2025年10月10日(金)、この日はスラートターニーから100kmほど北上したタイ南部の小さな町ランスアンで朝を迎えた。
今日はここからさらに70kmほど北上してチュムポンまで移動する。6時半発の列車に乗るため5時半に目覚ましを掛けていたところ、その前の4:45に目が覚めたので起きて準備。まだ薄暗い5:50にホテルをチェックアウトして出発した。朝が早いタイだけに、この時間でももう市場は営業している。
ちょうど入り口に好物の揚げバナナの屋台が出ていたので、朝食に20バーツ分購入して駅に向かった。
今日の列車はここランスアン6:30始発の普通列車トンブリ行き。
しばらくすると列車がやって来たので乗り込んで待つ。
6:31ランスアンを出発、チュムポンまでは14バーツ。今回の車両は昔ながらの木造シート。たぶん普通のシートの車両もありそうだが、1時間ちょっとの乗車なので問題ないだろう。
どんよりとした曇り空のもとのんびり進んで、
定刻より8分遅れの7:53チュムポンに到着。
チュムポンの新駅舎。
隣には古い駅舎もある。
早速ホテル探しに掛かった。
するとまず入った協利旅社という旅社、古そうで営業しているか心配だったが、
英語は殆ど通じないながらすぐに部屋に案内された。めちゃくちゃ古そうな木造トタン屋根の激シブ旅社。
バス・トイレ共同の部屋が200バーツとのことで即決。電気のスイッチが部屋の外にあったり、洗面用の水道がなくて歯磨きにトイレの水道を使わないといけないなど、決して快適とは言えなさそうだが、マニアには堪らない雰囲気がある。
旅行者よりも、長期で住んでいる中高年の一人暮らし女性が多い印象。10年後には残っているかわからないので、機会があるときに迷わず泊まっておくのが正解だろう。
しばらく休憩した後お昼頃に昼食がてら散策に出掛ける。
カオマンガイが食べたいなあとぶらぶら歩いていると、店先に茹で鶏を吊るしたお店を発見。聞いてみると、カオマンガイのスモールが40バーツ、ラージが50バーツとのことでラージを選択。
鶏ガラスープが染みた山盛りのご飯に、熱々のスープが付く。普段はボリューム的にやや物足りなさを感じることが多いカオマンガイも、これなら十分納得。50バーツの価値は余裕であった。ここはタレの味もいいし、大当たりだった。
さて、食後は腹ごなしに散策。
まずはチュムポン市場に行ってみる。
行ってみるとかなり規模の大きい市場だったが、残念ながらこの時間はもうほとんど閉店済みだった。
続いて町の南西部を流れるタタパオ運河へ。これは途中にあったラックムアンという祠。
タタパオ運河。
運河沿いの遊歩道を歩いていくと、
細い橋が架かっている。
いい雰囲気の小道が奥まで続いているので行ってみると、
お寺の参道のよう。
ワット スバンニミットというお寺だった。
この参道がよくて、柵越しに民家がびっしり並んでいる。柵を乗り越えて出入りするしかなさそうな造り。
満足したところで町に戻る。軍資金を引き出そうとATMにセディナカードを突っ込んでみるも、4軒くらい回って尽く不可。バングラデシュでのキャッシングが怪しまれて制限が掛かっているんだろうか?明日もう一度やってみて、ダメだったらエポスカードでやってみるしかないか。
泊まっている協利旅社の外観。部屋に戻って水浴びと洗濯を済ませると、買っておいたコーヒーミックスを飲みながら休憩。
しばらくすると滝のような雨が降ってきた。タイ南部のこの辺りはまだ雨季のよう。その後18時過ぎに夕食の調達に出掛けた。まずは有名なナイトマーケットに行ってみよう。
しかしこれが意外にショボくて、広い道路の両側に屋台が出ているんだけど、入り口付近には結構固まっているものの、後は疎らに続くだけ。
人気のホイトート(牡蠣が入ったオムレツ)などには惹かれず、一通り見て回って、、、
結局唐揚げ30バーツとカオニャウ20バーツ分、それにビッグCで初めて見つけたBeer Leo Supremeが50バーツと安かったので購入。
という訳で今日も栄養バランス度外視、締めて100バーツの夕食。ただ私の場合、タイでの夕食はまずカオニャウを食べたいというのがあるので、これでも十分満足できた。今日もほろ酔い加減でさっさと寝よう。



































