2018年10月26日金曜日

新しく買った靴の試運転に赤城山に行くつもりが。。。

飯豊山から帰ってきたある日、だらだらしながらも次の活動計画を考えていると、ふと小さな旅のアイデアを思い付いた。
時期的にはまだ先になりそうだけど、具体的な計画を立ててみたい。そのためには地形図を手に入れる必要がある。地形図は国土地理院のHPでも見られるけど、やはり計画を立てるにはある程度俯瞰できる5万図(1/50000地形図)が欲しい。地形図と言えば紀伊国屋書店。ということで紀伊国屋書店の店舗を検索してみると、自転車で行ける範囲のショッピングモールのようなところにあったので早速出掛けてみた。

ただ、その店舗では残念ながら地形図は扱っていなかった。地形図に関しては、後で国土地理院のHPで取り扱い店舗一覧が分かったのでいずれそちらに行くとして、ふと目に留まったショッピングモール内のスポーツ用品店を見て、次のミッションとしてこのところ懸案となっている山歩き用の靴を物色することにした。

残念ながらそのスポーツ用品店にはよさそうなものはなかったのだけど、外に出て見つけた近くのスポーツゼビオという店でセール品になっていた防水透湿のローカットシューズが4000円くらいだったので購入した。ただその帰り道、ふらりと立ち寄った東京靴流通センターという靴の量販店で、一番欲しかった非防水で山歩きでも使えそうな靴を発見してしまった。



ジョギングシューズだけどオフロードでもグリップしそうなソールパターンで、サイズもちょうどいい。何といっても2689円という価格だったので、さっき買った靴が無駄になりそうだとは思いつつも思わず買ってしまった。どう考えてもこちらが本命。すぐに試してみたくなり、本当は10月後半はサイクリングを重点的にやろうと思っていたのだけど、急遽また山登りに変更し、自宅からはわりと近場の赤城山に行ってみることにした。

赤城山の登山口近くには無料で利用できる県営赤城野営場があるので、初日はそこでのんびりキャンプして、翌日赤城山に登り、靴に問題がなければ次の日さらに奥に行って武尊山に登って帰るという計画を立てた。のんびりキャンプなのでテントをもって行こうかとも思ったけど、ダブルウォールテントは帰ってから干したりずるのが面倒だということもあり、先日の飯豊山山行で使用したまま出しっぱなしになっていたフロアレスシェルター、Wild Oasisをっ持っていくことにした。そんなわけでいつもの車中泊用具と山道具に加え、ちょっと厚手のダウンジャケットと缶詰などのプチ贅沢食料など、多めの食料を車に積み込み、10月22日(月)の朝10時頃、自宅を出発したのだった。

群馬県に入り、赤城山に向けて快走する

ここのところ調子を取り戻しつつあるカーナビがこの時も反応したため、赤城山のキャンプ場を検索、目的地に設定して出発した。途中業務スーパーで買い出しをしたりしながら、いい天気のなかドライブ。やはり関東、特に埼玉、千葉県内は混雑しているので決して快適とは言えないけど、さすがに群馬県に入るとスムーズに流れていく。

だんだん赤城山が近づいてくるのだけど、ナビのルートはそのたびに西側方面に迂回し、また離れてはなかなか近付かない。なんか変だとは思いつつも、ようやく山道に入っていき、午後2時過ぎに到着したのは赤城キャンプ場ではあったけど、県営ではなく、渋川市営のキャンプ場だった。しかも工事車両が駐車してあり、何やら作業中。登山口のある大洞方面にも通り抜け不可とある。

ここはネットも繋がらないし、泊まることもできそうにないのでとりあえず登ってきた林道を下ることに。山を下りてネットで調べてみると、赤城山には群馬県営と渋川市営のキャンプ場があり、やはり間違えて渋川市営のほうに来てしまっていたようだ。これから県営のほうにいくもの面倒だし、先に武尊山に登るか、と思って出発したけど、それほど興味があるわけではない赤城山とか武尊山に登るくらいなら、せっかくここまで来たんだから前回調べて興味がわいた谷川岳馬蹄形縦走をやったほうがいいのではないかと思えてきた。起点となる土合駅近辺までは、ここからなら1時間弱で行けそう、と思い、幸い持ってきていた山と高原地図は武尊山と谷川岳が一緒に載っていたこともあり、急遽谷川岳方面に向かうことにした。

懸念事項としては、今回持ってきたザックが26Lとやや小ぶりなことと、いつもは2つ持つエバニューの900mlの折り畳み式の水筒を1つしか持ってきてないこと。水筒に関しては車中泊用に持ってきている900mlのペットボトルを持っていくこととして、ザックの容量も、幸いシェルターはコンパクトなWild Oasisを選んだこともあり、食料を調整すれば何とかなるだろう。

ということで、16時過ぎJR土合駅付近にやってきた。無料の駐車スペースが見つからなかったため、ロープウェイ乗り場を過ぎたあたりで一旦戻って、この日はすでに数台車が止まっていた谷川岳霊園地の駐車スペースで車中泊することにした。その時は気付かず、下山時に分かったけど、朝日岳方面の登山口に広い駐車スペースがあったのでそっちのほうがよかったかも。そちらは沼田方面からは291号線土合橋すぐ手前を右に入ったところにある。

早速車中泊の準備に掛かり、明日からの計画を立てる。谷川岳馬蹄形縦走は、土合駅を起点に谷川岳と朝日岳を逆U字型に縦走するルート。途中の宿泊地としては谷川岳寄りの蓬峠と朝日岳よりの清水峠がある。時計回り、反時計回りどちらでもよさそうだけど、ネット情報だとテント場としてはぬかるんでいるとのことの蓬峠よりも清水峠のほうがよさそう。自分のペースでは初日谷川岳から登って清水峠まで歩き、翌日朝日岳に登って下山するルートがよさそうに思われ、西黒尾根から登ることにした。そんなことを考えつつ、この日はレトルトカレーを食べ、(第3の)ビールに酎ハイ、ウイスキーも少し飲んで就寝した。

今回の谷川岳馬蹄形縦走計画ルート(Yamakei Onlineにて作成)

というわけで、これからはまたしばらく山歩き中心の記事が続く予定ですが、一応今シーズンはこれが最後になる予定。もうしばらくお付き合いいただければ幸いです。

関連記事:谷川岳馬蹄形縦走2018年10月その①

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