2026年2月16日(月)、この日はカティクランからルソン島のバタンガスに渡るフェリーの中で朝を迎えた。
上段の寝台は照明が目に入ってあまりよく眠れたとは言い難いが、それでも完全に横になれるので楽ではあった。バタンガスには5:30着の予定だが、3時過ぎには放送が始まって騒がしくなってきた。そうこうしているうち、早くも4時半にバタンガス港に到着したのだった。
4:40ルソン島に上陸。ここからはバスに乗り換えてマニラに向かうのだが、よくわからないので人の流れに付いてターミナル内のバス溜まりへ。
しかし教えられた車番のバスは見当たらず、聞き回っているうちに「とりあえずこのバスに乗れ」と言われて5:00バタンガス港を出発。
ただこのバスはすでに満席で、通路に置かれたプラスチックの丸椅子に座る羽目に。マジか、これでマニラまで行くのかと思ったら、ターミナルの外のセレスの車庫のようなところで降ろされ、しばらく待ってやって来たバスに乗り換え。
このバスはクバオ行きで、本来私が乗るバス(パサイ行き)ではなさそうだが、今度は座ることができた。
5:30出発。ようやく東の空が白みはじめた。バタンガスからマニラまでは100kmくらい。有料の高速道路も有るので順調にいけば1.5〜2時間で着く。ただ、そろそろ通勤ラッシュの時間でマニラに近付くとなかなか進まなくなってきた。
そしてマニラ南のアラバン(Alabang)で再びバスの乗り換え。ここでパサイ行きに乗ることができた。7:30アラバンを出発。
ここからは本格的なマニラの渋滞に嵌まって遅々として進まず、
結局出発から3時間半掛かって9:00パサイに到着したのだった。
さて、予定ではマニラは最終日に1泊の予定で、空港に近くてここからすぐのバクララン(Baclaran)に宿を取るつもりだったが、3泊するとなると持て余しそう。なので今回は、まだ泊まったことがないマニラの下町キアポ(Quiapo)に泊まってみようか。
ということでLRTで移動。パサイのヒルプヤット(Gil Puyat)駅からLRTに乗り込んだ。ヒルプヤットからキアポに近いCentral Terminalまでは25ペソ。10分ほどで到着。
朝食がまだなので、とりあえずコピコブラウン(15ペソ)を飲んでお腹を落ち着かせた。
ここからパッシグ川を渡ってキアポへ。
マニラの中心部を流れるパッシグ川。
キアポはマニラ最大のゴールデンモスクがあるムスリム街でもある。
カトリック教徒がほとんどを占めるフィリピンにあって異国情緒満天、一種独特の雰囲気が漂う。早速ホテル探しに掛かる。この辺りには安そうな宿がたくさんあるので手当たり次第に当たっていく。
すると最初に入ったところは満室だったが、2軒目のSeven Kids Lodge(入り口の看板はNor & AM Lodgeとなっている)で窓なし、バス・トイレ付きの部屋が450ペソ。
典型的な場末宿だが、まあまあきれいに保たれてはいる。マニラで個室が450ペソなら悪くないだろうと、ここに落ち着くことに。
午前中は部屋で休憩し、12時前に近所の散策がてら昼食へ。
インドネシアのマナドでも見掛けたカツオの生節を売る露店が連なる一画。
Manila Golden Mosque。
マニラ最大のモスクだけど、町の中心に鎮座するカトリック教会と違って通りのどん詰まりにひっそりと佇んでる。
辺りではムスリム装束の男性やヒジャブを被った女性が闊歩する。
バクラランも一帯が市場になって活気がある好みのエリアだが、
こちらも飲食店や屋台がところ狭しと並ぶ好きな雰囲気。
大通りを挟んだ向こうに見えるのは、Google mapに「黒いナザレの小聖堂」とあるキアポ教会だろうか。
昼食は、そんな一画にある小さな食堂の席に着いた。料理も他では見ないようなものが並んでいる。その中で、今回は鶏肉をココナッツスレッドと一緒に炒め煮したようなものを選択。それにスープを付けてもらった。
ここにはスプーンやフォークはないようで、ビニール手袋をはめて手食。スパイシーなチキンにココナッツの甘さが加わって美味。ご飯をお代わりして70ペソと、値段もリーズナブルで大満足の昼食となった。
別の商店に移って食後のコーヒー。コピコブラウン15ペソ。
さて、泊まっているSeven Kids Lodgeのコンセントはまたしても日本式で、部屋でお湯が沸かせない。残りあと3日だが、お茶を飲みたいときにいちいち外出するのも面倒なのでアダプターを探してみることに。
すると東南アジアならどこでも見掛けるMr. DIYというホームセンターで発見。49ペソ(約130円)。水浴びと洗濯をこなすと、手持ちのインスタントコーヒーを淹れて一服。
19時前に夕食へ。この時間人出が増えて、一段とパワーアップした感のあるキアポ。
焼き鳥の屋台が立ち並び、めちゃくちゃうまそうではあるが、
今日のところはフィリピン系ムスリム料理の店へ。ここは昼の店よりもちゃんとした店構えで、料理の種類も豊富。カツオのココナッツカレーとナスの炒め物を選んだ。
スパイシーながら程よくマイルドなカツオと甘辛いナスにご飯が進む。ご飯をお代わりして120ペソと、そこそこの値段になったが満足度も高め。フィリピンではインドネシアなどに比べると食の楽しみが一段落ちるが、このエリアならこれまでとは一味違うフィリピン料理が味わえて、3日間でも飽きずに過ごせそう。
さて、今日はサンミゲルのジンが見当たらなかったので、こちらもフィリピンではポピュラーなTanduayのラムを買ってみた。375mlで77ペソ。これは昔飲んだことがあって悪酔いした記憶があるのだが、果たして今夜は如何に!?



































