2025年12月15日月曜日

堤川から永川(ヨンチョン)へ~韓国旅行2025(2日目)

 2025年12月8日(月)、この日は韓国中部に位置する堤川(ジェチョン)という町で朝を迎えた。

泊まっている円安旅館はマットレスの上に布団が敷いてあるのだが、オンドルの熱がマットレスにも伝わって温かく眠ることができた。6時半頃起床。


今日は8時半頃発の列車で永川(ヨンチョン)という町に移動するので7時半頃出発。外に出るとキリッと寒いが今日もいい天気。朝食を食べたいところだが、期待の駅前商店街はまだ。


手頃に食べられそうな屋台も見当たらず、自販機の400ウォンコーヒーでお茶を濁して駅に向かった。


今日の列車は昨日と同じITX MAUM号堤川8:33発。


定刻の8:33出発。


この路線は韓国中央部を縦断するのでトンネルが多め。


それでも快晴の空のもと、様々に移り変わる車窓の景色を楽しむことができた。


2時間ほどの鉄道旅を満喫して定刻の10:30永川駅に到着。


駅を出ると外はカラスの鳴き声以外聞こえない静寂の世界。

点在する高層マンション以外に高い建物がなく、鄙びた雰囲気が漂う田舎町永川。まだ時間が早いので、宿を物色しつつ町を散策する。


商店街があるのか、ちょっと賑やかになってきた。


歩道に露店が並ぶ、結構好きな雰囲気。


公設市場のようだけど、時間帯のせいか、あるいは過疎化が進んでいるためか閑散としている。


内陸部だけに魚は塩漬けっぽいものが多いが、鮮魚もちらほら。これはマグロ?色からするとブリかな。


市場を出て駅前通りを北に進むと、


永川江に出た。


車道の橋を渡って河川敷の公園に降りた。


ここからは下に見えていた歩道の橋を渡って町に戻った。


お腹が空いたので先に昼食にする。屋台があったのでトッポギを注文。


甘みもあるけど激辛のトッポギ。おでんのスープを飲みながら食べる。


足りないのでパジョン(ねぎチヂミ)を追加して満腹、占めて6000ウォン。


お腹が膨れたところで本格的に宿探し。駅近くに旅人宿があったが廃虚になっていた。もう韓国に旅人宿は残ってないのかもしれない。仕方ないので市場近くにあった安そうな旅館へ。常緑長旅館というところ。


聞いてみると1泊35000ウォンとのこと。8畳くらいの広いオンドル部屋。バス・トイレ付き。これで35000ウォンなら妥当だろう。バスタブの栓がなかったので湯船に浸かることはできなかったが。


午後からはシャワーを浴びて、洗濯もこなして後は部屋でのんびり寛いだ。18時半頃夕食へ。市場エリアに行ってみると、店は閉まっているものの食堂は開いている。外から写真のメニューと値段が見える店に入った。


コムタンやクッパの店のよう。よくわからないが、メインであろう左上のコムタンを頼んだ。


激辛料理が多い韓国にあって、コムタンはあっさりした牛骨スープ。塩けが足りないので、付け添えのアミの塩辛を入れるとグッとうまくなった。

牛肉たっぷりで、これで10000ウォン(千円ちょっと)なら今の韓国では安いほうだろう。大満足の夕食となった。


今日もコンビニでマッコリ(1800ウォン)を買って、1本飲み干して眠りに就いたのだった。