2025年10月16日(木)、とうとう今回の旅も最終日となった。
今日はここナコンパトムからバンコクに移動して帰国の途に就くのだが、ベトジェット便の出発時間が急に4時間半も早まったため、慌ただしい一日になりそう。当初は午後から移動するつもりだったのに、朝からの移動を強いられる羽目に。5時半頃起きて荷物を纏め、7時過ぎにまずは朝食へ。
ホテルの近く、旧駅前の通りをぶらついているとすぐにお粥の屋台が見つかった。
タイ最後の朝食はやっぱりお粥。シンプルながら充実感のある朝食となった。卵を入れて35バーツ。
その後は市場を少し見て回って、
ゆっくり昼食を食べる時間がなさそうなので、昼食用にちまきを買っておくことに。1個10バーツで2個購入。
ホテルに戻って7:50出発。ここからは鉄道でトンブリの手前まで行き、そこからMRT、ARL(エアポートレイルリンク)と乗り継いでスワンナプーム空港に向かう。旧駅舎からは少し離れている新駅へ。
次のトンブリ行きは8:24発の普通列車。ただ、「料金は本当は100バーツのところ、10バーツにしてやるけど、そのことは列車内で誰にも言ってはいけない」というようなことを言われた。どういうことだろう?普通列車なのに、正式には何か特別料金が掛かるんだろうか?
よくわからないけど、結局10バーツで行けるようなので気にしないでおく。この列車はタイ西部カンチャナブリーのナムトク発トンブリ行き。飛行機の出発時刻が早まったことを考えると、昨日のうちに南線と西線両方の列車が停まるナコンパトムまで来ておいて本当によかった。
列車は20分遅れの8:44ナコンパトムを出発。空いていて余裕で座れた。
しばらく田園地帯を進んだ後、次第にごちゃごちゃしたバンコク郊外に入っていく。
9:47、終点トンブリの一つ手前のチャランサニットウォン(Charansanitwong)駅で下車。
駅舎も切符売り場もない、駅とも言えないようなところだった。
そこに隣接するBang Khun Non駅からMRTのブルーラインに乗り換える。
9:55、程なくやって来た列車に乗車。ARLが接続するペッチャブリーまでは45バーツ。
ここから一旦北上し、チャオプラヤ川を渡ってクルンテープアピワット駅のあるバーンスーを経由して南下、逆U字型に40分弱のルート。
10:32ペッチャブリーに到着。
たぶん10年ぶりくらいに降り立ったバンコク中心部。ただ、そんな感慨に浸る間もなく今度はARLのマッカサン駅へ。
昔は渋滞と複雑なバス路線で困難を極めたバンコク市内の移動だが、今となってはどこにでも電車で行ける便利な町となっている。
ただそんなバンコクも、宿のコスパが悪すぎるのでわざわざ泊まって滞在しようとまでは到底思えないのだった。
10:50マッカサンを出発、空港までは35バーツ。ここから空港までは文字通り一直線。
乗り換えもスムーズに進んで、想定よりも随分早い11:15スワンナプーム駅に到着したのだった。
ここからは18:45から14:15発に変更になったベトジェット便でハノイに向かう。乗り継ぐハノイー成田便も一緒にチェックインできた。
今日のお昼はちまき。何の餡かはわからないけど、ココナッツミルクのまったりした甘さが効いたおいしいちまきだった。ちょっと物足りなかったので3個買っておけばよかったかな。
その後は無人キオスクになっていた出国審査を通過。セキュリティチェックもすんなり通過して、やはりベトジェットだけに30分ほど遅れて14:50頃バンコクを出発。
そして16:50頃ハノイに到着。時間があるので入国して夕食を食べに出掛けることに。
今日はイミグレが空いていて、17:15には到着ロビーに出ることができた。ここから外に出そうになったが、先日はそのせいで空港から出られず延々と歩き回る羽目になったことを思い出した。
3階の出発ロビーから出るのが正解。
日没が迫るノイバイ空港を出て、右側(西)に進む。
15分ほど歩いて初日に泊まったホテルと食堂が固まる一画へ。
まずは掘っ立て小屋のような茶店で一服。
ハノイと言えば緑茶。ハノイはこういう路上カフェ文化があるから断然好み。ただの渋いお茶、1杯5000ドン。
夕食はやっぱりブンチャにした。たぶん初日に入ったのと同じ、Tien Sonというお店。
炭火で炙った豚肉やつみれが入ったスープはピリ辛甘めの味。それにビーフンを浸して食べる。これが50000ドン、タイバーツにして60バーツはちょっと高い気もするが、この先しばらくはハノイに来る予定はないのでよしとしたい。
ひとときの私的ハノイフルコースを満喫して空港に戻ったのだった。そこからさらに5時間ほど時間を潰し、定刻より10分ほど遅れた0:40頃ノイバイ空港を出発。ほぼ満席だったのだけど、スワンナプームでチェックインを済ませたためか最後列一番端の席をあてがわれた。
その列だけは私一人であとは空席。なので横になって休むことができたのはラッキーだった。普段は乗務員が休むのに使う席なのだろう、後で本当にこの席なのかとチケットを確認されたほどだった。
そして定刻より若干早い7:50成田空港に到着。急いで入国審査と税関をくぐり抜け、予定より1本早い電車に間に合って9時頃には無事帰宅することができました。
猛暑が続いて出発時はまだ真夏の様相だった日本も、さすがに10月中旬ともなればすっかり秋の気配。何だか時間に置いて行かれた浦島太郎のような寂しさを感じないでもなかった。
それはさておき、早速フローターバス釣りに出掛けようと思ったら、車のバッテリーが上がってた!これからどうなることやら。。。という訳で今回の旅行記はこれにておしまい。ここまで読んでくださった皆様、どうもありがとうございました!





































