでここでも一服。


ここは生乳を使っている。と言ってもバングラデシュはインドのチャイのように茶葉と一緒に煮込むのではなく、温めた牛乳に紅茶を注ぐスタイル。10タカ。


常連客のおっさんたち。こう見えて私より若いんじゃないだろうか?


Rankin St.と泊まっているナワブプールロードに挟まれたエリアは生活感が濃厚でおもしろかった。


ということで夕食は再びそのエリアへ。


繁盛している店に入って聞いてみると、やはりここもマトンはないという。先日のカシミールで目覚めたマトンの味を深掘りしようと遥々やって来たというのに、何ということか。。。仕方なく今日もビーフを注文。ケバブもあったが、グレービーアイテムはないかと聞いて出てきたのがこちら。


たぶんカラブーナ(Kala Bhuna、黒カレー)というやつだろう。それにライタ(ヨーグルトソース/サラダ)が付いた。噛むとほろっと崩れるよく煮込まれたビーフ。その濃いめの味付けに、ほの甘酸っぱいライタが絶妙にマッチして非常に食べ応えがあった。ここは大当たり。


ルティ2枚で180タカ。食後は近くの茶店でドゥチャー(10タカ)を飲み、


今日はデザートに揚げ物屋でドーナツを買って帰ることに。1個20タカで2個購入。


ただ、そのドーナツはあまりにも甘すぎて1個でギブアップ。もう1個は明日のおやつに回そう。またまたマトンは食べられなかったが、ようやく体調も完全復活して満足度(満腹度)の高い一日となったのだった。