2025年10月3日(金)、今日はここダッカからラジバリという町まで移動する。
せっかく静かなShadman Hotelだったのに、昨日夜遅くなってやって来た向かいの部屋の客が、夜中になっても大声で電話し続けてうるさくて眠れなくなり、さすがに耐えられず文句を言いにいったほどだった。そんな訳で目が覚めてしまい、ほとんど眠れないまま目覚ましで6時に起床。荷物を纏めて6時半にホテルをチェックアウトして出発した。あいにく外は本降りの雨。ラジバリへは鉄道で行くのだけど、ここからダッカ駅までは2.5kmほど。
雨の中水溜まり、ぬかるみだらけの道を歩く気にはなれず、リキシャを捕まえることに。ホテル前にいたリキシャは100タカで脚下。グリスタンまで歩いて、こちらの言い値50タカまで下がったリキシャにお願いした。
足元はビニールシートで防御。
巨大な水溜まりを越え、ドロドロでこぼこのぬかるんだ道を進む。
雨の中、人力の自転車リキシャでがんばってくれたので、チップを上乗せして70タカ払った。
15分ほど走って6:55、コムラプール(Kamlapur)と呼ばれるダッカ駅に到着。
まだ時間があるので、駅前の屋台で朝食代わりのチャーを飲んでおく。
練乳を使ったドゥチャーが10タカ。
今回乗るのは空席があったので早めに予約しておいた、8:00発のシュンドルボンエクスプレスという列車。首都の中央駅にしては小ぢんまりとしたコムラプール駅だが、表示が数字を含めてほとんどベンガル語なので訳がわからず右往左往。
何人もの人に聞きながらようやく奥まったところにあるプラットフォームにたどり着いた。早めに出てきておいてよかった。。。
始発駅だけに列車はすでに入構済み。乗り込んで出発を待つ。ダッカからラジバリまでは2等席で340タカ、それに手数料が20タカ加算されて360タカだった。
定刻の8:00ダッカを出発。
ラジバリはダッカの西100kmほどのところに位置する町だが、列車はダッカから一旦南に進んでいった。
ブリゴンガ川を渡ると進路を西に変える。雨は止んで天気は回復傾向。
さらに広大なポッダ川に架かるポッダ橋を越えて北西方向に進んでいった。バングラデシュはそれ程大きな国ではないけど、網の目のように川が流れているため橋を渡るのに大回りを強いられて時間が掛かる。
それでも以前に比べると橋も増えてかなり便利にはなっているが。そんな感じでU字型に130〜140kmほど走って、定刻より20分遅れの10:45ラジバリに到着。プラットフォームが短くて私の車両には届いていない。
駅舎に行くよりも反対方向の踏み切りを渡るほうが早そうなので、線路を歩いて駅を出た。
ラジバリには、ダッカと次に行くジョショールの中間地点で移動が楽、ということで寄ってみたのだが、思いの外小さな町のよう。
ホテルはGoogle mapに出てはいるものの、入り口がわからずこれまたいろんな人に聞きながらようやくたどり着いたHotel Somobayに行ってみると、
あまり清掃が行き届いてはいないけど明るいダブルが700タカ。狭いシングルは400であったけど、ここを600にしてもらって落ち着くことに。しばらく休憩した後昼食に出掛ける。
ぶらぶら歩き回ってみると、ラジバリは小さな町だけど駅周辺には食堂はたくさんあって食うに困ることはなさそう。そんな中でもメニューが多そうな大きめの食堂に入ってみた。
聞いてみると、ここにきてようやくマトンカレーが見つかった。ということで今日の昼食は久々にマトン。
特別うまいわけではないものの、これでやっとマトン食べたい欲が満たされたのだった。ハーフライスをお代わりして180タカ。
食後にチャーを飲みたいところだが、再び本降りの雨が降り始めたので大人しく部屋に戻った。午後はそのまま部屋でのんびり過ごし、19時頃夕食へ。
ほんの少し賑わってるラジバリ駅前。夕食はその近くにある食堂に入った。
料理を見せてもらうと、チキン、マトン、それに何種類かの魚など。残り少なくなってきたバングラ飯のチャンス、ここはマトン攻めで行こうとまたマトンを選択。ここはタンドールがないので鉄板焼きのルティを付けた。
ルマリロティのような薄いルティ。マトンカレーは濃いめの味付けで昼の店よりこっちのほうが好み。ルティ5枚で200タカと、思ったより高かったけど満足度は高い。
帰りに近くの茶店でロンチャー(5タカ)を飲み、昨日買った激甘揚げ菓子を食べてこの日は終了とした。



























