2025年10月15日(水)、この日もタイのラーチャブリーという町で朝を迎えた。
昨夜から降り始めた雨、朝には止んでくれるだろうという希望も虚しく降り続き、時おり激しくなる雨音に何度か睡眠を妨げられる羽目に。今日は朝から移動するので目が覚めた5時半頃起き出して準備。荷物を纏めてから7時過ぎに朝食に出掛けた。軒下伝いに行ける昨日と同じ屋台へ。昨日相席だった客がたべていたカオトムがうまそうだったので今日はカオトムにした。
パッと見昨日のお粥とあまり変わらないけど、ご飯をスープで煮込んでいるのでスープがより濃厚。それに菜っ葉が入っていて少し彩りが加わるのもいい。
出汁が濃いので、お粥には入れない赤唐辛子を加えるとピリッと味が締まってさらにうまくなった。ただ、値段は卵入りお粥が30バーツだったのに対して卵なしで40バーツと思ったより高かった。1食分ずつ煮込む手間が掛かる分高いのか。まあ、うまかったので不満はないが。
さて、部屋に戻って7時半過ぎにチェックアウト。全然止む気配のない雨の中、傘を差して駅に向かった。
今日は定刻8:14発の普通列車でナコンパトムまで行くつもり。ナコンパトムまでは11バーツだった。列車はすでに20分ほど遅れているとのこと。
時間があるので駅前の屋台でコーヒーを飲むことに。カフェローン(ホットコーヒー)を注文。布のドリッパーがあるので濃厚なドリップコーヒーを期待したが、
出てきたのは残念ながらインスタントコーヒー。これが20バーツなので、やっぱりタイではコーヒーは外で飲むものではないな。
駅に戻って待っていると、弱まるどころか滝のような雨が降り出した。記録的短時間大雨情報が出そうなレベル。
そのせいかはわからないけど、結局列車は40分遅れでやって来た。
優先列車の都合かさらに待たされて、50分ほど遅れた9:05ラーチャブリーを出発したのだった。今日はクッション入りベンチシートの車両。空いていて余裕で座れた。
しばらく走ると前方に青空が覗いた。ようやく止んでくれそう。
ラーチャブリーからナコンパトムまでは50kmほどの距離。1時間も掛からず10:02に到着した。
道路もほとんど乾いてるナコンパトム駅前。
確か26、7年ぶりとなるナコンパトム。このプラパトムチェディという巨大な仏塔が町のシンボルとなっている。
町をぶらつきながら3軒ほどホテルを回ってみたが、結局駅近くのMitpaisal Hotel(林道安大旅社)が一番安くて280バーツ(他は300バーツ〜)。
ただここはチェックインが12時からとのこと。待っている間にセディナカードが使えなくなったため先日初めてキャッシングで使ったpaypayカードの返済を試みる。paypayカードは電話か有人チャットで連絡する必要はあるが、繰り上げ返済ができるとのこと。
しかしその有人チャットがなかなか繋がらず、昨日は30分以上待った挙句2回も断念。今回は暇に任せて気長に待っていると40分経ってようやく繋がった。何とかセディナと同じ中2日目で返済できたのだった。その間再びバケツをひっくり返したような猛烈な雨が降り始めて、部屋に入ってしばらく待機。
広々としたダブル、バルコニー付き。ファンが壊れているのに後で気付いたけど、一応窓が開くし今日はそれほど暑くないのでまあいいだろう。
雨が弱まった13時頃昼食に出掛けた。まだ雨は止んでないので先ほど見つけた近場の屋台で済ます。豚肉とインゲンの炒め物と、豚肉とナスの煮物を選んだ
つもりが、煮物のほうは豚肉ではなくさつま揚げのような練り物でちょっとがっかり。30バーツと安かったのでまあ許す。
食べているうちに雨が止んでくれたので、暫し町の散策。
改めてプラパトムチェディを見学。高さ120mちょっとあって、世界最大の仏塔なんだとか。
お寺の本尊。
巨大な金色の涅槃仏もあった。
プラパトムチェディを出て今度は西側にあるオーディアン市場に行ってみたが、
もう終了済みだった。飲食コーナーが細々と営業している程度。
さて、そろそろ帰ろうとホテル方面に戻っていると、
さっき私が入った西側は正門ではなく、こちら(北側 、旧駅舎の正面)が正門だったようだ。屋台が並ぶ参道が延びている。
正式には外国人は入場料60バーツが必要だった模様。
その前にあるボンナコンパトム市場ももう終了済み。
隣のオンプラパトム市場はまだやっていたが、衣料品中心であまり面白みはなかった。
部屋に戻ってシャワーを浴びると、洗濯は省略して旅日記の作成。コーヒーで一息ついて19時頃夕食の調達に出掛けた。
暗闇に浮かび上がるプラパトムチェディ。
さっき入った西側入り口前の広場がナイトマーケットになりそうな雰囲気だったので行ってみると、
やってはいたけど、だだっ広い広場に疎らに屋台が並んでいる程度。期待したほどではなかった。
一通り物色して、消去法で今日は鶏の串焼きを選択。種類の違う3本30バーツとカオニャウ20バーツ分を購入。帰りにビアチャン(60バーツ)を買って、締めて110バーツの夕食。
焼き鳥はささみ、レバーとモモ肉かな。どれも甘めの味付けで、こちらも期待したほどではなかった。それはそうと、帰ってメールを確認すると明日乗る予定のベトジェットエア、バンコクーハノイ便が急に4時間半も早く出発するとのこと。またやってくれたなあ、ベトジェット。安いから文句は言えないけど。。。




































