2025年10月8日水曜日

クミッラからダッカへ~インド・バングラデシュ旅行2025(14日目)

 2025年10月1日(水)、この日もバングラデシュ東部のクミッラで朝を迎えた。

6時過ぎに目が覚めると、今日のクミッラは朝から雨模様。居心地のいいクミッラ、体調不良もあって殆ど何もしていないのでもう少しゆっくりしたいところだが、あまり日程に余裕がないので先に進むことに。


昨日食べられなかったバナナを食べて朝食にし、荷物を纏めて8時にホテルを出発。ここからは進路を西に変えて再びベナポール国境方面に進むことにして、今日はダッカまで行く。クミッラからは鉄道でも行けるのだが、3時間席なしはちょっとつらい。


ということでカンディルパルの交差点まで歩いて、乗り合いオートでダッカ方面行きのバスが出るシャションガチャバスターミナル(Shasongacha Bus Terminal)へ。すぐに見つかって8:15発。


10分ほど走ってシャションガチャに到着。2km程だが、やはり10タカと激安だった。


オートを降りるとすぐに出発しそうなダッカ行きのバスに拾われて8:30クミッラを出発、ダッカまでは250タカだった。


クミッラからダッカまでは90kmほどの距離。ハイウェーに出るとスイスイ進み、1時間で半分は進んだので2時間くらいで着くのかと思ったがやはりそう甘くはなかった。


メグナ橋を渡ってダッカ管区に入ると頻繁に目詰まりで停滞。


3車線の道路だと思うけど、どんどん隙間に突っ込んできて、5列になって車がひしめき合う。


そんなこんなで90kmに5時間近くも掛かり、ようやく13:10ダッカのサイエダバードバスターミナルに到着。


25年ぶりのダッカ、とりあえずかつて根城にしていたジョンションロードに向かって歩き始めた。


13時を回っているとは言え空腹感はなかったのだが、通り掛かった店先で焼いているヒルシャがうまそうで、思わず店に吸い込まれた。


今日の昼食はヒルシャ(イリッシュ)のスパイシームニエル?これにダルスープが付いた。お代わりのライスは食べられなかったが、おいしく食べられてもう体調は大丈夫そう。170タカ。


近くの茶店で食後のドゥチャー(10タカ)を飲み、


さらに路地を進んでいく。


そうして歩くこと約2.5km、14:10ジョンションロードに到着。しかしさすがに25年前に泊まったホテルの場所など覚えておらず、覚えていたとしてももうなくなっているだろう。


結局ジョンションロードにホテルらしきものは見当たらず、そこから続くナワブプールロードを北上しながら探してみることに。


以前はオールドダッカのメインストリートだと思っていたナワブプールロード、改めて見るとひたすら電気屋や機械屋が続く電気街のよう。そんな中でも数軒のホテルに当たってみたが、やはり外国人不可のようで全滅。


仕方なく、保険として目を付けてはいたものの高そうなので避けたかったShadman Hotel Internationalというホテルに行ってみると、、、意外にもテレビ付きのシングルが650、なしだと550とリーズナブル。


テレビなんて要らないので550タカのシングルに落ち着いた。窓の外はすぐに壁、というよくある独房スタイルの部屋だが、建物がデカいおかげでこの時間でもそれ程暑くないし、奥まっているのでバングラデシュにしてはとても静かなのがいい。


手早く水浴びと洗濯を済ませ、辺りを探索。屋台はたくさん出ているものの、どこまで行っても電気屋ばかり。飲食店や雑貨屋などはほとんど見当たらず。


屋台でチャーを飲んで部屋に戻った。


すっきりしたい気分だったのでプレーンティーにしたが、ここのはしょうが、ライムにミントも入った豪華版だった。10タカ。


その後19時頃に夕食へ。夕食は先ほど路地の奥で見つけた小さな食堂に入ってみた。ここもマトンはないとのことでビーフカレーを注文。今回はマトンを食べまくろうと意気込んで来たというのに、なぜか今のところ全くマトンカレーを見掛けない。


それはともかくほとんど汁けのない濃厚なビーフカレー、ビーフも柔らかく煮込まれていて非常に美味。もちもちのルティによく合う。ルティを2枚食べて170タカ。


先ほどの屋台で今度は練乳入りのドゥチャー(10タカ)を飲み、


露店でマンゴーを買って帰った。ここは1kg220タカのところ、450gを95タカと細かく計算してくれた。


近くのオールドダッカ中心地グリスタン(Gulistan)という交差点では、ちょっと恐怖心を覚えるくらい人が集まって騒いでいた。今日からドゥルガープージャというヒンズー教のお祭りらしいけど、そのためか?デモだったら怖いので、あまり近付かないようにそそくさと部屋に戻ったのだった。